浮田 健誠 KENSEI UKITA

Professional Football Player AC 長野パルセイロ No…

浮田 健誠 KENSEI UKITA

Professional Football Player AC 長野パルセイロ No.18

最近の記事

ダービー

長野県サッカー選手権大会決勝 vs松本山雅FC 同じ県にライバルチームがあり闘う舞台があることは凄い。 互いの街の誇りをかけた闘い 120分に留まらず緊迫するPK戦 死闘を制して長野県代表へ。 この街にあるチームを誇りに想い 選手と共に闘うサポーターを、本当に誇りに思う。 生まれ育った地元にあるパルセイロというチームを 住んでいる街にあるパルセイロというチームを 遠くからでも応援するパルセイロというチームを パルセイロを応援する全ての人が このチームの誇りを胸に選手と一体

    • 渇望

      天皇杯予選、ルヴァン、リーグ 異なる大会の3連戦。 結果は3連勝。自分への 期待感 現実 力不足 勝利 ゴール 改善点 1週間で3試合この期間色んな感情が湧き出た。 天皇杯予選 初先発や初出場を掴んだ選手や途中から結果を出して勝ちを持ってきた選手。 リーグでなかなか勝てていない中での勝利に、たくさんのパワーとこのままではダメだと次の試合に最高の準備をしようと。思うことができた。 ルヴァン京都戦 3-2 120分の激闘を制した。 Uスタの持つ底知れないパワーを改めて感じ

      • 殻を 破る

        2024.3.30 7節 自身初めてのハットトリック。 その時の全ての景色、感情、歓声。 サッカー人生においてとても印象的な一日になった。 1点目 迷いなく思い切りよく振れている左足。 らしく、一振で局面を破壊し続けられるように。 そして2点目 ようやく取れた複数点。 2点目 衝撃で倒れた時 貴司君に "決まったぞ" と言われた時。 ずっと取りたかった追加点、複数得点をしてチームを救えたこと そんな事、どこかでできなのではないかと思っていたこと。 全く結果が出せず

        • 獲れると確信できる時

          高校生くらいの時から試合の前日特に夜、 明日得点が獲れると確信できるそんな根拠の無い自信に満たされる時がある。 3月19日の夜 試合を明日に控える夜、夕飯の後 最近ブームの読書をしている時 試合の事を考えていた訳でもないのに急に この根拠の無い自信が湧き出てきた。 久しぶりの感覚。 2021.4.17 山口に在籍した時に決めた前日の夜も同じ気持ちだった。 獲ると思ったから、その日にnoteで題名だけ書いておいた。 "獲れると確信できる時" 試合がしたくてたまらな

          強気。

          獲る、とにかく獲る 絶対に目を逸らさない。 なんでもいい、簡単なことではないけれど絶対に決める。 週明けから直前まで頭の中はそれだけ。 初めて強気で挑むことができた。 獲れずに過ごすシーズン。 想像しただけでもうお腹いっぱい。 ピッチにいる全員が、控えも含めると36人の内で得点者になること 改めて考えると凄い確率 でもその数字を残すために長野に来た。 殻を破りに、期待する自分に会うために。 ゴールって最高だ。 ひとつ決まると今までの事が経験、失敗が過程になる。 だからこそ

          開幕

          毎年開幕する直前にすることがある。 毎年立てる自分の1年を通した目標を見てみたり 1試合毎の反省と意気込みを記したノートを読返したり 過去の投稿やゴール動画を見て感覚を思い出したり 今までの開幕前の気持ちを振り返ったり 最終戦どのような気持ちで終えたかを思い出したり これから1試合目が始まろうとする直前に考えることは期待に満ち溢れた想像がほとんど。 そして終わる頃には この経験を糧にとか悔しい気持ちを忘れずにという言葉をよく聞くし自分も振り返る時によく使っている気がする。

          97年組

          初めて同級生が5人もいるチーム 始動してからも過ごす時間が多いので 少し紹介しときます🤝 ・藤森 亮志 長野5年目の長野ベテラン 大学の頃は確かぼこぼこにされました。 たくさん話しかけて仲良くなれました。笑 肩幅めっちゃ広い。 仲良くなると人見知りの時と別人の様です。 結構な人見知り ・忽那 喬司 山口の時から結構対戦してる。 ほんとに二度とマッチアップしたくないくらい速い。 最初1つ上だと思って、敬語使ってました。 今のとこ3日連続一緒に温泉付き合わされてます。 もしか

          長野を背負い闘うこと。

          雪の降る中での、始動日。 目の前でパワーを頂いた新体制発表会。 雪の影響で思うようにボールが蹴れない時間。 街の象徴善光寺での必勝祈願。 来て数日でパルセイロをそして長野を思いっきり感じてます。 長野には 共に闘ってくれるサポーター 最高に素晴らしいスタジアム そしてダービーがある。 4つ目のチームになりそれぞれのチーム、地域での特性やスタジアムの雰囲気がある。 勝ったとき負けたときもそれぞれ。 どのチームも好きな所がありそれは自分をワクワクさせ、モチベーションを爆発さ

