しめじ

過去、現在の事 妄想 など書きたくなったら ゆる~く  やっていきたいと思います。 …

しめじ

過去、現在の事 妄想 など書きたくなったら ゆる~く  やっていきたいと思います。 趣味は特別ありません でも自分なりに楽しくやってます😃🎶 啓発的なのとかビジネス的な繋がりは ココでは要りません👋😞 ポジティブを押し付ける方も❌ ゆったりまったり希望(*-ω人)

マガジン

  • 【Bar S】

    東京の路地裏。7席だけの小さい店。夜な夜な集まる【Bar S】の客達。奇妙な仲間と客を選ぶマスター(私)とのストーリー。

  • 教授のプロジェクト

    教授の研究のために隔離された学生たち。 箱庭の中でいったい何が起こったのか。 観察者である、教授から語られる事実。 語られていないストーリーを誰が語るのか?

  • 異世界からの招待状~ヴァンパイアからのお誘い~

    皆さんの描く〈ヴァンパイア〉を堪能したい。 ただ私が読みたいという欲望を叶えていただくマガジンです。 随時、作品募集中!

  • 写真から創る

    お題の写真から創作してもらう企画です。

  • 季節の果物シリーズ

    僕とあなたとの季節の果物を交えた恋愛連続短編集

最近の記事

  • 固定された記事

恋心

彼の腕まくら。 初めての彼氏。 ちょっと前までの私では知らなかった感情。 彼は寝息をたてている。 帰らなきゃ、とは思うのだけれど 帰りたくない、が勝ってしまう。 怠惰な生活。 仕事中、彼に会いたくて堪らなくなる。 仕事が終わると彼の部屋へ向かっている。 彼と一緒にご飯を食べ、 肩を抱かれながらテレビを観ていると キスをされ、流れで始まってしまう。 たまにはSEXなしで帰りたいと思うのだけれど その流れからは抗えない。 朝、彼がまだ寝ている間にベッドを抜け出す。 家に戻

    • このお酒を知ってるかい?

      • 今回はnote創作大賞、応募しようと思った。 いや、20000字書いたことないから今回の応募に間に合わないかもしれないけど、それでも年内には一作品完成させてみたいと思った。 集中力を保って同じテンションで書けるのか、うまく構成できるのか。 今やらなきゃ一生やらない気がするから。

        • SNSからS.O.S

          SNSから流れる情報 心地よい居場所を皆探しているよ 夜中のベッドの上 青白い光を両目に映しながら SNSから聴こえてくる叫び お洒落なショットから透けて視えるよ 映えのスイーツ お決まりのキメ顔で微笑みながら SNSから送られるメッセージ 僕にも届く助けてよ S.O.S. 削られる睡眠 毎日の投稿やめられぬのだから SNSから逃れられない 誰も彼もがスマホ中毒 抜け出せぬ沼 与えられる共感きもち良過ぎるから

        • 固定された記事
        • このお酒を知ってるかい?

        • 今回はnote創作大賞、応募しようと思った。 いや、20000字書いたことないから今回の応募に間に合わないかもしれないけど、それでも年内には一作品完成させてみたいと思った。 集中力を保って同じテンションで書けるのか、うまく構成できるのか。 今やらなきゃ一生やらない気がするから。

        • SNSからS.O.S

        マガジン

        • 【Bar S】
          34本
        • 教授のプロジェクト
          11本
        • 異世界からの招待状~ヴァンパイアからのお誘い~
          5本
        • 写真から創る
          42本
        • 季節の果物シリーズ
          9本
        • 色づいた恋シリーズ
          2本

        記事

          立ち小便ができた時代の男たち

          刈り取られたあとの田んぼに向かって放射線を描く 夕陽に照され飛沫がキラキラと輝いた 友と並んで長く伸びる影 カラスの鳴き声と共にランドセルを背負い直し 勢いよく駆け出す 平日にも関わらずご機嫌なサラリーマンたちは 夜中まで続いた過酷な戦いを終え 日にちが変わった頃スナックやバーといった場所で 女たちから金と引き換えのやすらぎを手に入れる 店を出て家庭という名の現実にかえる前に 駐車場の陰へ民家の壁へ路上の隅へ撒き散らす 同僚と並びファスナーをおろして 世間の会社の家庭の愚痴

          立ち小便ができた時代の男たち

          季節は廻るけど

          抱き締められて あったかい が、暑苦しい に変わる季節 幸せ が、 ウザいに どうしてなんだろう あんなに求めていたのに どうしてなんだろう 一生、このまま 離さないでいて欲しい なんて思っていたのに 彼が悪い訳ではない じゃあ、悪いのは私? もう寒くはなくなったから? 時が動いてしまったから? 彼の匂いが気になってしまったから べとつく汗の感触が不快だったから 悔やんでも仕方ないし 考えたところで想いは変わらない 同じ時はもう戻らないけれど また季節は廻る

          季節は廻るけど

          紫色の世界

          この霞んだ空をすみれ色に塗り替えよう 人々の欲望で地面は赤紫の絨毯となり いつしか藤色の風が頬を撫でる バイオレットの空が裂け ラディッシュパープルの地が揺れる そしてラベンダーの風が鼻先を擽る 高貴で淫靡なこの世界で 絡み合い混ざり合う 嗅ぎ合い舐め合い 咀嚼し消化する 咀嚼し浄化する 咀嚼し協和する 咀嚼し調和する 調和した紫はどこも曖昧で いつも不安定なやすらぎを与える それ故に紳士と淑女は 抱き合い繋がり合う ラディッシュを噛み潰し ラベンダーを擦り潰せ そ

