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ギターが一日で弾けるようになる絶対におすすめできない方法 〜②演奏編〜

こんにちは!現役シンガーソングライターの近藤馬之介です!

アコースティックギターの弾き語りで自分の曲を作詞・作曲して活動しています。

こちらの記事では楽器初心者だった私が

一晩でめちゃくちゃギターを弾けるようなった


けれども

絶対におすすめできない方法


を紹介していきます。

今回は演奏編です。

活動を始めた頃のスペックや、初めて購入したギターのことは前編に書いてありますので、参考にしたい方はご覧ください(あんまり方法には関係ありません)

▼前編

今回はよりハウ・ツー的な内容に入っていきます。
とはいえほぼ役に立たないので、気軽に読み流していただければと思います!

⑤アコギで挫折しがちなポイント

実際の方法の説明の前に、初心者がアコースティックギターを弾く際に挫折しがちなポイントを挙げておきます。

それは何と言っても「物理的に弦を抑えられない」という点です。
それにはいくつか理由がありますので見ていきましょう。

・弦が硬くて太い


前編の④で説明した、僕のギターのようなひどい仕様でないにせよ、
アコースティックギターは弦がエレキギターよりも太く、抑えるのにコツが要ります。

・まだ指先が柔らかくて弦が抑えづらい


ギターを続けていると指先の皮が摩擦で分厚くなり、プラスチックみたいになるので弦が抑えやすくなります。
が、ギター始めたての頃はまだまだ指先が柔らかいので、弦がうまく鳴ってくれません。

・抑えたのにコードが鳴らない

意外と多いのがこれです。

「本に書いてあるとおりに抑えているのに、弦が鳴らないところがある…」という方は多いのではないでしょうか?

これは無意識に指が抑えていない弦に触れて、ミュートしてしまっているケースがほとんどです。

ギターのコードは、弦を抑えないで鳴らす部分(開放弦といいます)も多いので、抑える位置を覚えても苦戦することがあります。

また、上記以外にも、ピックで弾くのが苦手で、抑えられても上手くジャカジャカ鳴らせない、というのもよくあります。

私も初心者の頃は非常に苦労しましたし、一番の上達のポイントだと思っています。

さて、上記のポイントを抑えて、実際私がギターを一晩で弾けるようなった方法を見てみましょう。


⑥ギターが一晩でめちゃくちゃ弾けるようになる絶対おすすめできない方法


この手のイメージで手元に飲み物を揃えてみましょう。


まず、手元に好きなお酒を用意します。



度数の高さを問いません。体質的に合うものを心がけてください。

僕の場合は、当時自宅に4リットルのタカラ焼酎があり、寝起きに茶碗でそれを飲むのがモーニングルーティンでした。

このような形で、日常的に嗜まれているものを用意されるのが良いかと思います。

そして適量を摂取してください。

どの程度かというと「

テレビのどのチャンネルを見ても、文字や映像は認識できても、全く意味がわからない

」状態になるくらいまで飲んでいただければ結構です。

眠ったり意識がなかったりするとギターを弾くことはできませんので、意識がありつつも何もわからない状態になることが望ましいです。

僕の場合は茶碗で7杯程度飲んだくらいでその境地に至りました。

なにかつまんだり、チェイサーを挟むなどしたほうが健康的ではありますが、満腹になって眠気に襲われるリスクを考えると、やはりここはストイックにアルコールだけを嗜むのが得策だと思います。

その状態でギターを手に取ります。

すると、なんということでしょう。

あれだけ硬かったギターの弦が、いとも簡単に抑えられるようになっているのです!

一説によれば、脳が制御をかけていることで人間は普段は2割程度の力しか発揮できていないそうです。

関連があるかは明言できませんが、適度なアルコールの摂取によりリミッターが外れ、弦をいとも簡単に抑えられる筋力が発揮されていると僕は思っています。

その状態で、コードを一つ、何でもいいので押さえて、弦を思い切りピックで弾いてください。

僕は唯一抑え方を知っていたEコードを弾きました。

指一本や2-3本で抑えられるコードがおすすめです。

Em、Am、Aあたりがよいと思います。

全部の弦が鳴らなくても、うまく抑えられなくても大丈夫です。

自分の中からふつふつと湧き上がる感情に任せて、一つしか知らないコードをかき鳴らしてください。

ダウンピッキングだけでも、オルタネイトピッキングを使っていただいても、なんでも結構です。

弾けなくて落ち込んだり、つまらない気持ちになるなら、更にアルコールを取ってください。

つまりは、盃を重ねて理性のリミッターを外し、初期衝動にギターを委ねるのです。

僕はこの状態で

4時間ぶっ通しでEコードだけを弾きました。

その結果、

1.長時間弾き続けたことで、力を入れずに弦を抑えられるコツが身についた

2.ずっと同じコードを弾いたことで、コードを抑える精度が上がった(ミュート等のミスが減った)

3.ずっと同じコードを弾き続けたことで、ストロークの基礎が身についた。また、長時間弾き続けると飽きてくるので自然と色々なストロークを試して身に付けていた

4.長時間の押弦で指先が一気に固くなり、弦が抑えやすくなった

5.同じコードでも弾き続けることでどんどん鳴るようになっていき、楽器に対する苦手意識が減った

という効果があり、翌日からは自然と新しく覚えたコードが抑えられるようになっていました。

また、ストロークについても自然にできるようになっていたので、弾き語りができるようになるまではそこまで時間は掛かりませんでした。

こういった形で、

酒の力を借りて突貫でチュートリアルを済ませる

というのが、僕なりの「一晩でギターがめちゃくちゃ弾けるようになる方法」です。

無論、肝臓や指、体調への負担は計り知れませんので、試される際は自己責任でお願い致します。

実際に試されたバk奇特な方がいらっしゃいましたら、コメントで感想など教えてくださればと思います。

繰り返しますが、こちらの練習方法は

絶対におすすめできません。

お試しの際は自己責任でお願い致します。

(上達しない、酔い潰れた、買った酒が不味い、等のクレームへはお答えしかねますのでご了承ください)

この手の話題について機会があれば、次回は自分なりの作曲術などお話できたらと思います。

今日はここまで。


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