なんとなくのエフェクト処理(第一弾?)
再び登場しました。
今回も投稿初の超長文になりましたので忙しい方はスルーしてくださいw
ボカロP達はもう来年のイベント告知でザワザワしてるかと思います。
僕はボカデュオには参加しませんが無色透明祭ならワンチャン?と目論んでます⁈
ネタ曲投稿祭も一度は参加してみたいんですがこういう事にはまったくアイデアやネタが思いつきませんw
存在自体が下ネタだから?(←一生黙れ)
曲作りは12月に入ってまぁまぁ好調です(?)
やはりゆっくり投稿祭の影響か、いろんな曲を聴いていて刺激があったのか、メロが定期的に浮かんできてます。
もしかしたらワンチャン今年最後の投稿ができるんじゃないかとも思ってます(歌とピアノだけにすれば)が慌ててやるより時間かけて納得するまで作り込むか、やっぱ現時点では保留にしとくかな🙄
とりあえずゆっくり祭終わって僕もゆっくりしてきたのでそろそろ重い腰を上げようかと思いますw
さてどうでもいい報告になりましたが今回はエフェクト処理つまりプラグインとかですね?
ツイートにもリバーブをどう使うかなどの意見も見受けられるので僕もおさらいじゃないけどどんな風に普段やっているのか軽く書いてみます。
※はじめに断っておきます、僕は沢山プラグインやらアウトボードを所有してますが決して機械に強くもないしはっきり言ってリバーブやコンプの知識や概念はほぼありません(^^;
トゥルーピークやらなんやらスレッショルドで絞ってアタックを…なんてことも実はよくわかってません。
ほぼ感覚です!
"カンカク"とカタカナで書いてしまうぐらい感覚的にしかやってないので解説できるほど教養ないから「へぇ、そう?んで?」ぐらいの感覚で見て頂けたらと。
エフェクトに関して詳しく知りたい人はよくあるYouTube動画の解説動画でも観た方がいいです。
ただどの解説にも言えると思いますが実際の所全部把握した方がいいかと思うと僕はちょっと違うと思います。
例えばダッキングについての解説とかあるならば全DTMerが必ずしもそれが必要かと言われたら微妙です。
EDMをバリバリやる人はダッキングやゲーティングってわりと必須かもしれないけどメタルなんかのロックやボサノバみたいなオシャレな感じのポップス、ピアノ主体の懐メロ風をやる人にとってダッキングってたぶんほとんどやらないでしょ?
逆にエレクトロニック系バリバリのEDMerがマーシャルアンプをシュミレートしたアンシュミやアビィロードスタジオをエミュレートしたテープなんたらとかロック小僧御用達のコンプをエミュレートしたアナログコンプを再現したプラグインとかそんなに興味はないかもしれないし興味の対象はそっち系じゃないでしょうし。
(勿論EDMでもアンシュミやギター音源は使う人もいるでしょうから必ずしもではない)
ジャンル別に特化したエフェクトテクニックや使用頻度の高いエフェクターの種類はばらけると思うので自分にとって何が必要なのかを把握した方がいいのは勿論、安いからと言って使うかどうかわからないプラグインを集めて安物買いの銭失いになったらアレですからね(←僕のことですねわかります)
僕はロックもEDMもピアノ弾き語りスタイルもなんでも好みという節操ない人間なのでダッキングプラグインやらアナログ機材をエミュレートしたプラグインやら幅広く揃えてますがどちらかと言うとバンドスタイルに向いたエフェクトを好む傾向があります。
やはり無数のツマミやら実機風のGUIを見るとハァハァしてしまいますね🤣
情報収集は勿論大事ではありますが自分には必要ないと思う情報に時間遣うよりまずは自分でDAW開いて実際に動かしてみた方が身につくし実践して得た知識の方が有効的かなぁと思います。
と、また恒例?のクソ長い前置きしてしまいましたが😅
皆さんもエフェクトで何か1つはこだわるものがあるはずです。
リバーブ、イコライザー、コンプレッサー、ディレイetc…
どんなエフェクトの種類にこだわってるでしょう?