          紫色の世界

          素敵なBARへ行ってきたのよん(まくらさんからご紹介いただいたって話)

          お友達のまくらちゃんが あたいをステキなBARに招いてくれたのよん💕 桜の話なんかで盛り上がっちゃったんだけどさ、 個人的に嬉しかったのは本題が終わってからのPillowトーク (コメント欄) あたいのこと、そんな風に見てくれてる人がいるなんて嬉しいじゃない だって、あたいの〈しめじ〉って名前なんて 男でも女でもなく、それどころかなんの意味も持たせないために 目の前にあった食材の中から一番どうでもいいもの選んでつけた名前だから、、、シメジチャンゴメン まあ、とにかくあ

          素敵なBARへ行ってきたのよん(まくらさんからご紹介いただいたって話)

          天女魚(アマゴ) ~神の宿る滝~

          渓流に崖の上から勢いよく流れ落ちる滝の水。 水は塊の連続となり、叩き割るかの如く水面を打ちつける。 人々は滝のあまりの凄まじさ故、その音を聴けばあらゆる邪悪な絆を断ち切り、そして洗い流し、また新しい縁をもたらすと信じている。 そこには確かに神は宿っていた。 だが、その滝壺に宿る神にとっては人間の事情などには関係なく、ただ怒りにまかせ水面を打ちつけているに過ぎぬのかもしれない。 レモンイエローの三日月が空に浮かぶ夜、渓流の魚たちは岩影に隠れ静かに休息をとっている。 しかし、そ

          天女魚(アマゴ) ~神の宿る滝~

          天女魚(下)

          「よーし、みんな起きろーっ! バーベキュー始めるぞ」 仲間の一人の大声でみんな一斉に動き出した。 僕も我に返り、みんなの後を追って庭へ出た。 二人づつ火を炊くチームと食材の下ごしらえをするチームに別れ、作業を始める。 僕が玉ねぎを切っていると缶ビールを渡された。 「はえーな」と言う僕に、「こんな開放された場所で呑まずにはいられないでしょ」と作業の相棒が答えた。 山で日が遮られ辺りが暗くなってきている。 スマホで時間を確認するとまだ午後4時をまわったばかりだ。 クーラーボック

          天女魚(下)

          文フリ東京の打ち上げ

          40名まで入れるらしい! 楽しみで仕方がない🤩

          文フリ東京の打ち上げ

          天女魚(上)

          僕達は大学の卒業記念に都内から車で3時間ほどの距離にあるペンションへとレンタカーを走らせやって来た。 年季の入ったペンションの庭の向こう側からは清流のせせらぎが聴こえてくる。 午後4時。途中で寄った名所の滝に繋がる階段のおかげで僕達は早くも疲労を感じていた。 ペンションに到着し、カビくさい臭いを追い出すために全ての窓を開放すると、4人が各々に床の空いたスペースに寝転がった。 暫くすると誰かの寝息がした。が、自分は眠れずに名所の滝で出会った女の子の事を考えていた。 駐車場に車

          天女魚(上)

          新しい一日がまだ始まらないように  #青ブラ文学部

          夕焼けこやけで日が暮れて 日焼けの腕見せる袖まくり 生焼け牛タン始まる飲み会 ヤケヤケヤケ酒呷るグラス 酒焼け声でがなるカラオケ 胸焼け嘔吐ししゃがむ土手 朝焼け隠す掌時間よ止まれ

          新しい一日がまだ始まらないように  #青ブラ文学部

          水溜まりと踊る女人

          雨の夜 道路脇の水溜まりに街灯の灯りが浮かぶ 金色が揺れて黒と混じり合いそうに見える だが光と闇は決して混ざることはできない 高架下で踊る女人 仮面をつけたようにそこに表情はない はらはらと散り落ちる葉の如く 体全体で表現する 指の先まで神経を使っているのが 遠目からでもわかる 落ちた葉が地上で静止し 代わりに雨粒が跳ねた スカートがふわりと膨らみ 女人は柱の影へと消えていった

          水溜まりと踊る女人

          長い薬指 #肉食と草食の物語 

          彼の長い指が私の体の表面を撫でる。 それだけで私は背中をのけ反らせた。 私も彼の剥き出しになった先端を両手で包み込む。 長く濃密な前戯のあと、硬くそそり立った彼の一部を私の中へ受け入れる。 彼の指に私の指を絡ませ、私は絶頂を迎える。 「薬指が長い男はあっちの方も強いらしいよ」 掠れぎみの声でそう言ったのはユキだった。 普段はそんな下の話なんてしないのに、酔った勢いでそんな話を始めたのはきっと好きな人が出来たからだろう。 「ユキったらもう妄想が止まらないんじゃないの?このス

          長い薬指 #肉食と草食の物語 

          恋愛の期限

          「恋愛していられる期間なんて1年半から長くてもせいぜい3年くらいらしいよ」 同じ部署の飲み会のあと、まだ少し飲みたくて入った落ち着いた雰囲気のバー。 カウンター席の隣に居るのは同期入社の笹山だ。 「大概、恋愛を始めて1年半くらい経つと気持ちが冷めてくるように出来てるんだって。恋愛ってね、段々と人間を駄目にしていくの。そう、心も体も。子孫を残すために必要なことではあるけれど、ある意味バグを起こさせているようなものだからそれが長期間続いたら心身共に異常をきたしてくる。人間て複

          恋愛の期限