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師の愛を想う

ひとつひとつ、言葉を選びながらも、想いを紡ぐように作られた動画。
世間に多くの波紋を広げている件について、師匠のMomoyoさんがこの動画を上げられたのは先週末のことでした。

Momoyoさん自らが、このような動画を上げるべきか迷われたということで、さらにそれを追ってこちらに何か書くべきかどうか…さすがに迷うところはありました。
でも、放っておいたらただ流れていくだけの世の中と情報の波に、少し抗ってでも大切なメッセージを残しておきたくて、今回はこちらについて私なりのまとめをしてみようと思います。

今回、伝えようとされていたメッセージは以下の3点になるかと思います。

1.私たちは、もっと心の病について学ぶべき
いわゆる“気が落ちる”という状態と心の病は全くの別モノです。多大なストレスが心の病を発症させますが、このときにはもはや本人の意思とは関係なく、取り憑かれたように死が囁いてきてしまいます。意思の力が働かないのが心の病なのです。
特に、芸能人のように人前に出る人々の受ける集中攻撃は常人の想像をはるかに超えるもので、当然そこからくるストレスは計り知れません。悪意を持った人々の攻撃もエネルギーなので、気にしないようにしようとしても確実に刺さっていきます。表に出て立ち向かう人たちには、絶対に裏からのサポートが必要なのです。

2.どんな生き方も本人が自分で選んだものである以上、他人がコメントすべきではない
なぜ他人がとやかく言うのか…。
逆に多くの日本人は、どこにもない”正解”の生き方をやみくもに探しながら生きていることに気付いていくべきです。誰も分かっていないのに、まるでどこかに正解の生き方があるかの如く振舞うことが私たちを苦しめているのです。
違っていることを気にしなくてもいい世界では、もっと私たちは楽に生きていけると知ってください。

3.スピリットに生きることでしか、真の幸せは体験できない
スピリットに生きるとはどういうことか…これは体験しないと分からないもので、言葉ではどうやっても説明しきれません。
とても大切で重要なことなのに、日本ではとかく面白おかしく、あるいは怪しいオカルト宗教のようなものとリンクして捉えられたままで、イメージが改善されてこないのが非常に残念です。
私たちは、身体に問題があれば医学を通して治せばよいし、人を健康で幸せにするために医学と心理学、スピリチュアルがもっと連携していけるような世の中になって欲しいと強く願っています。

…あくまでも、私なりのまとめです。

今回、ryuchellさんが亡くなられたことについての悔しさを噛み締めながら、スピリチュアルと表現され敬遠されがちな世界について真剣に語っている様子、きちんと心に刻みます。
これが虚飾の無い、真剣な愛だと思うからです。

最後になりますが、ryuchellさんのご冥福を心からお祈り申し上げるとともに、ご家族や関係者の方々には謹んでお悔やみを申し上げます。

≪巻頭写真:Photo by Ali Maah on Unsplash

長年の公私に渡る不調和を正面から受け入れ、それを越える決意をし、様々な探究を実践。縁を得て、不調和の原因となる人間のマインドを紐解き解放していく内観法を会得。人がどこで躓くのか、何を勘違いしてしまうのかを共に見出すとともに、叡智に満ちた重要なメッセージを共有する活動をしています。