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【PR】Xiaomi TV A Pro 55実機レビュー|安心して勧めれる一台

商品提供:Xiaomi Japan


■はじめに

まず最初に、抑えておきたいおおよそのスペックをまとめました。詳細なスペックは公式サイト(32インチ43インチ55インチ65インチ)で確認をお願いします。
購入場所はKDDI・沖縄セルラー直営店/au Style/auショップ/UQスポット/au Online Shopとau専売になってます、ご注意下さい。

価格は割引などによって変動しますので参考程度に

■チューナーレステレビについて

今回紹介する「Xiaomi TV A Pro」はチューナーレステレビになります。製品レビューに入る前にチューナーレステレビ全体に言えることをまとめておこうと思います。

▫どんな製品なのか

簡単に言うと「テレビ番組が観れないテレビ」です。通常のテレビには放送の電波を受信するためのチューナーという機械が内蔵されていますが、チューナーレステレビにはこの機械が入っていません。ネットコンテンツ(Youtube , Netflix , Prime Video , ABEMATV , U-NEXT , Hulu , dアニメストア等)の視聴に特化させており、テレビというのは名ばかりで使用感はスマホやタブレットに近いものとなります。

▫メリット

1, 価格が抑えられる
これが一番デカいですね。テレビ視聴関連の機能(番組表、録画機能、多機能リモコン等)が全て省かれているため、安価に提供することが可能になっています。

2, 設置場所の自由度が高い
ネット環境と電源さえ確保できればどこでも使用可能なので、テレビコンセントの近くにこだわる必要がありません。

3, 受信料の支払対象から外れる
これに関しては人によると思いますが一応書いておきます。

▫デメリット

1, 選択肢が少ない
国内でチューナーレステレビが展開されてからまだ時間が経っていないこと、参入企業が少ないことなど理由は様々です。

2, 購入場所が限られる
販売経路を限定している場合が多く製品によっては入手難易度が少し高いかもしれません。冒頭で紹介した通り「Xiaomi TV A Pro」も専売品です。

3, 品質はどれもそこそこ
現在市場に出回っているチューナーレステレビは、通常のテレビで言うところのエントリーモデルにあたるスペックのものがほとんどです。

■実機検証

▫付属品

本体、スタンド(ネジ付き)、リモコン(単四電池2本)、電源コード、説明書、壁掛け用スペーサー(ネジ付き)

リモコン

特段変わったものは入っていないですね。壁掛け用スペーサーについてですが、壁掛けテレビ化するための金具とは別物なので要注意です。テレビと壁の隙間が十分でない時に使用するもので、スペーサー単体では壁掛けテレビ化することは出来ません。

壁掛け用スペーサー

▫初期設定

電源入れてリモコン繋げましたら、言語選択の画面が出てきます。一番上は中国語、その下に日本語がありますので選択して進みます。

次に地域の選択です。変なことはせずに日本を選びます。

Google TVの設定です。要はアカウント連携ですね。
下の「ベーシックテレビの設定」を選ぶとスキップできますが、後々やるのも面倒なので先にやっておきましょう。

ここからはスマホで設定を進めていきます。テレビ単体でも設定できますが、文字入力が地獄なのでスマホをオススメします。

ここからはスマホの画面になります

まず置き場所の選択があります。今回はリビングでいきます。

次にWiFiの設定です。有線でも無線でもいけますが今回は無線でいきます。

Googleアカウントの登録です。後で複数アカウント登録することもできます。

音声検索の設定です。Googleの音声認識は優秀なので設定しておくとコンテンツ検索の際に重宝するかと思います。

サービスの選択。ホーム画面にはオススメのコンテンツが大量に表示されます。自分が利用していないサブスクの作品が出てきても意味が無いので、この画面で自分が利用しているサブスクを登録しておきましょう。

最後はスリープモード時の背景画像の設定です。お気に入りの画像があれば「Googleフォト」から設定、特にこだわりなければ「アートギャラリー」を選択して下さい。

初期設定は以上になります。画像を大量に載せたので長く感じるかもしれませんが、特に難しい項目はありませんのですぐに終わります。

それでは使っていきます。

▫ホーム画面

上段にオススメ、下段にアプリ一覧が表示されます。オススメに関しては初期設定の際にアカウント登録を行うことによって自動的に生成されます、

下段のアプリ一覧に関しては、アプリアイコン長押しで移動させることが出来ます。自分がよく使う順に左から並べておくと便利です。

▫ディスプレイ

デモモードの映像をお借りしました。カメラを通してる上に各々の端末の画面で見ているため、あまり参考にならないとは思いますが綺麗な事が少しでも伝わってくれれば嬉しいです。

画像の設定で一つ小技をお伝えしようと思います。
最近の液晶テレビには画像設定で「黒のレベル」をいじれるようになっている事が多いのですが、これをいじることで有機ELらしいメリハリのある映像に近づける事が出来ます(TV A Proの場合は「画像」→「高性能動画」→「暗いシーンの強化」で変更)。液晶テレビはどうしても黒の表現が苦手なので有機ELテレビと比べると見劣りしがちですが、ある程度は設定をいじって解消出来ます。

「暗いシーンの強化」の上に「モーションスムージング」という項目があるので軽く触れておきます。TV A Proはリフレッシュレート120Hzの倍速駆動には非対応なので、MEMCテクノロジーによって補完映像を挟むことで擬似的に映像を滑らかに見せています。

