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なぜ、そこまでして歩くのか? 僕が100キロを歩く理由①

こんにちは ウエノです。

糸島三都110キロウォークをご存知ですか?

糸島三都110キロウォークは、糸島半島1周55km、2周で110kmを制限時間28時間で歩くイベントで、来年4月でちょうど10回目を数えます。

僕は4年前から110キロウォークの運営に携わってます。

大会の1ヵ月前には他のスタッフと一緒にコースを歩く他、行橋別府100キロを毎年歩くウォーカーでもあります。

ところで、100キロってどれくらいの距離だと思いますか?

福岡インターから熊本インター間が、おおよそ100キロだよって言えば、距離感は何となくお分かりいただけますよね。

福岡から熊本までなんて歩けるわけない」って声が聞こえてきそうですが、糸島は1500人、行橋別府は毎年4500人もの方が大会にエントリーされています。

完歩率は糸島で57%、行橋別府では73%に達しており、歩こうと思えば歩ける距離なんです。

そんな長距離ウォークの魅力と僕が歩く理由を、今日から数回に分けてお伝えしたいと思います。

大嫌いだった持久走大会

子どもの頃、持久走大会なるものが大嫌いでした。
体育の成績は比較的良かったにもかかわらず、持久走大会だけは大の苦手。

運動会のリレー選手に選ばれたことがある脚前を持ちながら、持久走では、走り始めるとすぐに息が上がって、平凡な結果しか残せない。

負けず嫌いだった僕は、そんな持久走が大嫌いでした。

アラフォーからのマラソンチャレンジ

そんな僕が、マラソンを始めたのは39歳。

きっかけは、当時の職場のマラソン好きな上司から「大会にで出るぞ!」と誘われたことでした。

もちろん最初は「長距離は苦手なんで勘弁してください。」と、断りましたよ。

でもね、マラソンの話で盛り上がってる同僚達を見てたら、なんだか悔しくなってきて、「よし、走ってやろうじゃないか!」と、目標を1年後の大会にセットしました。

ウルトラマラソンで得たもの

はじめは5キロも走ると、翌日は筋肉痛。
まずは筋肉を鍛えないと」と考え、フィットネスジムにも通い始めました。ジムでは脚だけでなく、エアロビで心肺も鍛えることができました。

そして翌年、無謀にも阿蘇カルデラスーパーマラソンを走ったのです。

残念ながら、現在は、熊本地震の影響で開催が中止されているこの大会ですが、100キロと50キロの2つの種目があり、僕は50キロの部にエントリーしました。

中間地点までは快調に走れていたものの、30キロぐらいから次第に脚が痛みだします。

もう止めようと何回も思いながらも、あと1キロ、もう1キロ、歩いてもいいので、とにかくゴールのことだけを考えながら夢中で走りました。

なんとか制限時間ぎりぎりでたどり着いたゴールでは、それまでの人生で味わったことがない異次元レベルの達成感が次々に湧きあがります。

そして、50キロを走り切った自信は、その後の人生に多大な影響を与えることに。。。

次回に続きます。

本日もここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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