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B1第36節 GAME1 Bリーグ2023-24 | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ VS 佐賀バルーナーズ

5/5     SAGAアリーナ


🔸注目ポイント

西地区優勝が決まる最終節。かつてない激戦になったレギュラーシーズン。
1日早く始まっている琉球対広島は、なんと広島が勝利。
これで、名古屋は連勝すれば地区優勝という最高の条件が転がり込んできた。
まずはGAME1を勝つ事が全て。ここで勝って最終戦を迎えるんだ。
相手は難敵・佐賀。しかも佐賀アリーナはとんでもない迫力。
気合いで乗り切るんだ!

🔸試合結果 
81-77

17-18
18-18
25-24
21-17

・何とか勝った!
ずっと佐賀のディフェンスに苦しんでいた。さすがディフェンスチーム。崩れない。
驚異的な粘りを見せられたが、最後は振り切った。

🔸重要スタッツ

2ptシュート
名古屋 14/29 48.3%
佐賀  16/35 45.7%

3ptシュート
名古屋 15/40 37.5%
佐賀  12/31 38.7%

フリースロー
名古屋 8/10 80%
佐賀  9/16 56.3%

・スタッツにほとんど差がつかなかった。
唯一のポイントがフリースロー。佐賀のフリースローがもっも入れば違った結果になっていてもおかしくない。

🔸Q毎のスタッツ

○ 1Q 17-18

2ptシュート
名古屋 4/10 40%
佐賀  5/10 50%

3ptシュート
名古屋 3/9 33.3%
佐賀  2/10 20%

・ほぼ差がないスタッツ。拮抗していた。
両チームともに全体的にシュート確率が上がらない立ち上がり。

○ 2Q 18-18

2ptシュート
名古屋 3/8 37.5%
佐賀  6/11 54.5%

3ptシュート
名古屋 4/12 33.3%
佐賀  2/3 66.7%

リバウンド
名古屋 OR 3(25%) DR 7 (100%)
佐賀  OR 0 (0%) DR 9 (75%)

・佐賀のシュート確率が上がったが、名古屋はリバウンドを制圧してポゼッションを確保して相殺した。

○ 3Q 25-24

2ptシュート
名古屋 6/7 85.7%
佐賀  2/6 33.3%

3ptシュート
名古屋 3/11 27.3%
佐賀  5/10 50%

・名古屋が3ptで、佐賀が2ptで得点を重ねる展開。結果として拮抗したままこのQも終わる。

○ 4Q 21-17

3ptシュート
名古屋 5/8 62.5%
佐賀  3/8 37.5%

フリースロー
名古屋 4/5 80%
佐賀  2/3 66.7%

・3ptシュートの確率で名古屋が優勢になり、フリースローで僅かながら差がついた。この微妙な差で4点のリードを守った。

🔸試合展開

○ 1Q

佐賀のディフェンスがしぶとい。穴がなくて粘り強く、連動している。インサイドが強くて足もある。
中々崩しきれない。
須田は前節同様に徹底マークにあっている。
重たい展開。佐賀のファウルが多くてボーナススローの状態だが、そこから佐賀がファウルを我慢。それでも佐賀のシュートの確率が低くて名古屋がリードしていたが、少しずつ入り出し、速攻も出てきて名古屋に主導権渡さず。
名古屋はインサイドでパワーを見せていたスミスがファウル2つめでベンチへ。
最後はアリウープを決められて佐賀リード。
名古屋はボーナススローを上手くもらう事が出来なかった。

○ 2Q

いきなり角田の激しいディフェンスを見せられてバックコートバイオレーション。
齋藤がスリーを決めたところで佐賀がすぐにタイムアウトを取ったのは意外。名古屋を乗せないためか、ディフェンスのミスを修正するためか。
佐賀は外国籍が皆ボールハンドリングが上手い。ボールプッシュが出来るから名古屋の前からのプレッシャーに負けない。
名古屋のオフェンスは悪くないが、佐賀ディフェンスが良い。
須田はスリーが落ち続けても、打ち続ける姿勢が本当にブレない。
ガルシアの3つめのファウルを引き出す事に成功してオフィシャルタイムアウト。チームファウルも5つ。
菊池がオンワンで頑張ったのでタイムシェアに貢献。
名古屋はビッグラインナップを使う。佐賀のディフェンスが堅くて打開できずにオフェンスが重くなっている。
守り合いのロースコアゲームに。
佐賀は課題が見つかるとすぐに的確にタイムアウトを取る印象。
ガルシアがベンチにいても、角田のゲームメイクが凄い。特にハンドルが良くてドライブが鋭い。ガルシア不在でも遜色ない。
やはり佐賀はファウルを我慢する。名古屋はボーナススロー貰えず。佐賀ディフェンスの攻略が出来ない。
佐賀のリード変わらず。