          長野を背負い闘うこと。

          5年目

          いよいよ新年が明けて明日から2024シーズン。 今年もどうぞ、よろしくお願いいたします🙏 3年連続での移籍、引越し。 壮大な山脈と雪景色。 大自然が広がる信州長野で迎える5年目。 勝負の年。 走って闘って左足を振り抜きまくろう。 今年こそ見守り続けてくれる心強い皆さんと共に喜ぼう。 上手く抑えようとせず、感情を剥き出しで。 絶対に絶対に結果で自分を証明しよう。

          約束の通過点

          祖父に100試合セレモニーをしてもらおう。 この目標は、大学四年生の頃まだどのチームにも入団が決まってない頃、DAZNで選手がセレモニーをしているのを見た時にできた目標。 めちゃくちゃ幸せだなこれ。と 小さい頃から県外はもちろん北から南まで、時には海外遠征にも足を運んでくれた祖父。 多くは語らないけど、今でもずっと点を決めた時に涙目で会ってする握手には色んな想いが込められてる。 迎えたホーム最終戦試合前。 ユニフォームを着た両親と兄、そして大切に花束を持っている祖父。

          昇龍

          小さい頃から新幹線や飛行機に乗って大阪にある 父の実家に行くのがとっても楽しみだった。 高校生、大学生になり遠征が増えて大阪に行く時はいつも家に寄っていた。 プロサッカー選手になって、1人の選手として1人前になった姿を見せに行く時は凄く楽しみだし嬉しくて、そして何よりも喜んでくれたのを覚えている。 そんな大阪の家に行くと決まってやることがある。 祖父がずっと描き続けてきた絵画が閉まってある引き出しから全部出してひとつひとつ見ること。 ぼーっと何も考えずに眺める大好きな時間、

          会心

          会心のプレーと勝利。 緊張、躍動、歓喜、勝利 毎週末、想いを込めて勝利を信じスタジアムに足を運んでくれるサポーターの想いを背負い戦い。 終盤になって上がるスタジアムのボルテージ。 勝利の後皆と歌うハイパーチャント。 拍手と笑顔で溢れたスタジアムをゆっくり一人一人眺めながら歩く。 まさに サッカー選手 として生きてるなと、実感した。 久しぶりに感じれたこの気持ち。 積極大胆にゴールを狙い続ける姿勢 久しぶりに自分の期待する自分に会えた。 継続。

          12試合ぶり。

          3ヶ月ぶりの出場。 岐阜の酷暑、怪我、メンタル、コンディション 次々と現れる壁をひとつひとつ超えてゆく頃には季節が変わっていた。 激化する昇格争い、ピッチでの肌感を感じれず 画面やスタンドからもどかしい想いで見つめることしかできなかった。 「昇格のラストピース」 自分がそんな存在になってやると言い聞かせ、リハビリ期間、トレーニングを積んだ。 迎えた久しぶりの出番。 昇格争いの分け目、ホーム二連戦 リミテッドユニフォームでの決戦。 昇格争いの中、大切なホームでの試合

          ひたむき。

          7月24日 FC岐阜の地域交流イベントに参加。 場所は中津川市付知町 自分にとっては縁もゆかりも無い土地。 校庭を覗くと、練習開始前からボールを楽しそうに蹴って自分たちに気付くと大きな挨拶で駆け寄ってきてくれた。 この付知FCの子達にとっては県内唯一のプロサッカーチームの選手が自分たちの練習に参加してくれる夢みたいな時間。 FC岐阜の選手である以上、サッカーをしている子ども達に夢を届ける役割がある。 縁もゆかりも無いと言ったけど、そんなはずがなく 自分達を目標としている子ど

          26歳

          誕生日前日の試合は怪我からのリーグ復帰戦。 試合を決定づける仕事を果たすことが出来なかったけど、とにかく試合を楽しめている。 去年は誕生日の日にメンバーから外れて、そんな日にする居残り練習のハードなラントレ。自分が出なくなってから連勝するチームを自宅から見届けた日。 誕生日だから、、とかは無いけど試合の日によりによって歓喜とは程遠い状況で迎えた誕生日。 …なんてことは今思い返さない限り、忘れてる感情。 1年前悩んでたことをずっと悩み続けることなんてないし思い出さない限り意

          ピッチでプレーをすること。

          1ヶ月ぶりの公式戦。 天皇杯 清水 アウェイ 久しぶりにたったピッチは、心が震え上がる忘れられない時間になった。 得点後の歓喜、サポーターの所に駆け寄ってのセレブレーション。 延長戦での勝ち越し点、苦しい時間を凌いでの終了の笛。 倒れ込むチームメイト 身体はヘトヘトだけど何よりも勝利が嬉しかった。 サッカー人生でもあまり経験したことない展開で、思い返すととても興奮するし改めてピッチで表現して、関わる全ての人が熱狂する感覚はサッカー選手の醍醐味でもあり、本当に幸せな事だと

          ピッチでプレーをすること。