楽器や歌声によっていろいろとありますが僕の場合はイコライザーを重視してます。
ボカロPをやっていくうちにイコライザーはかなり大事かなぁと僕の場合は思ってます。特に初音ミクなどのボカロパートは?
グラフィック、パラメトリック、最近では周波数カーブを元にそれぞれのバンド値をダイレクトに調整できるようなデジタル的なものといろいろあって迷うのは確かです。
何が1番いいとか、そんなのは特にないと思うし要は使い分けですよね。
僕の場合ですがボカロを打ち込んだあとまず最初にCubase付属の"Studio EQ"を挿します。これはマルチバンドEQみたいなものでしょうか?
これがわりと細かく音を作れるので手放せないです。これがあるから他のDAWを使いたくないぐらいですw
みんな大好き(?)OTTも優秀ですがStudio〜は4バンドマルチタイプでとにかくいい感じにミクの声をかすれさせたり中低音を持ち上げてくれます
(1曲EQでスカスカにさせて後悔したけどw)
これはミクパートに直挿しします。場合によってはセンドにも重ねてしまう事もありますが?
OTTをはじめ他のグライコなんかも試しましたがStudio EQが僕にはベストでした。
これでボカロパートの声キャラを最初に作ります。
プリセットは使わず自分で調整したプリセットを毎回使いますがボカロの歌声ライブラリーによって調整も変わります。
だいたいこんな感じですね、実際歌わせてみて気になるところをいじっていって必要ならば設定を保存します↓
ミクはこれでいいけどMEIKOの高音はこれだと強すぎるのでミドルをやや上げて高音域をマイナスまで下げる…とかKAITOは中高音の間がやや強い感じがするのでハイとミドルの調整を細かくしたり低域をやや持ち上げてハイを落とすとか。
歌う音域や歌詞の文字によりきなのでケースバイケースですが気になる部分があればそこに時間かけてやりましょう。
ミクの高音域はある程度オケに馴染むけどMEIKOの高音はオケに馴染みにくくヒステリックに感じる事もあるのでMEIKO用プリセットは制作中の曲で模索中です(個人の感想)
そしてセンドトラックにミクパートをルーティングしますがその際に今度はパラメトリック系EQを挿します。
これはStudio EQで持ち上げた音域やひっこみ気味になった音域を修正してやる使い方になるんでしょうか?
要は直挿しのStudio EQで音作り、センドで補正というスタンスですね。
補正という意味ではフィルターなんかもアリですがフィルターは補正というより消去法な気がします⁈
フィルターもたまに使いますが。
僕が気に入ってるセンド用?EQはOVERLOUDのEQ495とPrime StudioのBLACK EQです
EQ495はアナログ回路を再現したちょっと高めのEQですがふくよかさはこちらに軍配。
BLACK EQもアナログライクですがこちらは補正+音作りも得意な感じでドラムなんかにはよく使いますね。
BLACKシリーズはアナログコンプ風のBLACK COMPをずっと使い続けてるぐらい好きなシリーズです。
他にはチャンネルストリップですがSSLのチャンネルストリップ2もいいですし高音域には特に素晴らしいと思うbx-console FOCUSRITEもよく使います。
チャンネルストリップはEQ他コンプやゲート、ディエッサーなども含まれるので便利かなぁと思います。
新たにSSLのボーカル用ストリップも導入したのでこれも今後使いたいと思います。
あと何と言ってもFab Filter Pro Q3を黒金で購入したのでこれも極めたいですねー。
プロ御用達のEQですがやっと導入出来たので時間かけてやりたいです、簡単にしか試してませんがかなり細かく痒いところまで手が届く感じなので絶対マスターしたいですねw
