時には自分を褒めていいのでは?馬券が外れても。

中山記念の本命はシュネルマイスターでした。
結果は直線詰まって4着。悔しいけど、まあこれも競馬😅

それにしてもシュネルマイスターの確定オッズ9.2倍は美味しかったなという感想で、賭けられたこと自体は満足です。
何故本命にしたのか、美味しいと感じたのかについて少し振り返ってみようかなとおもいます。たまにはこういった機会があってもいいかなと💭✍️

●中山記念の出走メンバーは以下の通り

①ダノンザキッド
②ソロフレーズ
③イルーシヴパンサー
④ドーブネ
⑤シュネルマイスター
⑥ソーヴァリアント
⑦ナイママ
⑧トーラスジェミニ
⑨ショウナンマグマ
⑩モズベッロ
⑪ヒシイグアス
⑫スタニングローズ
⑬ラーグルフ
⑭リューベック

まずは、、、
①絶対に当てられない大穴を削る
②旨味を感じない馬を削る

どのようなレースを予想するにしても、個人的にはこの①②の作業が第1ステップであり、予想の根幹と言える重要ステップです。
言い換えれば買いたい馬を相対的に炙り出していく作業です。これをやっていきます。

今回の中山記念において①のステップでは2ソロフレーズ(能力×),7ナイママ(能力×),8トーラスジェミニ(能力×),10モズベッロ(脚質不利,能力落ち可能性大)を削りました。この4頭はそもそも根拠を持って買えない以上、来たとしても当てられないため出馬表から削ることが確定でした。ここまでは何となく理解してもらえるかと思います。

次に最重要と言っても過言では無い②のステップ
「旨味を感じない馬を削る」ことで「買いたい馬を炙り出していく」という作業です。
今回、真っ先に目をつけたのはやはり6ソーヴァリアント。GIホースが多数出走する中で前走GIIIチャレンジC1着からの臨戦で1番人気。この1番人気に込められた予想者心理は「中山1800mが合いそう」「オールカマーは心房細動でノーカウント」「実質チャレンジCは2年連続底無し」「GIでもやれそう」などが挙げられるかと思います。諸々を自分の中で解釈した結果、適性評価や未だ不明の能力評価がやや過剰にされている感は否めず、この馬から流す買い方や単複単体もオッズ以上に評価することはできませんでした。
故に本命にする旨味は感じず、ただ馬個体は強く好走率はある程度存在すると感じ軽視まではしませんでした。

※冷静に考えると京都記念のドウデュースでも2.5倍。能力拮抗の中山記念でソーヴァリアント2.3倍に本命を打つのは大衆が決めた2.3倍よりも強いだろうという相当な自信が無ければ難しいということです。

他にも12スタニングローズは先行出し切りのパフォーマンスが目立つ馬で見えている馬柱以上の強さを個人的には感じておらず、前走14着も「馬場不利」は周知の事実過ぎて妙味には繋がらないと判断。能力の打点もやや足りない印象で古馬一線級相手初戦で3番人気は軽視対象に。
※noteのいいねコーナーで紹介

4ドーブネは前走が有利な内枠から楽逃げ。今回も逃げ濃厚ではありましたが、6ソーヴァリアントに外からプレッシャーを掛けられる並びや能力面、近走馬柱的に旨味を感じないということで軽視。結果的に逃げ濃厚で7番人気なら紐に一考する選択もありだった気はするが、これは結果論。9ショウナンマグマは距離延長でしたが、逃げられなさそうな並びが魅力的ではなく、能力面も劣る印象で軽視対象。14リューベックは昇級初戦で能力不明、近走は内枠活かしていた先行馬で大外枠はマイナス材料で軽視。
②のステップでは概ねこの辺まで考えていました。

従って、上位評価の候補は1ダノンザキッド、3イルーシヴパンサー、5シュネルマイスター、11ヒシイグアス、13ラーグルフの5頭。既に3番人気スタニングローズを嫌えていますし、1番人気ソーヴァリアントもオッズ程度の旨味しかないだろうと感じているため5頭の中に期待値が高い馬は居るという思考。

まず、本命から除外したのが3イルーシヴパンサー13ラーグルフ。前者は前走があまりにも綺麗な競馬(ハイペース最内差し)だったこと、後者は前走タイムが同日2勝クラス同等だったことや外枠がプラスに働かないという理由で本命から除外しました。2頭とも前走の1着に対して見た目以上の評価はできないだろうという判断でした。

そして、次に削ったのは1ダノンザキッド
これは完全に相対評価でした。シュネルマイスターとは過去に数回対戦していて毎回ほぼ同じ結果です。要するに能力面は同等。今回に関して言うと、前走結果がオッズに反映されてダノンザキッド4.4倍,シュネルマイスター9.2倍という構図になった。それだけです。故に後者を取りました。

そして、最後に頭を悩ませたのが5シュネルマイスターor11ヒシイグアス。前者は能力落ち不安や適性不安から人気急落のタイミング、後者は前走GIで上がり最速2着にも関わらず、休養明け不安で人気据え置きのタイミング。
ここはもう本当に感覚になってくると思いますし、結果から言えばどっちでも良かったのだろうと思います。笑
ただ、レース前に僕が取った選択は◎シュネルマイスター

理由は3つ
①絶対能力の高さがメンバー最上位でありながら人気がない
②内枠を引けたこと
③中山適性△という世間の評価を不当と感じたこと(弥生賞2着なら問題無)

これに尽きます。枠順が逆だったら。。結論は逆だったかもしれませんが、その場合詰まっていたのはヒシイグアスの方だったかもしれない。こればっかりは難しいですね。笑

とはいえ、納得出来るプロセスは踏んでいますし、内を突けば詰まるというリスクも許容して本命にしています。競馬予想というもの自体、不確定要素のオンパレードですから結果に対して何の不満もありません。納得出来るプロセスを踏むという回数を増やしていけば、自ずと納得出来る配当にありつけるので、今回シュネルマイスターが詰まって敗戦した分、その他本命馬が圧勝したり、、、どこまで行っても結局そんなもんなんですよね☺️

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当たる当たらないの世界線で完璧を目指してしんどく感じている人は1度立ち止まって、プロセスに目を向けてみてはいかがでしょうか。金銭的勝ち負けを意識し過ぎて、良いプロセスを踏めた経験を台無しにしてはいませんか?馬券が外れたから、プロセスも全て外れとは限らないですから。外れても納得できたなら、時には自分の予想を賞賛しても良いと思いますよ。
結果よりも手前の部分で自分を褒めてあげると少し気楽に競馬と向き合えるのではないでしょうか。馬券購入は完全にメンタルスポーツですから。もしかしたら、結果も向上するかもしれません。


以上。
馬券が当たらなくてしんどいとのDMを頂いて、自分なりに思ったことでした。競馬は楽しく!!辛くならないように!


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