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再生回数目当て

動画を投稿して思う

シンセを買い、YouTubeに投稿して、やはり再生回数が欲しくなるのは人の常・・・と言いたいが、仕事がデザイン関係で動画の仕事も少しやったりするから伸びないことは重々承知。

ましてや流行りでもない音を作ってれば、誰が見るのかと思う。そもそも投稿する理由は動画の編集方法や、音楽制作のモチベーションを保つためで、バズったら逆に困るくらいさ。強がりではないぞ!

でも、やっぱり色んな人に見てもらうのは活動のモチベーションに繋がるので、少し試したいことがあった。

それは、当時に発売間際であったvolca fm2の動画を作ったら、結構回るんじゃないか?という計画だ。ちなみに、再生回数目当てに買うつもりではなく、volca fm2は純粋に欲しかった。

volca fm2

アナログにこだわるとは言いつつも、デジタルが嫌いなわけじゃない。それに、エキゾチックなサウンドを出すにはこいつがちょうど良かった。

ガムランのような、東南アジアの金属パーカッションみたいな音や、スタンダードなエレピなど、基本的な音は用意されている。

FMシンセは音作りが複雑なので、プリセットの音を使おう。祖でもあるYAMAHA DX7が発売された時も、海外勢はプリセットの音でガンガン作曲してたらしい。

volca fmに関して言えば、モーションシーケンスが使えるから、意味不明な音の変化を作ることが出来る。あと、初代は3ポリが2では6ポリに進化していたりと、色々違う。

volca fm2

実験結果

早速届いたvolca fm2を使って動画を撮ったら、案の定、今までにない伸び方をしていく。といっても、少し伸びが良いだけで劇的な変化ではない。

だが、一月もすると、インプレッションが多き伸びている。それにつれて、クリック率も伸びている。今まで1,000回を超えたことがなかったのに、ついに超えることが出来た。

やはり、新製品は動画コンテンツとして強みがあるようだ。凄いなと思う反面、安易に再生回数を求めるなら新製品を買う必要があるのでは?と思う。

再生回数が増えたら嬉しいけど、機材のネームバリューでも伸びてもね。一応作曲してるわけだし・・・とかいいつつ動画のタイトルには毎回がっつり機材の名前入れてるが。

一応貼っておくので、興味があればぜひ。


作ることが楽しいわけで、再生回数を伸ばすことが目的じゃない。そんな事は自分でもわかっていたけど、改めて確認ができた。

とあるコンサルと打ち合わせをした時、YouTubeは再生回数を伸ばすのに時間がかかると何度も口にしていた。バズろうとしてコンセプトを曲げてしまい、結果途中で止まる人たちをたくさん見たとも。

俺もデザインの仕事をしているのでよくわかる。何事も数字で判断しすぎる傾向が、特に近年強まっている。

でもさ、この機材買ったら数字伸びるかなよりも、どんな曲が作れるようになるかな?の方が、ワクワクしない?

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