ソウル旅の雑感
3泊4日のソウル旅をしてきました。そのレポートです。
30年振り2度目のソウル訪問でしたが、街も人々も大きく変わっているように見えました。ほんの短期の滞在の個人的な雑感です。
NY、東京と遜色なく経済的に発展している都市という印象ですね。でも道を尋ねても皆さん、とても親切で英語や日本語をある程度以上話せる方がほとんどでした。日本人に対する関心が高い人が多いなと感じました。
30年前には、ほとんど日本語表記が街中で見かけなかったのですが、かなり増えたという印象です。でも博物館などの公的な説明文はハングルと英語というパターンがほとんどでしたね。日本語があるのは少数派という印象です。
3日目にバスで1時間ほどかけて、ソウル郊外の水原(スウォン)という歴史的な街を訪れました。路線バスを3本乗り継いで行ったのですが、NAVER Mapというアプリを使ったのですが、賢いですね。何の問題もなく初めての土地にたどり着くことができました。
ソウルとその周辺は渋滞で有名ですが、水原に向かうバスは高速道路のバス専用レーンを走行してほぼ時刻通りの運行でした。そのレーンの脇には一般車が渋滞でノロノロ運転という状況が見えました。
このような渋滞や混雑への対策が取られているようですが、朝夕の交通渋滞や地下鉄などのラッシュ時の様相は、日本の高度成長期やバブル期のようなラッシュに似ているなと感じました。地下鉄の階段には人の流れをコントロールする案内のスタッフが配置されていました。大きな事故もありましたからね。
忙しいソウルに比べると、水原はのんびりしているなと感じましたが、城壁周辺の商店街は、上野アメ横のような賑わいの庶民の街と見えましたが、一方でベッドタウンとしての面もあり、水原駅前は日本の大都市と同じように賑やかでした。
世界遺産、庶民の街、高層マンション群のベッドタウンという、いろいろな顔を持つ大都市でした。
青瓦台(旧大統領官邸)は一般公開されていて、パスポートを提示すれば無料で見学できます。一部非公開の部分もありますが、地図に青瓦台の場所が載っていなかった時代もあると聞きましたので、時の流れ、状況の変化を感じます。
とにかく、日韓が今後も手を携えていかなければならないお隣さん同士ですから、ますます友好発展すればいいなと、いち旅行好きは思う次第です。
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