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発達障害の私が発見した「気がついたらお金が消えていく」理由

ADHD(注意欠陥・多動症)は、
お金に関するトラブルや悩みを抱えがちです。
理由としては、ADHDは注意力に欠けることが多いため、お金の管理を苦手としており、計画的にお金を貯めることができないこと。
衝動性が強いため、衝動買いや浪費癖に陥りやすく、借金をしてしまうこともあることや請求書や預金残高などを細かく整理することができず、支払いを忘れたり、使える額を見誤ったりすることがADHDがお金に関する悩みを抱えてしまう原因とされています。
しかし浪費とか計画性以前にADHD特有のうっかりさん的な要因がジワジワとお金がなくなる原因としてあるのでは?と感じたので今回は気がついたことについて書いていきます。

「うっかりミス」が全ての原因だったりする

このことに気がついたのは、仕事で領収書をもらい忘れて、経費として申請できず全て自己負担になってしまった出来事があります。
領収書をもらい忘れることは、人生の中で何度もあり、特に人が並んでる飲食店などだと慌ててしまって貰い損ねがちです。
また領収書をもらって専用のポーチに入れるようにしても「領収書を無くす」ことも…。
そこで気がつきました、こういう小さいことがADHDがお金を失う理由の一つでは!?と。

散財はしないつもりでも…

私は育った家庭環境的に散財することが苦手で、どちらかというとケチだと思います。
ので衝動買いや気がついたら大きい買い物をしてしまった!のようなことはないのですが、
上で述べたような小さい事が多すぎるのです。

1.サブスク重複課金

サブスクはクレジットカードでの支払い。
毎月確認しているのですが、Adobeの支払いと某ビデオサービスが2つ引き落としがされていました。

Adobeは2000円の2倍なので4000円、
ビデオサービスは1000円の2倍なので2000円。
結構な金額です…
Adobeに関してはこちらのミスでの重複で、ビデオサービスの方は理由不明で返金もできないとのこと。

解約しないとな」なんて思いながら、半年間解約を忘れて、
Adobe 2000円×6ヶ月=12000円
ビデオサービス1000円×6ヶ月=6000円
18000円払っていたことになります。


でかい…でかいぞ…

2.何度も間違える買い物

カーテンを何度もサイズを間違ったり、穴あき式を買ってしまったり、靴のサイズを間違ったりなど日常生活で若干ミスってしまう出来事が多すぎるんです。
先日カーテンを買い直したら若干縦にも横にも短いし…なんともビミョーーーーーな感じに。

ちゃんと確認すれば、ちゃんと測れば、とは言いますが多分それができたらADHDは困ってない。
ADHDの困りごと
ってこういうこと日常の些細なことからあるのではないかなと思いました。
悲しい。
返品できないものはメルカリに出品してしまうのですが、靴とかかさばるものは送料を考えると微々たる金額にしかならないので
本当にそういうところなんですよね…

3.ものをなくす、ものをこわす

ものをなくす事が本当に子供の時から多い!!!!!!!!!!!!!!!!

単純にものをなくしたり、うっかり落としてものを壊してしまい買い直す。
みたいな出来事が本当にね…多いんです、
それなりに落ち込むので心の健康にも良くない。

散財してるだけじゃないのよ

母親に「散財ばっかしてるから、お金がたまらないんだ!」とよく怒られていました。
ので実家にいるときは頑張って貯めたかったものでも散財として捉えられるし、買い物したものを親に見られることにストレスを感じていました。

実家にいるときは特に親が家賃などや光熱費などの支払いができずに、貯めてたお金を使って支払って貯金がなくなってしまうこともあったので
親から散財しているからお金がないと怒られることに対して違和感がありました。

上記に述べたADHD的な要因もありお金を失いやすいのですが、ADHDは散財するからお金がなくなる!と管理不足のように言われると母から怒られたことを思い出して悲しくなってしまうのです。

ものをなくしたり、解約忘れたりも一つの管理不足ではありますが…こういう小さい事が積み重なってお金がなくなる。が理由にあるのではないかなと思ったので今回書いてみました。

ADHDは誰にもそういうことはあるよ!って言われるし、それができたら困ってないんだよなぁってことが本当に多いです。

お金は特に生活にダイレクトに関わってくるので、ADHDを抱える人の悩みの一つでもありステルスお金失いを防ぐためにも参考になれば幸いです


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