思い出のゲーム #38『プチノベル 収穫の十二月』


画像は3DSの商品紹介ページから

3DS(とWiiU)のeショップ閉鎖が確定してから、おすすめソフトを動画やらブログやらを漁りまくっていた頃、フライハイワークスが販売していた『ドランシアサーガ』というゲームが目に入った。そのゲームには、フライハイワークスが販売しているゲーム(の一部)のデータがあると追加ステージが遊べるという注意書きが。そういう商法に弱い自分はまんまと全部購入した。ついでに該当作品のナンバリングも揃えた(『魔女と勇者3』、『魔神少女3』『アーバントライアル2』etc…)。
 

このような経緯でシリーズを全て揃えたソフトの1つが、今回紹介する『プチノベル 収穫の十二月』である。選択肢が一切無いノベルなので厳密にはゲームではなさそうだが…。全13作あり、(ドランシアサーガの特典対象の)第1作のみ100円、残り12作が各200円(セールで全て各100円になる)。
第1作のみセール対象外である上、セール対象作品が1月~12月というキリの良さもあり、「『プチノベルシリーズ』は12作」と勘違いした3DS駆け込み勢は多いと思う。

2022年の夏に1日1作ほどのペースで読み、読み終わった感想をTwitterに投稿した。

当時読んでいて理解が追いつかなかったシーンがある程度あったり、人を選ぶ内容であったり、みんなに薦めたい優れた作品と自信を持って言うことはできないが、
2000年代後半頃のような懐かしさを感じるイラスト、ゆるい日常感、マニアックすぎるギャグ、意外性をつくコミカルなシーン、迫力あるバトルシーンなど、個人的には魅力をたっぷりと味わうことができた。推しは遠山瑞穂です

アニメ化してほしいと密かに願うファンは多いそうだが、本作を制作した同人ゲームサークル『Talestune』は2019年以降の音沙汰が無い。自分は本作を知ったきっかけが「フライハイワークスのゲームの特典」なので、どうしようもない申し訳なさを感じた。
 
(実は1回しか通して読んだことがないので、そろそろまた読み返したいと思っている)


次回の思い出のゲームの投稿は、2024年3月28日です。この日は、ある出来事からちょうど1年なので、どのタイトルかは分かるはず…。

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