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その瞬間…生きて…ダートトライアル 鮎漁師の呟き

“ほんのチョッピリ好奇心のスパイス
まだまだ 何にもしらないな”

一周1.4km程の未舗装路 
1分半程
午前 午後の二回で 勝負が決まる

そう その一瞬っで….

走り終えた 選手と
マシンが 目の前に居る
極限まで 突き詰めたマシンは美しい

ピットに戻り 昼餉となる

鮎 苦手で無ければ お持ち致します
焼き器も持参で

鮎 お願いします (笑)

前日

昼餉の準備中

皆さんに 紹介される
こちら鮎漁師さんって….

おもてなしの神さまを おもてなしするには…

今は これしか出来ないから

ピットの片隅で 天然鮎大鮎を焼いてる

川の神さまに 分けてもらった
大鮎達は この為だったんだなと…

まさか 朝目覚めれて
ダートラの全日本会場で 天然鮎を
焼いているとは 鮎漁師でも…

“わからぬものなりである”

“ほら こんなに綺麗に食べれました
美味しかった”って 言われると
とても嬉しい

宜しかったら甘露煮もどうぞ

昨夜炊きあがった 甘露煮は美味い

ばら寿司を 鱈腹ご馳走になり
鮎漁師は 天然遡上の鮎や一夜干しを
炙りだす

“あー呑みたい”と 

それは後の 祝賀会で….

太古より 神話に登場する魚


“スピードイエローの追い星を胸に
果敢にアタックして相手を蹴散らす勝ち魚 鮎である”

って 思いながら しっかりと炙っている

ところで 鮎漁師 浮世雲さんって?....

はい エンジニアでもあり…
V12 排気量30,000CC
車重100トンで ダートを走り回り
フルオーバーホールもしていた人で
建機メカニックのチャンピオンらしくて

……,
根っからの機械好きで….
コロナワクチンで
ギランバレーに恋をして
何度か死んで
全くZEROになって
寝たきりになって….
スパルタリハビリだと 旅を重ねている
よくわからない ひと である。

素朴な疑問に 的確に魅せてもらえ
タコ足も美しく

あれや これや素朴な質問にも
的確に 教えてくれる

最新の試行錯誤を目の前で
観れるのは ゾクゾクでしか無くて

タイヤは三種類…
全く別物の足周り

涼みがてら 木陰に移動する
色々な話をする
ギランバレーの話
寝たきりになった話…
旅の話…
ダートラの魅力について
尋ねていく…

木陰は 涼しく
風は 心地よい

ずっと ずっと 周りに
気を遣ってられる
おもてなしの神さま…

よく寝たと 15分ほど….


辺りが 段々と賑わしくなって来た

後半が 始まる…

続く

ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
スパルタリハビリ
ダートラで鮎を焼く

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