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少し早い夏の詩

 先週の土曜日、図書館で『漢詩をよむ 夏の詩一〇〇選』(石川忠久 NHk出版)という本を借りた。夏至から白露までだから、時期的にはちょっと早いかな?

 その中に、「雲☁」という杜牧さんの詩があった。

上をずっと見てると首痛くなる

      雲
         杜牧
 ひねもす雲を見つめて、よそ見せずに頭を上げたままでいる
 心に邪気がないというのは才がないのと変わらぬというのは、誰もがみな言うことば
 とまれ、愛すべきは、日の光を受けて鮮やかに輝くあの一ひらの雲はるか晴れわたった青空の中、いったいどこからお前はやって来たのだ。

 この詩は、大暑(7/21頃。一年で一番暑い頃とされる)の頃のものとして紹介されているが、その頃は、入道雲がもくもくと出ていて、青空に雲☁一つという空模様ではなさそうな気がする。

 昨日は、快晴でちょうどそんな空模様だったように思ったので、載せてみた。もっとも今日は、薄曇りだが😅。

 見出し画像の杜牧さん、「モチのロン」とは、ちと(いな、かなり)古いかな?😁


           🐻
 

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