2020年、20億円の資金調達からグローバル進出まで。Ubieの1年間ふりかえり。
みなさんこんにちは。激動の2020年もあっという間に年の瀬ですね。
2020年は新型コロナウイルスによって世の中が大きく変化した年となりました。新型コロナウイルスに今このときも対応してくださっている、医療機関をはじめ関係者のみなさまへ、改めて感謝の気持ちをお伝えします。
医療xテクノロジー企業であるUbieにとっても、大きな変化をもたらした年となりました。そんな1年間、大変だったことも、良かったことも、まとめてふりかえります!
数字で振り返る1年間
社員数
まずは社員数から。2019年12月には31名でしたが、2020年12月には86名となり、約3倍になりました。2021年1月入社予定者を入れると96名とついに100名に到達しようとしています。
いわゆる、50名の壁を経験しているUbieがどのように対応しているか?その答えが気になる方は sonopyが公開したオンボーディングマニュアルがおすすめです。
パブリシティ(メディア掲載)数
次はパブリシティ(メディア掲載)数。転載などは含まず、独自に取材・紹介された数をカウントしています。パブリシティは一つの目安に過ぎませんが、2020年は前年比で3倍でした。PRチームの体制が強化されたのに加え、コロナ禍でサービスへの社会的要請が高まっている様子が表れています。具体的な内容は、この後の時系列のまとめをご覧ください。(数が多いので一部ピックアップしています。)
時系列のまとめ
ここからは具体的にどんなできごとがあったのか、時系列でまとめていきたいと思います!
全社一丸となってコロナと向き合った1月~3月
1月~3月は新型コロナウイルスの感染拡大に対して、「Ubieは何ができるのか?」を全社一丸となって考え、走りだした時期でした。医療機関をはじめ関係者が慌ただしくなり、社外への発信も少なめ。
一方で、Ubieの採用活動は加速していきます。特にデータサイエンスチームは最高のチームを作るべく、独自の紹介資料を公開。その効果もあってか、データサイエンスチームに多くのメンバーがジョインしてくれました!
入社エントリの一部はこちら。
2週間で新ソリューションをローンチした4月~6月
4月~6月は、新型コロナウイルスに対して、Ubieのソリューションが爆速で開発され、生活者・医療機関のみなさまへお届けしはじめた時期でした。特に生活者向けサービス「AI受診相談ユビー(https://ubie.app)」を大幅な前倒しで提供する意思決定とその実行は、創業して以来の最大のターニングポイントです。
院内感染の防止、また適切な受診行動を支援するためにスマートフォンによる事前問診機能を無償で提供開始。
こちらのBUSINESS INSIDERにも紹介されました。
AI受診相談ユビーは無償で利用できるので、体調に不安があるときに試してみてください。
2022年にはUS版もリリースされました! ※2023年3月追記
また、組織も50名を超え、新たな取り組みもはじめました。
Ubieの中においてUbie Discovery/Ubie Customer Scienceという、ビジョン・ミッションこそ共通ですが、機能や組織運営方針等が大きく異なる2つのチーム分けるというチャレンジの記録です。
こちらはDevチーム内の取り組みですが、Ubieの透明性維持・向上の取り組みの一貫で「透明ガイド」を作成し、公開しました。
そして20億円の資金調達というUbieにとって大きなイベントも経験しました。
こちらは資金調達のリリースです。
Forbesにも紹介され、大きな反響がありました。
そして阿部による所信表明noteがこちら。「一緒に世界を救ってください。」エモい。
そんな阿部はForbes 30 Under 30 Asia に選出されています。Healrhcare & Science 部門で日本人が選出されたのは阿部を含めてわずか3名でした。
リブランディングした7月~9月
7月~9月も様々なメディアで取り上げられました。しかし、それは10月以降の怒涛のラッシュと比べると、嵐の前の静けさ。
週刊東洋経済の恒例企画「すごいベンチャー100」に選出され、こちらも大きな反響がありました。(リンク先のコンテンツは有料会員登録が必要です)
LinkedIn社独自調査による「Top Startups」にも選出されました。
社内的にも、大きな動きがありました。
UbieのDev組織における人材要件、すなわち採用要件が大幅にアップデート。従来は7つの要件と呼ばれていたものが、改めて「Ubieness (ユビネス) 」と命名され、その変更の背景も公開されています。
そして、Ubieが創業以来初のリブランディングを行いました。なぜ、このタイミングでブランドの見直しを行ったのか。背景や目的を知りたい方はぜひnoteを。
そしてリブランディングの裏側は、担当の3284のnoteがとてもエモいのであわせておすすめです。
海外進出やカルチャーガイドを発表した10月~12月
10月~12月はもう怒涛の勢いでした。
シンガポール法人設立しました。naottyがシンガポールに移住しグローバル進出に本腰を入れ始めています。年明けにnoteを書いてくれるとのことだったので期待!
最強の医学部生、我らがshoheiがDesignshipに登壇しました。hatakeも含めて、Ubieとしては3年連続の登壇です。
革新的な優れたサービスを表彰する「第3回 日本サービス大賞」で、「厚生労働大臣賞」と「審査員特別賞」を受賞しました。これが、社内外にわたってとてつもないインパクト。社員有志でライブ配信を視聴していたのですが、本当に感動しました。
2020年11月23日、勤労感謝の日から医療従事者がより働きやすい医療現場づくりを実現するために、『#みんなで医療の働き方会議』プロジェクトをはじめました。Twitterで7000を超えるリツイート、8000を超えるいいね!を記録するとともに、様々な医療現場の声が届きました。
ITmediaビジネスONLiNEでUbieの今までを丁寧にまとめて紹介されました。Ubieが何をしてきて、何を目指しているのかが知りたい方はぜひ読んでみてください。
患者や医師の方々を支援する新しい取り組みもはじめました。
そして、行政のみなさまとも、今までにない取り組みをはじめています。
社内の取り組みにも動きがありました。
UbieメンバーでAdvent Calenderを執筆しました。エンジニア・デザイナー・医師・事業開発など様々な職種のメンバーが、技術・事業開発・医療・組織などのテーマで書いています。
Ubie Discovery/Ubie Customer Scienceというチームを分けた話に続き、これら2つの組織を円滑に運営すべく、推進や仕組み化に従事し生産性を最大化するOps(オプス)という役割を新たに作ったお話です。
50人の壁を越えて100人の壁が目前に迫ってきた中で、Ubie Discoveryチームの文化をより明確にするためにカルチャーガイドを作成しました。
冒頭にも紹介しましたが、「カルチャーガイド」の活用方法を知りたい方は、sonopyが公開したオンボーディングマニュアルがおすすめです。
そんなカルチャーを体現しているUbie Discoveryチームのメンバーを取り上げた記事がこちらです。
Ubie Discoveryチームのカルチャーや人材要件が明確になったことを踏まえて、Ubie Discoveryチームの採用サイトもリニューアルしました!「誰かの発明に、未来を委ねるな。」というコピーや、デザインが素敵なのでぜひ見てください!
まとめ
あくまでもここでご紹介したのは一部に過ぎませんが、生活者や医療機関をはじめ関係者のみなさまのおかげで、前進できた1年でした。
このnoteを読んだ方々は、「ビジネスが完成にかなり近づいている」と思われるかもしれません。しかしUbieは、疾患予測AIを軸に複数の事業群から同時多拠点突破することを構想しており、事業の種も苗も複数控えています。阿部のnoteにもある「世界最高のプロダクトを作る。プロダクトを社会に実装して生活者と医療をつなげる。」これを実現するためには、まだまだ仲間が足りません。
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