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UIデザイナーのメモ帳(その他)

■ 仕事の進め方

「タスクの優先順位」と「作業の順番」は違います!

 それはなぜか。

【軽度なタスクを先にやる利点】
・次のセクションに、いくつもタスクを渡せることができる。
・次の人たちのタスクのストックになる(手の空いた時間にできるタスクになる)。
・これが積み重なっていくと、プロジェクト全体のスピードが早くなる
・自分の終わっていないタスクが少なくなる(大きめの作業に集中できる)。
・次々に仕事が終わる体験ができるので、調子が上がる

 リーダーなどスケジュールを組む人は、この順番を意識して組んでください。
【注意!】リーダー以外は、事前にリーダーとの相談が必要です(他セクションのスケジュールにも関わってくるため)。

■ 作業漏れ防止

 細かい作業をよく忘れてしまう人は必見!
 付箋を使いましょう!
 付箋ツールでも良いですが、アナログの付箋が一番確実です。
 作業が発生したらすぐに書く習慣をつけてください。PCや机に貼っておけば絶対にタスクが漏れることはありません。

【利点】
・作業が終わったら〝付箋を剥がす〟という体感はUX高し。
・自分の残っている作業を把握しやすい。

■ リーダーの作業

 最優先は〝デザインチェック〟!
 リーダーは開発中盤から基本的に作業をしないでください。

・最初の世界観、基本となるデザインを作成
・後は他に作業を割り振ってデザインを仕上げていってもらう
・リーダーの仕事はチェックと修正指示、スケジュール管理。時々ゲームの重要となるデザインを作成。
・チェック依頼が来たら、チェックを最優先にする(待たせる時間を少なく。作業者に他のタスクがあったとしても、チェックは早めにして早めに返す)。

 回らなくなるダメな例。
「自分の作業に追われる」
 他の人のチェックもできず、自分のタスクも完成せず、プログラマーに何も渡すことができない。どんどんプロジェクトのスピードが遅くなり、タスクは溜まっていき、回らなくなる。

 リーダーは基本的に作業をするべからず。

■ 残業はするな、させるな

 会社全体で残業を禁止してしまっても良いです。

「やる気がある人ほど残業をさせるな」

 やる気がある人は、大抵日々勉強をしています。そういう人には早く通常業務から離れさせ、自分を成長させる時間に当てさせると良いです。
 勉強していない人でも、自分の時間を作らせ世界を広くさせることが重要です。アニメを見る、ゲームをする、外に遊びにいく。何事においても自分の糧になります。
 会社としては、このことを社員に認識させると効果的です(何も考えずに遊ばせるより、「何事も仕事の知識や発想につながる」と認識づけさせる)。クリエイターは特に。

■ 会社の精神

 TikTokで藤村正弘さんの動画をよく見ています。
 起業、経営、売り方の話でゲーム作成とは関係なさそうですが、「考え方」が参考になります。この方は常にUX(ユーザー体験)に重きを置いています。ゲームではとても重要な部分です。
 一番好きなのは最後に言うこの言葉。

「とにかくやってみよう。ダメだったら変えれば良いんだから」

 派遣の時、私は三流会社から一流会社までいくつもの会社を経験しました。そこで分かったことは、三流会社は「できない理由を並べて、やらない」、一流会社は「実現するためにはどうすれば良いかを考えて、実行する」ということ。
 何もしなければ何も見えてきません。とにかくやってみる。この精神が会社を成長させる一歩だと思います。

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