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なぜ、そこまでして歩くのか?僕が100キロを歩く理由⑥

こんにちは ウエノです。

本日は「なぜ、そこまでして歩くのか?僕が100キロを歩く理由⑥」

かなり時間が空いてしまいましたが、ようやく最終回までたどり着けました。

バックナンバーを探しやすいように、同シリーズをマガジンにまとめました。前回までを読まれてない方は、こちらからどうぞ。

それでは最後までお付き合いくださいませ。

行橋別府100キロへの挑戦

必死の思いで歩いた4回目の110キロウォーク。

限界を超えて動かし続けた脚は歩く事さえ辛く、仕事に少なからず影響が出てしまいました。110キロチャレンジの勝ち負けは2勝2敗の五分となったこともあって、長距離ウォークへのチャレンジはこれで終わらせるつもりでした。

以前であれば、孤独と痛みに負けて恐らく90キロぐらいでリタイアしてはずなのに、自分の限界を超えて完歩したことを考えるうちに、新たにチャレンジしようとの想いに火が付いたのです。

自分が考えているよりも、肉体の限界はもっと上にあるのではないか?
肉体と精神を鍛えたら、限界の先までいけるのではないか?
半年に一度、長距離を歩く事は、今の自分の肉体と精神の状態を測るチャンスじゃないのか?

歩くための言い訳と言われそうですが、まったくその通りです。

とにかく歩きたい気持ちを抑えられず、第6回大会が終わった2ヵ月後には、10月の行橋別府100キロウォークにエントリーしてました。

この行橋別府100キロウォークでも、再び大会の一週間前に腰を痛めてしまいました。この時はスタッフウォークの時よりも強い違和感を腰に抱えたまま大会に挑みました。

案の定、20キロも歩かないうちに足には大きなマメが。更に、マメができた足をかばって歩いたせいで、膝まで痛みだました。しかし、不思議とリタイアしようという気持ちはなく、ゴールの事だけを考えて歩き続けました。

すると、いつのまにやら膝やマメの痛みは消えて、後半の山道では、少しずつペースが回復し始めました。ひとり抜いて、5人抜いて、10人抜いてと後半で歩くスピードが落ちているライバルたちを抜く度にスピードが上がります。

こうなると、益々調子が上がり、50人抜いて、100人抜いて、ひたすらゴールを目指しました。

ゴールには先にフィニッシュした友人が待っててくれました。友人を見た瞬間に気持ちが一気にはじけ、私は大粒の涙が溢れ出るのを止めることができませんでした。

僕が100キロを歩く理由

この年は行橋別府100キロウォークの翌月に福岡マラソンを完走。年が明けた2月には京都マラソンも走り、勢いとコンディションを保ったままで、3月のスタッフウォークへ挑みました。

ベストコンディションで歩いたスタッフウォークは、終始メンバーを引っ張ってゴールまで歩き通すことができ、完歩の翌日も軽い筋肉痛ぐらいのダメージで済み、気力、体力ともに一番充実していた時期でした。

100キロを歩き抜くためには、体力はもちろんのこと、体力以上に気力が重要です。半年に一度、自分の体力と気力を測るために、そして、何物にも代えがたい達成感を味わうために、私はこれからも100キロへ挑戦し続けています。

これが、僕が100キロを歩く理由です。

おわりに

今年も110キロウォークが近づいてきました。

第10回大会は4月21日(土)、22日(日)に開催を予定しています。おかげ様で参加者は予定の1500名を超え、2月23日をもって締め切りました。エントリー頂いた皆さま、ありがとうございました。万全の体制でお出迎え出来るよう、実行委員会で準備を進めております。

ひとつお願いがあります。110キロウォークでは、大会当日にお手伝いして頂けるボランティアさんを募集してます。

お手伝い頂く場所と時間は21日(土)の午前8時~22日(日)18時の間で、スタート地点、ゴール、チェックポイントなど各種、受付、荷物預かり、誘導、給食の提供など。数時間でもかまいません。手伝ってもいいよと思われる方は、リンク先にあるボランティア募集用紙を記入いただき、糸島市観光協会までファックスをお願いします。

皆さんと大会でお会いできることを楽しみにしております。



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