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【腰痛で眠れない人へ】入院中の私の解決策

腰痛悪化で入院した私の症状

・あおむけ寝:最も脚が痛む
・左右横向き寝、うつぶせ寝:脚が痛む
・脚を伸ばす:脚が痛む

動いたら痛むのはもちろん、じっとしていても痛みました。

どうすりゃ、眠れんの?

というお悩みの方へ私の入院体験から解決策をお届けします。


私は腰痛悪化で左脚にしびれと痛みが生じ、一睡もできず歩けなくなり、救急車で運ばれ即入院しました。
診断結果は「腰部脊柱管狭窄症」です。

入院で安心して眠れるかと思いきや、むしろ逆で一日睡眠2.5時間~3時間(2分割か3分割で)で毎晩痛みと格闘していました。
痛み止め薬を日々増やしていくのと反比例に、痛みは日増しに強くなり入院4日目に痛みのピークが来ました。消灯前、4人部屋の病室内のトイレに歩行器を使って行ったもののそこで歩けなくなり、人生初の車いすとしびん(夜中用)のお世話になりました。

冒頭の箇条書きのように、どういう体勢をとっても左脚に痛みが生じるので入院してからというもの、病室のベッドでいかにして眠るかを思案しました。
ベッドを平らにして寝るとどういう姿勢でも痛むのでベッドの上体部は90度近く起こします。それでも同じ姿勢を続けると痛みだし、眠りにつけません。
そこで、一番楽な姿勢、そして時間とともに痛みが和らぐ姿勢はというと、「ベッドに腰かける」姿勢でした。
ベッドで痛むと、脚をベッドから下ろして腰かけ、「考える人」になるのです。
しかし、この考える人の状態で眠れれば最高なんですが、そうもいきません。
そこで、考える人の姿勢から上体部を起こしたベッドに背中だけをつけて眠る「ひねり」睡眠を試しました。結果はすぐ脚に痛みが生じダメでした。
次に、上体部を起こしたベッドに左右どちらか近いほうの「肩」だけをつけて眠る方法を試してみました。残念ながら眠りにつく前に脚に痛みが生じ、こちらもうまくいきませんでした。
考える人の姿勢からいかに背中、肩をベッドにつけるか、4日間試行錯誤しましたが、解決策を見出せませんでした。
これ以上どうすりゃ、いいんでしょう?
万事休すか!

ここで私は救世主をみつけました。
ベッドの傍らにある食事用のテーブルです。
これを、考える人の姿勢の前面に持ってきて、ここに左右どちらかの頬をつけ、寝る体勢を確保するのです。腕を置いてその上に顔を乗せても良いです(ただし、腕がしびれてきますが)。
名付けて「授業中の居眠り大作戦」です。
こうしてベッドで眠れない日々からおさらばし、1.5時間睡眠を複数回取ることができました。
腰かけ状態で背中や肩をどうやってベッドに置こうかと、「後ろ」ばかりを思案していましたが、答えは「前」にあったのです。
普段ベッドを使ってない方なら、机と椅子を使うとか、ダイニングテーブルを使うなどでもよいですね。
今度、腰痛で眠れないときに試してみてください。

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