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自分をちょっと褒めれた話_もくもくブログを書く会に初参加

先日、はじめてオンラインサロン内のイベント「もくもくブログを書く会」に参加してみた。凹んで終わるかな……と思いきや、意外や意外。ちょっとだけ自分を褒めれたし、この会ならではのスペシャルな体験をした。

オンラインサロンのイベント「もくもくブログを書く会」

「もくもくブログを書く会」は、ライター・エッセイスト江角悠子さん主催のオンラインサロンのイベントの1つ。

不定期で月に1・2回、平日の9時から1時間程度の開催。
zoomを繋げて、集まった人たちで25分間集中して、ブログやInstagram・メルマガ等に投稿する文を書く。書き終わったら、みんなで読み合い・感想を送り合うというイベント。

今の自分を知りたい。

みんなで一斉に書く、というシーンに憧れて、何度もイベントページで「参加予定」をクリックしていた。でも最終的には「25分で書くの無理だろ…」と怖気づいて、結局欠席…「参加予定詐欺」をしてた(すみませんー)

そして、ここ最近の私。
いろんな刺激を受けて焦っている。書きたいことはたくさんあるのに、
手をつけられない…ネタが積もるばかり。

速く書けるようになりたい…。

なら、今の自分の書くスピードを知ろう!と思って参加したのだった。

書いて消すを繰り返す…何を書いてるんだ…?

今回は月曜日の朝、午前9時からの開催。
夫を送ってからの参加で5分ほど遅れてzoomを繋げる。
集まったのは私を含めて5名。

その日に書くテーマをひとりずつ宣言していく。
私は最近読んだ本のレビューを書くことにした。

今回はテーマを決めてはいたけれど、テーマは決められてなくても大丈夫。この時間にテーマの相談もできるのだ。
「テーマが無いけど、何か書きたい…」というときには、むしろいい。
「書きたい」の気持ちだけを持って、ふらりと参加できるのだから。

いよいよ25分の集中タイムに入る。

zoomのカメラをオフにし、マイクをミュートにしてスタート。

伝えたいことは何だろう。どの順番がわかりやすいのか…構成を考え、文章を綴っていく。「誰に書こうか」の悩みがあるから、打っては消してを繰り返す。

集中の25分が終わり、書けた文字数は1,166字。
本の概要とほんの少しの感想しか書けず、最後まで書き終えることは出来なかった。

書き上げたテキスト(noteならURL)をGoogleドキュメントに貼り付けた。
私は手元のテキストで書いたけど、noteに書いてる人もいた。

貼り付けられた文章を上から各自で読み、読み終わったらすぐに感想タイム。インプットからアウトプットまでの時間が短い…!

書いている文字数は違うものの、みなさんの文章には結末が入っている…。
とても読みやすく、普段読書をしない私でも、ささーっと読める。

いろんな人の書き方を目にして参考にしたい箇所や、書かれた記事からの新発見もあり、情報量が多くてまとまらない…。
きっと私が伝えてた感想は小学生のようだったと思う…。

もっと頭じゃなくて「心」で感じたことを、すぐに言葉で伝えられるようになりたい、と思った。

読んでもらえて、感想をもらえるのは嬉しい

ついに、中途半場な私の文章タイムが来てしまった。結論まで書けなくて、恥ずかしさや、感想を言うのにも困らせてしまうのではないか…と不安になる。

でもみなさんからは優しい言葉をたくさんいただいた。

私が読んだ本は「食」に関すること。その本がどんな本で、どんな心の動きがあったのかを書いた。

まだ途中の文にも関わらず、みなさんが「食に関わる誰かとの思い出」を巡らせてくれて、感じたことを教えてくれたことがとても嬉しかった。

普通なら中途半端な文章を、他人の目に現すことはできないけれど、ここでは現せられる。無理矢理だけど…。
こうやって、途中の文でも読んでもらえて感想もいただける。
ここでしか体験できない、特別な時間だった。

自分で自分を見直した。それでいい。

zoomを切り、時計を見ると10時15分。
約1時間で文章を書く、3つの記事を読む、感想を伝え合うことをしたのだ。時間の使い方がすごすぎる。

ひとりで仕事をしてる時にかかる時間。何も終わってない…と思ってしまうような時間の使い方が、不思議でならなかった…。

25分の集中タイムは自分との戦いのような時間だけど、その後、みなさんの記事を読み、感想を伝え合う空気は和やかだ。
そして書いた内容にすぐにコメントをもらえるという特別な時間はスピード感だけでなく、緩急もすごい。

たくさんのことを一気に駆け抜けた疾走感
自分もやれば出来るんじゃん?という充実感

満たされながらも、心に残る「勢い」の余韻と、
書き終えられなかった悔しさから、また書きはじめる。

この体験があったから「まずは25分やってみる」という意識と
「書き終えられなくてもいい」と少し力が抜けたような気がする。

そして「集中できる自分」という一面も見ることができて
少しだけ褒めたくなる自分に出会えた。


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