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年の瀬の寿司 第8話

 本記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめいたします


幕間

いざ準備開始と行きたいところだが...

 さぁとりあえず朝ごはんを食べ、軽くシャワーを浴びいざ準備だ。9:30頃にS.N君がやってくる予定だ。とここで一つイレギュラーなことが。それは妹の午前中の家の滞在だ。本来妹はこの時間は部活に行く予定だったが、どうやら休んだらしい。胃が痛いと供述している。こういうときの妹は厄介だ。邪魔しかしてこない。しかもそれが本気で良かれと思ってやっているのが面倒なところだ。さらに9:30にS.N君が来ることも伝えていなかった(当初の予定では伝える必要がなかった)ためまた軽い面倒なことになる予感がした。
 結果S.N君が来る前にはなんとか2階におるようにと説得できたが、彼が来る前に自分が客人用にセッティングしたものを片付けだしたり、変なとこ掃除しだしたり、変な意味で朝から疲れた。(因みに午後は妹は外出の予定があったので午後はご心配なくだった)

ノスタルジックな気持ち

 予定時刻より少し遅れてS.N君がやってきた。ピンポンがなりドアを開けると、S.N君が茶番を始めようとした。久々の茶番だと意気込んだが、どうやら茶番に使おうとしていた海苔を忘れたらしく頓挫。これには私も「おい!」と突っ込んだ。大抵家にS.N君が来るときは茶番から入るのが常だ。これは中学生時代からほぼ変わってない。そして家に来るのは久々だったので茶番を意気込んだのだがこの有様だった。久々だったからか気が抜けていたのだろうか。(どうでもええわ)
 そんなことは置いといてリビングの方に上がっていく我々。リビングに入ったS.N君はものすごく懐かしんでいた。というのもS.N君が家には来るのは久々と上述したが、中に上がるのはもっと久しぶりだった。(中に上がらず何かをお届けしたりが比較的最近は多かった。)さらにリビングの様相も以前とは少し変わっているためここが新しくなったと新鮮だ部分もあったのではなかろうか?壁には若かりし頃の私の写真が貼ってあったのでそれもノスタルジックの要因だろう。
 やはり家に来るとエレクトーンが目につくようだ。近辺どの家にも置いてないであろうもの。私のアイデンティティたるものだ。彼は少しの間エレクトーンに椅子に座っていた。
 そんなこんなで少々雑談をし、材料の買い物へいく準備をした。

今回はここまで次回もお楽しみに!
※下手くそな自炊、あと卵黄割りがち

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