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ポール・スキーンズ(Paul Skenes)  メジャーデビュー!

MLBドラフト2023
全体1巡目指名
ピッツバーグパイレーツ No.1プロスペクト
MLB No.1 Prospect Pitcher
Paul Skenes 
ポール・スキーンズ

スティーブン・ストラスバーグの再来ともいわれ
全米が期待と興奮の眼差しを向けるピッチャー
ポール・スキーンズ
満を持してメジャーデビューです!

彼がどのような
簡潔に次の三つの言葉であらわせます

  • 息をするように100マイルを投げる

  • 散歩をするように三振を奪う

  • マウンドでの圧倒的なオーラ

2023年のカレッジワールドベースボール決勝
ルイジアナ州立大学 vs フロリダ大学
私がはじめてスキーンズの動画をみた試合です。

MLBドラフトの結果を見て
全体1巡目選手の圧倒的な評判と名声が耳に届き
YouTubeでチェックしてみたくなったのです。

彼は大学時代から化け物でした。
198センチの長身と長い腕をしならせ
角度のついた100マイルを
涼しい顔で投げ込んでいました。

最速が100マイルなのではありません。
常時100マイルを超えるストレートなのです。

力任せの投球フォームではなく、
身体のパワーと腕を見事にシンクロさせ
生きた100マイルが飛んでくるのです。

95マイルは軽く出るスライダー(カットボールかも)
打者のタイミングを幻惑するチェンジアップ(決め球)
しかもコーナーに決まります。
打者と捕手が気の毒になりました。

なんといっても印象に残ったのが
絵になるマウンド姿です。
まさに「大エース」の風格が
見ているだけでこちらの身体中に届くのです。

あるひとりのピッチャーを思い出しました。
ロケットの異名を持った伝説の大投手
ロジャー・クレメンス

立ち姿、グラブを構える仕草は
実際クレメンスのそれと、よく似ている気がします。

クレメンスはマウンドに立つだけで
とにかく格好良かった!

数字や結果だけではない
言葉では表現できない雰囲気、オーラ
それを久々に、スキーンズを見て、思い出しました。

2024年5月11日
パイレーツ対カブス

メジャーデビューを果たした登板
早速見ましたとも。

いい意味で初々しさなど微塵もなく
昨年のカレッジワールドシリーズの時以上に
自信と迫力を備えているように感じました。

実際、息をするように
最初の打者を三振にとり
メジャー初奪三振。

寄せては返す波のように
続く日本最強の右打者、鈴木誠也を
ポン、ポン、ポン、と3球三振

しかしやはり流石はメジャー
1打席目はやられても、
続く打席では徐々に対応していきます。

結果的に
4回を投げ84球(5回途中降板)
被安打6、失点3、7奪三振、与四球2、与死球1
快投とは言えない結果かもしれませんが
壮大な可能性と前途を予感させるピッチングでした。

メジャーリーグに興味をお持ちの方はもちろん
これからもっと詳しく見ていきたい方
日本人選手、大谷選手以外にも選手を知りたい方

是非、ポール・スキーンズ(Paul Skenes)
そして彼が所属するピッツバーグパイレーツを
この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

そしてMLBの各チームが誇る
Top Prospectが紡ぎ出すMLBの未来を
感じ取ってみてください!



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