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副腎疲労

慢性的な痛みなどの身体の不調に対して、

自律神経系を調整することはよくあることだと思いますが、

さらにその先を考える必要があるかと思います。


慢性的な痛みがストレスになると視床下部が興奮して、交感神経優位にさせます。

視床下部が興奮するということは副腎皮質刺激ホルモンも分泌が促されます。

交感神経が優位になり、

カテコールアミンの分泌が促されて血糖値を上げる働きに加えて、

そもそもの刺激ホルモンも分泌される。

その結果、引き起こされるのが副腎疲労です。

副腎疲労が起こり、

コルチゾール分泌が少なくなると、

ヒスタミンを抑えることが出来ません。


ヒスタミンは内因性発痛物質であり、

アレルギー症状を起こしたりします。

自律神経系を調整しても寛解に向かわなかったり、

鼻水がよくでていたり、

皮膚の赤みが強くでていたり、

かゆみが強かったりすると

副腎疲労を考えても良いかもしれません。

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