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未熟なカード対応(柏1-1FC東京)

前半1分 木本恭生 イエロー
前半40分 塚川孝輝 イエロー
前半48分 中村帆高 イエロー
後半37分 中村帆高 イエロー 退場
後半46分 小泉慶 イエロー
後半48分 東慶悟 イエロー

前節、開幕戦の浦和戦でとっくに東が退場なはずなのに耐えきれた(何度もイエロー二枚目もののファールをしていた)、という危うさがあった東京だがその反省が何も活かされず、今日は逆転のチャンスが大いにあった中、退場者を出してしまって勝ち点1で終わる結果に。

主審の判定基準がおかしい云々言うのはその人の判断だからさておき、
そしてサポーター側が主審に文句言うのもさておき、
(プロじゃないし、単なる観客だし、日々のストレスの捌け口として試合観戦してる人だって中にはいるから)
プロの選手が主審の判定基準に試合中適応できずに不要なカードをもらい続けて勝利を逃すのは、ただただ、未熟。

このカード乱発の中で仕方ないプロフェッショナルファールは後半アディショナルタイムの東のファールのみ。あれは倒さなければカウンターで柏に決勝点のチャンスとなる場面だったのであれは本人もイエロー覚悟だろうし、試合展開として妥当なファール。

他は全て球際の強さや熱さを勘違いした不要なカード。
足裏でいったりとか、その場面でわざわざスライディングしなくてもいいよねとか、カード一枚もらってる選手がやるプレーじゃないよね、等々。

プロなら主審のジャッジ基準を踏まえて、カード出ない範囲での削り方や判断ができるべきで、それこそが勝利に直結する戦い方だと思っている。

前節はハーフタイムで東を交代させないと絶対後半に退場するだろうと思ったら、キッチリとアルベル監督が交代させた
今節もハーフタイムで中村帆高を交代させないと絶対後半に退場するだろうと思ったら、交代させず引っ張ったことでキッチリと退場した

実際、中村帆高は躍動していて決定機に大きく絡む上下動を魅せていたため、アルベル監督としても代え難い存在であり、悩ましかったと思う。
退場か・逆転かのギャンブルだったと推測。
ただ、その賭けは失敗に終わった(10人になって敗戦とはならなかったので大失敗ではなかったのだろうが)。

仮に主審のジャッジが理不尽だったとしても、それを乗り越えてこそのリーグ優勝だと思うので、この選手たちの適応力の無さや判断の悪さが今後のリーグ戦でも続くのであれば優勝はないなと思ってしまった。
それこそ昨日の鹿島なんて肩か腕かの微妙なジャッジや、PKで蹴る前にGKがラインを割ってた、DFがPA内に侵入してた、というVARオンパレードで痛恨の逆転負けを喫してるわけで、あれだけ機微な判定で勝ち点を逃している。今日の試合は自分達である程度コントロールできるわけで、そういった戦い方をしない限り、厳しい。大人な戦い方にはまだまだ遠い。

リーグ優勝を目標にしていなかったら別に感情の振れ幅のみで戦うのは全然アリだと思うんだけどね。
ただ、ここまで書いていて気付いたが、そもそもアルベル監督が

勝ちにはこだわるけど優勝宣言はしない


という状況なので、
「優勝を目標とするからこそ選手達の不要なカードを避ける戦い方」
よりも、
「優勝とかどうでもいいから監督も選手も主審へ文句言う」
という方がFC東京の立ち位置としては正しいのかもしれない。
これは私がFC東京の立ち位置を誤解しており、大変失礼いたしました(平身低頭お詫び)。

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