▫サウンド

内蔵スピーカー、外部入力、Bluetoothの3種類になります。

1, 内蔵スピーカー

これに関してはどこまでのレベルを求めるかによりますので、一個人の意見として参考程度に聞いて下さい。
ざっくりとした評価としては「全然使えるが、褒めるレベルでは無い」といった感じです。Youtubeでの動画視聴や、戦闘シーンのない映画やアニメなら問題なく鳴らしてくれます。ですが、低音が求められる戦闘シーンではパワー不足を感じました。

「設定」→「ディスプレイと音」→「音」→「DTSバーチャル:X」から低音の強化であったり音の広がりを変更出来ますが、スピーカーの種類や数を増やせるわけでは無いので気持ち程度しか変わりません。

2, 外部入力

本体背面
HDMIは下から1,2,3(HDMI eARC対応はHDMI 2)
Opticalと書いてるのが光デジタル端子

入力端子は背面右側にHDMI eARC端子と3.5mmイヤホンジャック端子、下部に光デジタル端子があります。

HDMI e-ARC端子に接続する際には「設定」→「入力」→「HDMI制御」→「続行しますか」OKで接続が可能になります。

eARC接続がない場合には項目が消えます

光デジタル端子、3.5mmイヤホンジャック端子に接続する際は「設定」→「ディスプレイと音」→「オーディオ出力」→「S/PDIF」を選択で切り替えることが出来ます。

3, Bluetooth

Bluetoothのイヤホンやスピーカーを接続する際は「設定」→「リモコンとアクセサリ」→「アクセサリのペア設定」で追加可能です。

■その他の機能

▫Chromecast/Miracast

端末側とテレビ側で同一のWiFiに接続していればワイヤレス画面共有が可能です。長時間しっかりと画面共有したい時は有線ケーブル、短時間サクッと画面共有したい時はChromecast/Miracastみたいな使い分けも出来そうです。

■まとめ

▫チューナーレステレビとの向き合い方

家電は大きく二つに分けて「白物家電」「黒物家電」なんて呼ばれ方をしたりします。洗濯機冷蔵庫エアコンなどの生活家電である「白物家電」と、テレビPCスピーカーゲーム機などの娯楽家電である「黒物家電」です。
白物家電は持っていないと生活に困る物、黒物家電は最悪持っていなくても生活に困らない物になります。
チューナーレステレビはもちろん「黒物家電」に分類される訳なんですが、使用用途が動画視聴ということでスマホを持っていれば代用が効きます。
黒物家電の恐ろしい所で、代用が効く製品同士は自分の中で差別化が出来なくなると汎用性の低い方がガラクタになりがちです。
カメラに手を出してみようとしたが初期投資を躊躇してしまった結果、スマホとの差別化が出来なくなり、より汎用性の高いスマホの方に落ち着いてしまう。よく聞く話です。
単純に高ければ良いという訳ではありませんが、ある程度は値段に品質が比例します。買うなら初期投資はしっかりと、中途半端なら買わない選択をするのが賢いと思います。
黒物家電全体に言えることですが、今の時代は「スマートフォン」というアホほど汎用性の高い機器があるので、スマホとの差別化が必ず課題になってきます。
では、チューナーレステレビの場合はどこでスマホと差別すればいいのか。
「圧倒的な大画面」、これに尽きると思っています。大画面での動画視聴による非日常体験は中々ハマるものがあります。
今回Xiaomi TV A Proのラインナップとして32,43,55,65インチの4種類がありますが、上記の理由もあり55と65インチを入れた事をとても高く評価しています。
現在国内で販売されているチューナーレステレビは32~50インチの物がほとんどで55インチ以上のものは数えれる程にしかありません。そんな中でXiaomiは躊躇せず大型モデルを投入してくれました。

Xiaomiの発表会に行った時の写真です。テレビが左から32,43,55,65インチ、下にあるタブレットが11インチ、スマホが6.7インチ程です。 
どの大きさならスマホと差別化出来そうですか?購入を検討する際は是非参考にしてみて下さい。

動画を見る際に大切なのは「画質」と「音質」の二つですよね。今一度写真を出しておきますが、画質に関しては心配無用です。

めちゃくちゃ綺麗です

ですが今回、音質に関しては内蔵スピーカーの評価をそこそことしました。
代わりに…という訳ではありませんが、TV A Pro(4Kモデル)はHDMI,光デジタル,3.5mm,Bluetoothと外付けの接続方法は豊富に持っています。
HDMI eARC端子の接続方法を説明した際に、1万円代のシンプルなサウンドバーを繋げたのですが、同じ音量であっても内蔵スピーカーと比べると音に余裕を感じました。オーディオ好きがよく言う、「スピーカーは結局デカくて重たいのがいい」これに関しては今も変わりません。
本体代金を抑えた分、スピーカーに少し予算を回すのもプランとして悪くないと思います。残念ながらXiaomiのサウンドバーは国内展開されていないので、他社製品になってしまいますが併せて検討してみて下さい。

長々と書いてしまいましたが
・チューナーレステレビは必需品ではない
・購入を検討する場合、画面サイズ選びは慎重に
・外付けスピーカーの検討も是非
この3点抑えておいて下さい。よろしくお願いします。

▫今回レビュー依頼を頂いて

レビュー依頼というのを初めて頂いたので貴重な経験になりました。今回はPRの明記以外に条件が無く、好きに書いて良いとの事だったので忖度無く正直に思った事を書かせてもらいました。
普段から自分の考えを文章化する習慣が無いのもあって拙いレビュー記事ではありますが、何か少しでも参考になる所があれば幸いです。

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