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年の瀬の寿司 第12話

 今回の記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読んでいただくことをおすすめいたします。

第5章

二度目の米とまた面倒なやつ

 私は残り半分の米を炊くことにした。今回は先ほどより水は少なめ。指定のメモリよりも水は少なめにした。そしてご飯が炊けるのを待っている。
 時刻は12:00、あと30分でゲストたちが来る。
妹が上から降りてきた。どうやら午後からの外出の報告をしにきたようだ。「マスク取ってください。」そう妹に言われた。言われた通りマスクを取ってあげた。そして外出していった。私はホッとした。ホッとしたというのは妹が余計なことをしなかったことに対してだ。こういうときの妹はいらんことばかりしてくるのでそれが非常に面倒だ。とりあえず安堵だ

来客1人目

 12:15くらいだっただろうか。家のピンポンがなった。誰かは予想がついていた。私は玄関へ出向く。K.K君だ。K.K君がミスタードーナツと海苔の差し入れを持ってきてくれていた。私は素直に受け取った。K.K君に近況や準備のaccidentなどを喋る。まだ米が炊けていないことも言った。そんなこんなしていたらK.K君はふざけ始めた。私は少しついていけなかった。昔ならついていけたのに...
 K.K君は昔からこんな感じだ。彼も小学校もっと言えば幼稚園からの付き合いだ。中高時代はよくふざけ合ったもんだ。だが私が少し体調を悪くしてからそのふざけに乗る体力と裁き方の技能を失っていた。彼は元から体力があるのもあって乖離が見られる。(だが徐々に思い出していき、裁けるようになってきた。最後はいつも通りの感じだった。)
 そんなことを話している間に12:25ー集合時間の5分前だった。

次の来客

 次の来客2人は私の家を知らない人たちだったので私が12:15に近くのコンビニに迎えに行く予定だった。だが、12:00頃に12:30くらいにコンビニに着くという旨の連絡を受けていた。遅刻はしているがこちらとしてはむしろありがたかった。何故ならばまだ米が炊けていなかったからだ。米は12:25になってもまだ炊けておらず残り5分くらいだった。私は酢飯を作らなければならなかったのでK.K君に代打としてコンビニに向かわせた。ふざけを残して彼は2人を迎えにいった。
 十数分して家のドアが開く音が聞こえた。どうやら来客がきたようだ。K.K君が連れてきたのはL.M君とR.M君だ。彼らとは久しぶりの再会だったのでちょっと嬉しかった。まずL.M君がかなりの様変わりをしておりびっくりした。如何にも若者といった感じだ。R.M君は髪の毛を染めており如何にも売れないバンドマンみたいな格好だった。
 そして色々と会話をしていると炊飯器からmelodyが流れてきた。

今回はここまで、次回もお楽しみに!
トンテキ

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