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おもちゃが月に行く時代、あと50年後はどうなるのか考える友の会

みなさん、SORA-Q(ソラキュー)というおもちゃをご存知でしょうか。

僕はよく日経クロストレンディのポッドキャストを聴くのですが、そこでは2023年一番売れたものはなんだとか、これから一番売れる俳優は誰だとか、すごくアカデミックに見えてそんなにアカデミックでない、インテリに聞こえてあんまりインテリじゃない、でも耳寄りな情報が語られているわけです。

次はこのエナジードリンクが来る!とか多分生きていくうえであまり役に立ちそうにない。


しかしそんな中で、少しときめいたニュースがあったのです。
それが、2024年話題になると言われているおもちゃ、SORA-Qなのでした。

んで、そのSORA-Qとはなんだという話です。

端的に言えば、タカラトミーから発売されているラジコンのようです。
見た目は手に乗るサイズのボールみたいですね。

ちなみにお値段27,500円(税込)
たっっっか

安いダイソンが買えそうな金額で、このおもちゃは何ができるのかというと、月面探査ごっこができるんですよ。
探査ごっこです。

宇宙兄弟ごっこ。


子供に高いおもちゃを売りつけるなタカラゴミーと憤慨するところですが、このおもちゃ、実は今実際に月面に向かっているのです。

JAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大学の共同開発によって生まれた、
超小型の変形型月面ロボット。
玩具開発によって培われた技術によって
変形機構および超小型・超軽量を実現しました。

SORA-Qは着陸機から球体のまま放出され、
月面に着陸すると変形を開始し、
走行可能な月面ロボットへとその姿を変えます。

SORA-Qは月面を走行し、
搭載されたカメラで着陸機や周囲を撮影します。
そして、ミッションを終えると挙動を停止して月に残ります。

JAXAの「宇宙探査イノベーションハブ」研究提案公募の枠組みの下、
2016年からJAXAおよびタカラトミーが筐体の共同研究を開始し、
その後、2019年にソニーグループが、2021年に同志社大学が加わり、
4者で共同開発を進めているものです。

2024年1月20日午前0時20分 着月!!

着月という性教育みたいな用語初めて聞きましたが、このSORA-Q、実際に月面に降り立ち、自走し、写真を撮り、地球にデータを送信する役目があるのです。
おもちゃもここまで来るとすごいですね。しかもおもちゃ開発で培った変形機構が役に立っているというのが心を躍らせます。

月というのは、はるか昔はものすごく遠い存在だったと思うのです。
昔の人が月の影にウサギを見たように。

アポロ計画もつい50年ほど前の出来事です。
あまつさえその後もガセネタ扱いされ、特命リサーチ200Xで都市伝説のように扱われた月面着陸も当然のようにできる時代がやってきているのです。

ロマン以外の何物でもありませんね。

さらに50年後はどんな世の中になっているでしょうか。
私は今30歳そこそこですが、まだ息が続きそうな50年後、楽しみでならないです。

月が独自の進化を遂げた野生のSORA-Qで埋め尽くされているとなお楽しみです。

きっと今は見ぬ技術が当たり前に使われ、スマホとか昔かよと笑われ、大谷翔平はスーパーレジェンドとして「喝だ!」とかやっているんでしょう。

そんなためにもまずは目の前の仕事や、人との繋がりを大事に頑張ろうと思う今日この頃です。

明日も楽しんでいきましょう!

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