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マリオvsドンキーコング シリーズ2作をクリアした感想

(ヘッダー画像は、ニンテンドー3DSの『マリオvs.ドンキーコング みんなでミニランド』の基本情報より)

ついに本日、初代『マリオvs.ドンキーコング』のリメイクが発売されました!!記事投稿時点でもう翌日になりかけてるとか言わないで

↑マイニンテンドーストアのアイコン
イラストの時点で面白そうだなあ

ということで、今回はプレイしてきました。『マリオvs.ドンキーコング』
の『ミニミニ再行進』と『みんなでミニランド』を。

いやリメイク前の原作じゃないんかい!

・・・・・・。

これには理由がありまして、500円で買った中古の『みんなでミニランド』が意外と面白くてお手軽だったんですよね。その流れで持ってたミニミニ再行進も完全クリアしました。一応最近、初代もプレイしたんですが、まだ序盤なんですよね。そもそも最近机を片付けるまでは、WiiUを取り出したりしまったりが大変だったので…
 

というわけで、プレイした2作の感想を一気に紹介していきます。2作以上を取り上げるのは『フラグシップ製カービィ』の記事以来だね(雑な宣伝)。




【全体の概要】

ミニマリオ等のトイキャラをゴールまで導くゲーム。
トイキャラはタッチすると動き出し、壊れるかゴールするまで止まらない。何もしないとトイが壊れてしまうので、仕掛けをうまく利用しながらトイをゴールまで導いていく。
盤面をよく見て最善のルートを考え、仕掛けをリアルタイムでやりくりしていくことが重要。


『ミニミニ再行進』

画像は『マリオvs.ドンキーコング ミニミニ再行進!』公式ホームページより

2009年10月7日、DSiで発売されたゲーム。
ジャンル:アクションパズル
プレイ人数:1人
CERO:A(全年齢対象)
発売元:任天堂
開発元:Nintendo Software Technology
 

開発元の会社名、今回調べて初めて知ったかも…。実績を見てみたけど、歴代マリドンシリーズに携わっていたり、3DS版『マリオメーカー』の開発に協力していたり、最近だと『F-ZERO99』を開発したりしたらしい。
 


【良い点】

・ボリュームが多い
約800円で全100ステージ!
これはボス戦込みのステージ数なんだけど、それでもかなり多い。もはや利益取れてるのか怪しくなるレベルだ…。ボリュームで言えば非常に満足度が高いと思います。

・ステージが全体的に短め
ステージの殆どはそこまで広くないので、(DSiウェアらしく)手軽に遊ぶことができる。かといってあっさりでもなく、達成感を味わえるほどの手ごたえは感じた。

・B-7が神
個別でステージを紹介するのもアレだけど、すっげえ気に入ったので紹介しておきたい。

感動した、とは言ったけどさすがに涙腺は動じなかった。こればかりは画面を見ないと感動を共有できないのが悔やまれる…誰か実況プレイしてくれ!
 

【残念な点】

・ミス時のテンポが少し悪い
みんなでミニランドをクリアした後ってのもあるけど、残り数がとにかく邪魔だった。というよりも、残機が減る時の演出が長い。『3Dランド』みたいに暗転してから一瞬でプレイ再開させてほしいのに、ミスする度に長めの効果音が鳴るもんだから、プレイムードがまあまあ削れた…。

・ボス戦の操作性が酷い
3DSでプレイしたからDSiウェアの互換において問題があった可能性もあるけど、ボス戦での操作がしづらかった。
スライドしても全然思ったように動いてくれなくて、最初の頃は怒りながらやってたなあ…。とはいえ、操作性に慣れてくる頃の裏ボスの方がすんなり突破できたまであるし、結局は慣れの問題なのかもしれない。
 

【まとめ】

プレイ時間は9時間半ほど
休日に一気に終わらせた

ボリューム面では文句無しで、致命的な問題点も無く、かなり堅実な出来だと思う。DSiウェアなのでそこまで知名度が無い気がするのが惜しいな…おかげで攻略サイト無しで詰まったらどうしようって不安が頭をよぎった。


『みんなでミニランド』

画像はアマゾンの商品ページより↑

2015年3月19日、3DSとWiiUで発売されたゲーム。
ジャンル:アクションパズル
プレイ人数:1人
CERO:A(全年齢対象)
発売元:任天堂
開発元:Nintendo Software Technology

3DSとWiiU両方で発売された数少ないゲームのひとつ。しかし両方とも売上は非常に振るわず、WiiU版に至っては2000年以降のマリオ作品で最も売れなかったそうだ…
自分は3DSでプレイしたので、3DS版の感想となります。WiiU版はそもそも持ってないです。

【『ミニミニ再行進』から改善した点】
・(少なくとも3DS版は)ゲームテンポの改善
・トイキャラが逆向きから別のトイキャラを触った時の反転モーションの省略

・・・プレイしてる時にまとめればよかったな…細かい点が色々改善されてたはずなんだけど、さすがにもう1周する気になれない。


【良い点】

・レベルデザインが絶妙
本作のレベルデザインは天才的。
考えに考えた正解のルートをしっかり辿ることができたときの達成感がありながら、そこから次のステージにすぐ挑める切り替えの早さも両立できる絶妙な難易度をしてる。ゲームのサイクル全てが「ちょうどいい」でできているって感じかな?

・ゲーム外のテンポが良い 
残機制が廃止されたこともあり、リトライがめちゃくちゃ早くなった。あと全体的にロード時間が短い。

【残念な点】

・ストーリーを簡略化しすぎ
最初に1枚絵、スタッフロール直前に1枚絵、計2枚絵。さすがにもっと写真入れてもよかったんでは…?

・オンライン寄りのパーツ購入システム
エディット機能で使えるパーツは(通貨と化した)星を使ってアンロックするシステム。だけどオフラインで手に入る数には限りがあり、それ以上集めるにはオンラインで(良い)ステージを公開して、高評価をもらう形で星を手に入れるしかない。しかし、本作のオンラインサービスは既に終了してしまった…。もし仮に本作がとんでもない人気を博した世界線があったとしても、ゴールド系のパーツの出費がえぐいし、個人的にはいただけない仕様。

【まとめ】

プレイ時間は17時間半
そのほとんどは盤面を見る時間だったかも…?

他の作品をプレイしたことがないので動画で調べたんだけど、仕掛けのほとんどが『突撃! ミニランド』と一緒っぽい。自分は『みんなでミニランド』が初めてだったから良かったけど、目新しさの点ではかなり損してると思った。とはいえこれ以上仕掛けを付け足しようがないほど洗練されているので、「廃れるべくして廃れた」感はあるという…
そういえば、WiiU版はロード時間がえげつないそうなので、今からプレイしたい方は絶対に3DS版にしましょう。高画質の方がいい?3DSでもじゅうぶん高画質だ!!


【全体のまとめ】

ミニマリオを動かす系の『マリオvs.ドンキーコング』シリーズ、パズルアクションゲームの中でもかなり独特ですよね。これがそもそも人を選ぶシステムなので、自分は気に入りましたが人気シリーズになるのは厳しかったんじゃないかなーと思います。

あと、ブログで『みんなでミニランド』のレビューをした方が言っていましたが、早送り機能があればよかったのに…と思いましたね。ジャンルが少し異なるものの、『ミニミニカーニバル』には早送り機能が実装されているそうなので、こちらもやってみたいです。でも先に『初代マリドン』をやるべきかな、今ブームが来てるし。

 
 
 
【余談】
久々の感想記事と言い訳しても、さすがに内容がフワッとしすぎました。すみません。

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