あとは個人的にオススメしてみたいのはMANDA AUDIOの7QっていうフリーのグラフィックEQですね。
EQとしての機能もですがこれはSTEREOからMONOモードに切り替えたりフィルター的なバイパス、ローパスも付いていてCPU低負荷という事です。
EQとしては他のに比べて甘いところありますが供述したフィルター的な補正も出来ますし環境を選ばずイコライジング出来そうなので是非試してみてください。有償版EQには劣るとしてもこれはこれでいいって感じです。
こんな感じでEQ(イコライザー)にはわりとこだわるところがあります。
初音ミクなどのボカロは何も挿してない状態では歌詞も聴きとりにくいしどんなに調声してもオケの関係で歌詞が濁って聴こえたりサ行が耳障りに聴こえたりと皆さんも経験があるかと思います。
かけすぎも逆にボカロ声をカスカスにさせてしまったりと本来の馴染みやすい声質を殺してしまうからEQ調整は難しいです。
ボカロに挿すEQは曲によっては3つも4つも挿す場合ありますが特定の音域だけこれはこのEQで調整するみたいなやり方もたまにしています。
それは1つのEQで全音域をカバーしょうとすると例えば低域を引っ込めると中音域は勿論高音域まで影響してしまうからです。
贅沢ですが各音域別にそれぞれのEQを使うのもアリかなぁと思います。高音域には高音に特化したbx-console FOCUSRITEを使うとか。
ただ環境が弱いと複数プラグイン立ち上げる事になるのでなるべくトラック直挿しで調整してチャンネルフリーズするかセンドでは1〜2つにしとくかなどしないとCPUパワーが心配ですからね…
ボカロや各音色のEQ処理によるそれぞれの音域が失われてしまう現象も当然考慮しなくちゃいけないからEQはわりと沼なところあります…
かけすぎると原音からかけ離れちゃう事になるし無頓着だとペラペラになったり個性が出なかったり…
ある程度自分の方法論を組み込んでみて気になるところは高低別に調整するしかないのかなぁとは思ってます。
ざっくりと何度もリピートして聴いていれば高低で聴いている感覚になれるので?
シンセの場合ではVST音源なんかにパラメーターやエフェクトとしてEQが用意されてるものもありますがプラグインより音源内蔵EQで処理した方がいい時もよくあります。
必ずしもサードパーティ社のプラグインEQで調整しなきゃいけない訳じゃないと思うのでこの辺は各自の判断で行なった方がいいかなぁと思います。
僕もプラグインのアンシュミよりVST音源に内蔵されてるアンシュミをかけた方がバリバリのギター音源に出来るのでアンプシュミレータープラグインはほとんど使いませんしw
滅多にないですがハードウェア音源を録る際にアウトボードのEQを使う事もあります。
ドラムは基本ハードウェア音源でDAWで音声を録る前にコンプや実機のミキサーを通してますがそのミキサーにも4バンドEQが搭載されてるのでそこでイコライジングする事も多いです。
実機のEQとプラグインEQの違いはそんなに把握してませんが実機ならではの音質というか、とても音楽的な感じというのでしょうか?
かけ録りになってしまうのであとからの微調整は諦めてもアウトボード類のEQも他にいいもの揃えたいなぁとは思ってます(?)
ざっとこんな感じでEQによる調整がある程度固まると今度はオケのドラムやギターなんかが重なって当然ボカロパートにもぶつかり影響が出ます。
コンプレッサーもボカロパートに使う事は使いますがどちらかと言うとディエッサーがわりと重要になるのかなぁと最近思ってます。
コンプはどちらかと言えばドラムやギターでまとまり感付けたりする方に集中してボカロパートにはディエッサーで滑らかにしてやる、って感じです。
コンプ+ディエッサーのセットって感じです?
