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あーちゃんの転校

はーい。戦争があまりにも激しくブロードキャストされる今日この頃、それを見始めると心がざわついて仕事が手につかなくなるので、とりあえずニュースの通知を切っている、つかさまきです。

今日から、あーちゃんがヨーヨーと同じ小学校に通うことになりました。

近くに住んでいてもその学年の定員に空きがないと入れてもらえないのがロンドンの公立校。うちは、ヨーヨーの席を良い学校に確保することを優先して、あーちゃんはちょっと離れた学校で待機しつつウェイティングリストに載せていたのです(その顛末はこちら)。

そのため、朝夕合計2時間くらいを子供の送迎に使っていたのが半分以下になるので、思ったより早く席が空いて、ほっとしました。

2ヶ月弱で転校となるあーちゃんはせっかくできたお友達と離れるのが嫌がるかなあと思ってましたが、「お兄ちゃんと一緒」への憧れ度の高いお年頃であることが幸いして、あっさり納得してくれました。よかった。

しかし今朝は流石に、やはり新しい教室で知らない子供たちの中に入っていくことができず、最初、皇帝ペンギンの赤ちゃんのように私の足の間にはまり込み、ビタっとくっついて離れず、あー、これは前の学校と同じように、一週間くらいは毎朝泣くのかな…と、覚悟しかけていたところ、

ひとりの女の子が、あーちゃんに話しかけてきました。

「この絵を描いたの、あなたにあげる」と。

そして名前を聞いてくれて、日本から来たの?と聞いてくれて、あっちで一緒に遊びましょう、と手を引いてくれて、あなたはもしや、子供の皮を被った先生ですか?と訊ねたくなるような鮮やかな手際(?)で、あーちゃんを笑顔にして、サクッと連れてってくれたのです。びっくりした!

それがね、また、小顔で目のぱっちりしたコーカサス系の美少女なんです。いやー、びっくりした。

まあ、そんなかんじの初日でした。

よかった!

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