ばぁばの拾った宝物①

こんばんは、Ualegrarです。
今日はみなさんに伝えたいことがありまして。好き嫌いが分かれる昆虫のお話です。
ただ、今日は文章のみに留めておきますので虫が苦手な方でも大丈夫だと思います。

私達家族は、週末はじぃじばぁばのお家によくお邪魔します。先日も夕食にお呼ばれしてお邪魔したんですが、その時にばぁばが「レジンって厚めの物でも作れるの?」と聞いてきました。「作れますよー。ライトで固めるレジンじゃなくて、2つの液を混ぜてゆっくり日にちをかけて固めるタイプのレジンなら厚めでも大丈夫です」と伝えると、なんだか嬉しそう。その理由を聞いてみると、ばあばが仕事場で外を掃除している時にタマムシの死骸を見つけたそう。とても綺麗な状態で、珍しいため、ばぁばは大切に大切に持ち帰ってきたそうで。最近見ないし、色も綺麗なままなので、どうにかこれをこの綺麗なままでレジンで固めてもらえないかなと。

え、、、、、、、、、、実は虫が苦手な私。タマムシを思い浮かべてゾワゾワしていましたが、ばぁばのとても可愛いウキウキとした笑顔を見ていると「虫は初めてで扱い方が分からないですから、勉強して作りましょう!」と思わず言っていました。

ばぁばは嬉しそうに大事に箱に閉まっているタマムシを私に見せてくれました。
‥‥あれ???私の思ってたタマムシと違うな🤔あれ?想像してたんよりめっちゃ綺麗やん。おや、なんだ、ゾワゾワしないぞ?と思い、携帯で調べてみると、私の思っていたタマムシは、タマムシ色したカナブンであることが判明🤣笑
本物のタマムシはしゅっとしてて、もっとギラッギラにメタリックなタマムシカラーなんですね!!もう、それはそれは宝石のように。
あ、これなら節足動物感少なくて、いけそう。頑張れそう。そう思いながらまずは情報収集。

タマムシって私、本当に初めて見たんです。みなさん、見たことありますか?虫が平気な方はネットで画像検索してみてください。メタリックでギラッギラのピカッピカですから!!

そして調べていくと、タマムシのその美しさから昔から人々に大切に扱われてきた昆虫なんだそうですね。死んだ後も色褪せずに何年も綺麗なままなので不思議な力を持つ生き物として装身具などに加工され大事にされていたようです。
成虫の寿命はわずか1〜2ヶ月ほどだそうで、セミのように短い命ですが、その魂の輝きが美しい色になって表れているという素敵な説もあるんですよ。
英語名では【Jewel beetle】。かっこよすぎだろ。そのままの訳で【宝石の虫】。かっこよすぎだろ

最近NHKで見たんですが法隆寺に「玉虫厨子-たまむしのずし-」という仏像を収める容器が国宝で所蔵されているらしいのですが、タマムシカラーにする為に、なんと4,800匹分のタマムシの羽を使用しているそうです。ぞわ

そんなタマムシさん、こうやって昔から大切にされているため、とても縁起のいいもののようです。漢字で別名【吉丁虫】とも書かれ、金運アップや、タンスに入れると一生着るものには困らないなどといったスピリチュアルな言い伝えもあるようです。

さて、長くはなりましたが、タマムシさん(縁起良すぎてさん付けしないといけない気がしてきた)、とっても素敵な虫さんですね。虫嫌いの私も良い話を調べまくったおかげでタマムシさんに対する苦手意識を極限まで下げることに成功。今なら手のひらに乗せれる。なんなら多分つまめるハズ。
次はタマムシさんをどうやって加工するかを調べなくてはいけません。虫嫌いな私がどこまで頑張れるかが勝負です。

さて、一息休憩のついでに今日はここまで。
次回はタマムシさんの加工について勉強していきましょう。🤣

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