勿論サ行などの歯軋り音や摩擦音を緩和する役目もありますが歌が滑らかになると結果的にヌケが良くなる気がします。
ディエッサーも今のところCubase付属の"De Esser"を多用してますが現在セール中の良さそうなディエッサーを手に入れたのでこれも活用していきたいですね。
あとはSSLのディエッサーが買えればなおよし🤣
ディエッサーは歌には勿論ですがギターやベース、ドラムやシンセなんにでも使えます。
変化はわかりにくいけど例えばギターのカッティングやコードワークも滑らかというかスムーズに聴こえる感じになるかと思います⁈
トラック単体では劇的な変化はあまり感じないけどトータルで聴いた時に全体の音がなんとなくまとまって繋がるように聴こえると思います
(主観ではあります)
どうしてもボカロの歌詞1つ1つがバラけたりしてしまうのならリミッターとかで粒揃えてみたりするのもいいのですがボカロは案外劇的に変化がつかないところが難しいと思います。
僕もよく音割れをさせてしまい投稿して気付く事も多いからまだまだですね💦
もう1つ重宝しているエフェクトにサチュレーション系があります。
ギターやベースにはお馴染みですがボカロにもよく使ってます。
かけすぎると前述した音割れに繋がるけど特にロック系の曲調にはサチュレーターでギターに対抗出来るボカロを作る為に欠かせません。
これもCubaseに付いてる"Soft Clipper"が優秀ですね。
最近はあまり出番なくなりましたが去年はかなり使いました。
いわゆるミクの声を前に出す感じですね。
オケとの相性もありますがサチュレーションを付ける事でリバーブやディレイのヌケ方も変わるからわりと重要ではないのでしょうか?
個人的には最近まで無償配布していたWAVESのLil Tubeがいい感じですね。
デジタル的でヒステリックな歪みとは違い自然な倍音が付いてくる気がしました。
もう1つ Soundtoysのlittle radiator5 も無償配布中にゲットしましたがこれもいいと個人的に思います。
これ書いてる時点ではゆにばすさんのブログ上でまだ配布中です。是非お試しください!
サチュレーションをはじめボカロパートにはプリアンプみたいな機能が付いたプラグインがけっこう有効だと僕は思います。
やはりボーカルですし元は生身の肉声なので歌録りの感覚でプラグインを選ぶ方が僕的にいい気がします。
Cubaseは他にもDu Tubeなどわりと優秀な歪み系が揃えてあるのでサードパーティ社を揃えなくてもいいような気もしますが欲はどうしても出るからいろいろなメーカーものを使い分けたいところですね。
サチュレーション系はけっこう無償配布してるカテゴリーなのでちょくちょくチェックしてみてください。
ARTURIAがいまKORG MS20のフィルターをエミュレートした有償プラグインを無償配布中(12月25日時点)とわりとデカいキャンペーンもふいに出てくるので面倒とは思いますがちょっとの時間を割くだけで収穫を得られるので僕のプラグインテロツイート?も時々チェックしてみてください🤣
まぁ、今回も長々と記載してしまい失礼しましたw
DTM講師のようなタメになる部分はまったくなくただ僕がSSLやこのEQは"Eぞ〜!"みたいに終わりましたが試行錯誤は常にしているつもりです⁈
まだまだEQやリバーブなどのエフェクト理論については未熟ですし感覚的にしかやってないので参考にはならないでしょうが一応僕にもこだわりはあるっていう事で🙄
勿論コンプレッサーも大好きなのでSSL(またか?)のコンプはバリバリ使ってますます♪
とりあえずコンプに迷ったらSSLを買いましょう🤣
(最近またコンプをポチりましたw)
おさらいとして
Studio EQは必須?
OVERLOUDのEQ495とBLACK EQは個人的オススメ⁈
さらにFab Filter Pro Q3があればあんたが大将(?)
ってことで😎
補足としてsonibleのSmart EQというものがあり僕はまだ買ってませんがこれもかなり推します⁈
ドラッグ&ドロップしてパート別にAIが推薦した音域処理を提供してくれる代物で作業の時短にもなりそうだからミックスの効率化ができると思います。
GUIもカッコいいしこれは必ずゲットせねば…?
2023年もたくさん買ってしまうんだろうなぁ。。。
パソコンを新調するつもりではいますがまだなんとも言えないのでこっちの予算をまずは確保しなければ…⁈
では最後まで読んで頂きありがとうございました!
次回は僕の偏見的VST音源の感想とクレーム記事かな?🤣
PS
間違えて最初の投稿記事を削除したのは内緒ということで(?)
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