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私の中にいる、もう一人の私の話。

こんにちは。手帳めくリエーターのharukaです。

何やらちょっとぞわぞわするタイトルではじまった今日のお話。私の中にいる、もう一人の私の話。ホラーでもサスペンスでもカミングアウトでもなんでもなく、人間のお話です。

誰しも、自分の中に、様々なタイプの「自分」を持っていると思います。

二重人格や多重人格とまで明確に分かれた人格でなくとも、テンションが高い時の自分や一人でリラックスしている時の自分、などの意味で。

時には自分が知らない自分の一面もあるかもしれません。認識したくない一面もあったり。

もちろん私にも様々な「自分」がいます。

・手帳を書いていてうきうきな自分
・手帳を書いていて無な自分
・黙々と静かに周りを見る自分
・友達の話を聴く真面目モードの自分
・小学校4年生ばりのふざけた自分
・ちょっとやな奴な自分
・好きなことを語る温度高めな自分

などなどなどなど。

ある人から見た私は「落ち着いた人」かもしれないし、別のまたある人から見た私は「面白い人」かもしれない。

人によって見え方が全然違うのが、人の面白さでもあると思います。

そして、最近やっと自分でも認識できるようになってきた「自分」がいます。

それは、「人間の影の部分を覗き込みたいと思う自分」です。

なんていうか、一見明るく振る舞っている方の、ほんの僅かな「影」を感じ取るのが好き、と言ったら伝わるだろうか。難しい。

この時の「影」とは「秘密」という意味ではなく、隠している訳ではないけど普段あまり人には見せていない闇の部分だったり、スポットライトが当たりにくい部分、という意味での「影」です。

当然「影」にスポットライトを当てようとすればそこはもう「影」ではなくなってしまう訳で、見よう見ようとすればするほど逃げていきます。

そこが面白くて、好き。
(このお話、伝わる人はいるのだろうか。。)

そして、自分の中に、そんな影をもつ人を演じたい自分がいることにも気づきました。

たまに、頭の中に浮かんだことをノートにメモして、そこから詩をかいたりすることがあります。

まだ作品と呼べるほど大それたものではないけど、ノートの片隅できちんと生きていて、たまに読み返したりする。

そこに現れた、詩の中の登場人物に、影を感じます。

幸せそうに見えるけど実は苦しんでいたり、道徳的な振る舞いをしていても実は葛藤があったり、そういう登場人物が度々出てくる。

もちろん私の頭の中から出てきた登場人物なので、いや自分が考えたんでしょうが!と言われたらそれで終わりなんだけど、その詩の中にいる彼らは私ではないので、この感情どこから出てきたの??と少し怖くなることもあります。

でも、「人間の影の部分を覗き込みたいと思う自分」がいることに気づき、自分自身が影を覗き込む対象を自分で生み出しているのだ、と思いました。

影をもつ人に憧れているのか、何なのかはわからないけど。

なので、そんな彼らの気持ちに寄り添ったコトバを詩として生み出したくなったら、今までは自分が楽しむためにノートに書いていただけだったけど、noteに書いてみたら何かに繋がるかもしれない、と思って今このお話を書いています。

シリーズ化しても面白いかもしれない。誰が面白いかって私がだけど。

世の中に溢れる、現代に溢れるコトバを一つ一つ拾って、それを縫い合わせて作品をつくるみたいなイメージでやっていきたいな。

刺繍みたいなイメージ。

刺繍。いろんな糸を繋ぎ合わせて様々な模様ができる、あの刺繍。シシュウ。詩集。

こういう言葉遊びも大好き。

詩(うた)の刺繍。
シリーズのタイトルは「ウタノシシュウ」かな。

いつか作詞をしてメロディをつけて誰かにうたってほしいなぁ、という願いも込めて「うた」と表現してみました。

詩の内容はちょっと暗いのもあるかもだけど、詩の中でなら影を愛でることもできるよね。

なんかわくわくしてきた。

最後に、一つ詩を置いておわります。
読んでくれた人、ありがとう!!!

『いい人』

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