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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】共助の輪が広がる!フェイスブックグループでの物々交換「あげます&ください石川」

共助の新しい形:フェイスブックグループを通じた支援
能登半島地震の被災者の間で、フェイスブックを利用した新しい形の共助が広がっています。「あげます&ください石川」というグループは、被災者同士が無料で必要な物品を交換できるようにするもので、その背景には深い共助の精神があります。参加者たちは、自分に必要ないものを紹介したり、欲しいものをリストアップして、個人間で連絡を取り合うようになっています。新生活に向けて必要な家具などもあり、お互いに支え合っています。

物々交換の実際
このページには、家具や食器、子供用の勉強机から、飲食店で使われていた調理器具や調理台に至るまで、さまざまな物品が掲載されています。被災地の半壊した家やお店から救い出された品々は、新たな所有者によって再び日常生活の一部として活用されています。これは単に物品を交換するだけではなく、被災地における人々の絆を深め、共助の精神を実践する素晴らしい方法です。

コミュニティの力
このグループは、内灘以北の地域の被災者を中心に形成されており、3月末現在で2164人が参加しています。皆が互いの状況を理解しあいながら、欲しい人はリストアップ、あげたい人は画像をアップすると、必要な人がそれを見て連絡を取り、取りに行くか持っていく仕組みになっています。

個人的な体験から学ぶ
私の知人もこのグループを通じて、大切な品々を必要としている人々と共有することができました。彼女の娘が嫁に行く際に持っていった嫁入りタンスを実家で預かることになり、困っていたところ、このFacebookグループを紹介しました。このシステムを介して役立ててもらうことができ、両者に満足と感謝の気持ちが生まれました。

まとめ
フェイスブックでの無料の物々交換システムは、物資が必要な人々を助けるだけでなく、コミュニティの結束を強化し、共助の精神を育む新しい方法を提供しています。このような取り組みが、他の多くの地域でも実施されることを願っています。

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