○ 3Q

佐賀の井上がすぐに3つめのファウル。
両チーム、スリーの打ち合いになり、名古屋が逆転。
ガルシアがすぐに4つめのファウル。
ここまで来たら佐賀のファウルトラブルを突いて優位に進めたい。
しかし佐賀はしぶとい。このQもチームファウルが早々にボーナスになったが、そこからファウルをしないで粘りを見せる。
ソアレスのプロックショットがあり連続失点すると、佐賀はすかさずタイムアウト。
我慢の展開がずっと続いているが、名古屋は決して悪くはない。特にスミスがインサイドで存在感を見せている。
しかし4つめのファウルを引き出された。
全体的に今日の笛は軽いので注意が必要。
最後は佐賀にいいプレイが連続して追いつかれた。本当に我慢の連続。

○ 4Q

頭からガルシア登場。
佐藤のスリーが入らないが、それでも打ち続ける姿勢は良し。須田と同じくいつかは入る。
ソアレスの得意の形でスリーという選択をもっと増やしたい。インサイドで落としているだけで、シュートタッチは悪くない。
齋藤のスリーでついに6点差。
ここで、というシーンでガルシアがスティールから速攻。まだまだ我慢。
パークスJr.のいいディフェンス。そして須田のバスケットカウントでガルシアファウルアウト。
ついに7点差。このまま主導権を握ったまま最後まで試合を進めたい。
ソアレスのスリーで8点差。そしてスミスがシュートファウルをもらい、オフィシャルタイムアウト。
会場にたくさんのドルファミが駆けつけているが、どんどん声援に一体感が出てきて、大きな声が聞こえるようになってきた。
スミスのフリースローでついに10点差。ガルシアのファウルトラブルもあり、オフェンスの引き出しの多彩さで名古屋が優勢。
佐賀はスミスのファウルを狙っている。我慢出来るか。
佐賀がタイムアウト。残り時間が3分30秒。10点差あるので、何とか得点したいのでオフェンスの指示か。
この時間帯は佐賀は井上で繋いでいる。
フィーラーのスリーも決まり一気に4点差まで詰めれた。
さらに24秒バイオレーションを取られる佐賀のディフェンスの集中が増している。このQはチームファウルが増えない。
ここで仕事をしたのが齋藤。インサイドにディフェンスが収縮したところで、キックアウトからスリー。
7点差で残り1分。
残り時間から確実にクロージングしたいが、齋藤のパスの癖を読まれている。今日は何度も引っかかっているが、ここでもターンオーバー。
残り時間30秒で3点差まで詰められた。そして8秒オーバータイムを取られる痛恨のボール運び。
完全に佐賀の時間帯だが、ここで中東のビッグプレイ。インサイドでのミスマッチを狙われたがパスカット。佐賀がファウルゲーム。
名古屋タイムアウト。後は確実なクロージング。
佐賀のファウルゲーム。
齋藤のフリースロー。1本目を外したが、何とか2本目は決めて2ポゼッション差を付けて安全圏。
最後も角田に時間を使わせて、プザービーターが万が一入っても逆転はないという形で終了。
最後は佐賀の粘りに苦しめられてしんどい試合になった。それでも凌いだ名古屋。粘り強く最後まで我慢し続ける力を見せた。今日は爆発力を見せられなかったが、これも成長したチーム力。

🔸感想

○ ついにここまできた

59試合が終わり、最終戦を残すのみ。
明日の勝敗で西地区の優勝が決まるという熱い展開。
勝てば名古屋優勝。負ければ琉球の優勝。まさに天国と地獄。こんかドラマチックなレギュラーシーズンの終わり方があるなんて。
初めての地区優勝のタイトルと、CSのホーム開催権がかかる大事な試合。
いったいどんな気持ちで試合を観れるのか、想像がつかないが、たくさんのドルファミが佐賀に行くようなので、彼らの応援に託します。

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