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2024.2.27(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比5.81円高と3日続伸。前日の欧米株市場が軟調な展開だったことで、目先利食い圧力が表面化したものの、鉄鋼や銀行株などバリュー株への買いが全体相場を支える形に。前場はやや荒い値動きで前引けにかけて先物主導のインデックス売りで値を崩しマイナス圏に沈んだが、後場は前日終値近辺で売り物をこなし、引け際に大口買いが入り、小幅ながら上昇に転じる形で取引を終えている。個別株ベースでは全体の57%の銘柄が上昇したものの、業種別では33業種中で値上がりは15業種にとどまり、値下がりの方が多かった。なお、売買代金は3日ぶりに5兆円台を割り込んでいる。

  • 中国株は反発した。米国の人工知能(AI)ブームに支えられ、AI関連企業が上昇を主導した。来月開幕する全国人民代表大会(全人代)でどのような政策シグナルが出されるかに投資家は注目している。香港株も上昇した。ハンセン指数は156.06ポイント(0.94%)高の1万6790.80。

  • 欧州株式市場は反発して取引を終えた。資源株とテクノロジー株が買われたのが相場を支援した。ドイツのDAX指数は0.76%上昇し、過去最高値を更新した。金属価格の値上がりを背景にSTOXX欧州600種資源株指数は反発し、1.65%高。テクノロジー株指数も1.01%上げ、2000年12月以来の高水準を付けた。主要中央銀行による利下げ開始時期の手掛かりを得ようと投資家は今週発表されるユーロ圏と米国のインフレ指標を注視している。

  • 米国株式市場はインフレデータなど主要指標の発表を控え、ほぼ横ばいで取引を終えた。企業の決算シーズンが一段落する中、投資家は経済指標と米金利の行方に再び注目している。株式市場はここ数週間で大きく上昇してきた。人工知能(AI)関連銘柄への買いを背景に、前週にはS&P総合500種とダウ工業株30種が最高値を更新し、ナスダック総合も最高値に迫った。雇用統計の発表は来週になるため、29日発表の1月個人消費支出(PCE)価格指数が目先の焦点となる。PCEは米連邦準備理事会(FRB)が重視する物価指標だ。PCEが直近の消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)と同様に強い内容となれば、FRBは市場が予想しているよりも長く金利を現在の水準に据え置かざるを得なくなる可能性がある。

↓2/27 (火) 経済指標をまとめました。

2024/2/27

Fear & Greed Index

→78    EXTREME GREED

今後の重要イベント

※3月 権利確定日
権利付き最終日 3/27(水)
権利落ち日   3/28(木)

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