見出し画像

年100冊読書し続けるメリット"世の中の本質がわかってくる"。私のビジネス書マンダラ

こんにちは邨山毅です。
1ドル160円ですが現在米国におります。基軸通貨発行国だからこその強いポジションを日常生活の中で感じています。
投資や消費に対する国民の考え方が全然違うことと鶏卵ですが。

以前インドで通貨に関する話を書きましたが、その時同様に「教養としての決済」を読んだからこその視点での学びが多いです。

その事象の背景には年間100冊超の読書をしているからこその部分もあると思っていて、その辺りの思考のアウトプットです。


世の中の"本質"が見えてくる

「何度も出てくる話を素材に、抽象的に本質を汲み取る」

もちろん1冊1冊から題材の知識を得て学んでいくのは当たり前ですが、100冊読んでいれば何度も何度も出てくる話があり、本当に大切な本質を自分にインストールしていくことができます。
これは僕自身とても大きなメリットだと思っており、実際に成長曲線の指数関数的向上を感じています。
(単純接触効果で頻出概念を本質と信じ込んでいるだけな可能性もありますが)

完全一致ではないにせよ、ビルゲイツも同様の効果を感じてそうです。

去年はマッキンゼー出身の方の著書で戦略に関する本を積極的に読むようにしていたのですが、繰り返し何度も出てくる概念として「ダイナミックなリソース戦略」をインプットできた気がしています。マッキンゼー本の大ファンです。
ピーターティールも同様のことを頻繁に著書で語っています。

後ほどもう少し深掘ったことを書こうと思ってはいますが、「何度も出てくる話から抽象的に本質を汲み取る」ためには一定の読書量が必須で、まずは数を追ってみることをお薦めします。

世の中の大半の事象にアナロジーが効くようになる

今回米国で生活している際に感じている「これってそういうことか」のアハ体験もその一つだと思うのですが、自分の中に様々な物事の構成要素・因果関係・歴史哲学がインプットされており、目の前の事象をキーに頭の中でアナロジーを組み立てられるようになります。

このアハ体験はさらに別のアハ体験アナロジーにつながるので、雪だるま式にアナロジーの連鎖をもたらしてくれます。

細谷功の「アナロジー思考」でも展開されていましたが、アナロジーを効かせる"距離"が遠ければ遠いほど付加価値のあるアイデアになるので、そういった側面でも価値がありますね。

抽象度の高いところで、精度の高い思考を行えるようになります。

量から質へのスイッチ

年間100冊の読書を3年間続けてきたのですが、今年はおそらく30冊程度に着地するのではないかと思っています。

ある程度の量の読書をしたことで個人的には臨界点に達した気がしており、今自分が学ぶべき本質が見えてきています。
(もちろん量をこなす時期はまたいつかくるはず)

また、これは僕自身が個人的に現在辿り着いている場所ですが、今年はアウトプットに少し比重を重くするタイミングだと感じています。そう言う意味でも、読書に充てていた時間をnoteの執筆にアロケーションしてます

私のビジネス書マンダラ

本質にたどり着く近道として頻繁に参考にしているのは山口周さんのビジネス書マンダラです。
普段、数冊を同時並行で読書することが多いのですが、常に1冊はこのビジネス書マンダラの本を入れるようにしています。

ちなみに山口周さんのビジネス書マンダラに出会うまでは、毎年ビルゲイツやジェフベソスが公開している"今年の10冊"を追ってました。

更新頻度は年1で精一杯な気はしますが、自分自身の振り返りのためにも私のビジネス書マンダラを作ってみました。
(尚、分類は山口周さんのものを転用しています)

私のビジネス書マンダラ

読んだ本すべて記録/記憶しているわけではないので網羅的ではないですが、今後も末長くアップデートしていくつもりです。
ご参考までに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?