良い子はマネしないでね

先日何かの番組で「電車で痴漢に遭った時の対処法」というのをやっていたのだけれど、今特に必要としていないのでナガラ見していた

いきなり「痴漢です！」と声を上げるのはハードルが高い
もしかしたら手が当たっているだけで「勘違いすんな、ブス！」なんてことになったら恥ずかしい

そうだよねぇと思いながら、若い頃よく痴漢に遭っていたことを思い出した。

電車で尻を触られる
自転車に乗っていたら後ろから来たバイクが抜かしざまに尻を触る

美尻ですか？
どちらかというと扁平尻でして

巨乳ですか？
小さいのんは「ナインやで～」（月亭可朝）でして

露出が多かったり、タイト過ぎる服装でもない
過去記事でミニタイトやハイゲージニットを好んで着ていたと書いたが
痴漢に遭うのはそんな格好の時ではなかった

通勤電車はほぼ毎日同じ時間・同じ車両なので
乗っているメンツもほぼ変わらない
痴漢も毎日乗ってくる

やっぱり最初は「あれ？手が当たってるだけかな？混んでるし」
と思っていた
ただ、放っておいたら「こいつは声を上げることもできない臆病な女か
もしくは触られたい痴女だな」と思われたのか
同じヤツに度々触られるようになった
車両を変えればよかったのだけれど、それは何か癪だった

これはクロだな
いっぺんイワしたらな（イワす＝やっつける）アカンな

どこにでも売っている、ある物を買った

翌日、またあの痴漢が乗ってきた
アホな痴漢はまた自然な感じで近付いてきた

来い来い！カモーン！

痴漢Gメンってこんな気持ちなんだろうかと血が湧きたった

やっぱり尻を触ってきた

キーター！キタキター！

昨日買ったブツを手の甲に
ブッスリ突き刺した

それは

巨大安全ピンです

「こんな大きな安全ピンは何に使うのだろう」と思われる
巨大な安全ピン
使い方によっては全く安全じゃない安全ピン

「痛った…」
痴漢のウィスパーヴォイスが聞こえた

アホーアホーアホー
脳内カラスが飛んでいるよ

満員電車の中で開くと危ないので（刺す方が危ない）
予め開いておいた巨大安全ピンをポケットに忍ばせていた

肉眼では確認できないが
「これ鑑識に回して！」
「ルミノール反応が出ました！」
よくあるシーンが浮かんで笑い出しそうになった

降車駅のごみ箱に安全ピンは捨てたけどね

翌日、アホな痴漢は乗っていなかった
別の車両でまた誰かの尻を触っているかもしれない

痴漢に遭った時は
急にしゃがみ込む、など
人の目が集まりやすい行動をするのが良い対処法だそうです

「この人痴漢されてるかも」という人を見かけたら
「具合悪そうですが大丈夫ですか？」と声掛けをするのが良いそう

「何もしてないのに安全ピンで刺された！」とか
イチャモンをつけられる可能性もあるのでね

安全ピンで刺すとか
ダメ、ゼッタイ

青い炎チロチロの怨念人間しかやりませんから

ではまた～