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VR/ARの違いって?【直感説明#002】

#現実と仮想 #可視化 #伝わる重視 #表現技術 #CV #ComputerVision
最終更新: 2019/03/11

技術オタクな私、くりりんが、
誰かに質問されて、説明した用語を書き留めておく、
【直感説明】シリーズ。

厳密さよりも伝わりやすさ。で行きます。
(ご指摘、コメントなど頂けると嬉しいです)

今日の単語は「VR/AR」です!
(VR: Virtual Reality<仮想現実>, AR: Augmented Reality<拡張現実>)
                           ※ 訳は一例です

ひとこと定義
VR: 「現実世界」に似せて作られた世界を体験する技術
AR: 「現実世界」に、追加情報を表示、現実を強化する技術

根本的に違うのが、
VRは「作られた(≒仮想の, Virtual)世界」であり、
ARは「現実世界ありき」であること。

<1>
VR。
CGなど、<実世界を真似る技術>が発達してきたおかげで、
まるでそこに存在しているかのように、仮想世界を表現できるようになってきました。(ハリウッド映画やゲームにも当たり前に使われ、部品や建築物の設計、シミュレーションにもCGが駆使されています)

この<実世界を真似る技術>には、前回紹介した【直感説明#001】3Dレンダリングも含まれます。そして、欠かせない技術の一つにGPU(近日解説。「小さいスパコン」)もあります。

これら技術を、すごく大まかに分けるとハードウエア(ハード、HW)と、
ソフトウエア(ソフト、SW)になるのですが、こちらも後日解説。

ハードもソフトも、地道に、時々革新的に、進歩を続け、
まるで現実であるかのような仮想世界を表現できるようになってきました。

<2>
そしてAR。
VRよりも新しい概念で、
スマホを通して表示している現実世界などに対して、
追加情報を出したり、キャラクターとか家具とか洋服が飛び出してくるような技術を言うことが多いです。

熟練の職人さんが、作業をするときどこを見ているのか、ということを記録して、見習いの職人さんが技術を習得するシステムなども作られています。
こちらは、画像処理技術の発達の影響が強い印象があります。

撮影したものの「一部(例えば、目の部分とか)」に
追加情報(例えば、少女マンガの目)を付け足す。

といった有名なケータイアプリがありますね。
例えばこの場合、目の部分が正確に特定される必要があります。

これを特定する方法として、様々な画像処理技術が考案され、
スマホでも簡単に動くような優秀な技術が研究開発され、使われています。

といった形で、
現実世界に手を加えて、より人間にアピールできる表現をする技術が、
ARということになります。

<3>
本文の下【おまけ】にも記載しましたが、
類似の概念がけっこう出てきています。
MR、SR、xR。
どの単語も、キーワードは「現実世界と仮想世界」で、
混ぜたり、錯覚させたり、融合したり
といったことをしています。

また、上記ぜんぶひっくるめて「VR」と呼んだりすることもあるようです。

文章のなかで、どういった使われ方をしているか、
注意しながら読むことをオススメします!

<余談>
あれから8年、都心で揺られ、北関東・東北に想いを巡らせ、
何が出来るだろうかと問い続けた結果、
後悔をしないように、自分の興味を貫いて、世に還元していく!
と、ひっそりと決意しました。

受け入れきれない現実が眼の前に立ちはだかったとき、
立ち向かって克服できるのが理想と思われがちですが、
立ち向かうための力を蓄えるために、
いったん仮想の世界に入るのも選択肢かもしれません。

余談でした!


〜〜
最後までお読み頂き
ありがとうございました!

くりりん @ 祈りとともに

【おまけ】より深く知りたい人のために


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