自粛期間と睡眠について。

自粛期間、行動に制約がかかり、不自由な思いをした方も多いと思います。僕もそのうちの一人です。しかし、それと同時にいくつかの発見がありました。今日は、そのうちの一つである睡眠について書いていこうと思います。

僕個人の場合を紹介します。授業がオンラインになったおかげで、通学の時間が無くなりました。それに付随して、支度の時間も削減されました。朝の時間が十分にありますので、目覚ましをかける必要もありません。(これはあくまで僕の場合ですが。)

結論から申しますと、睡眠時間が十分に取れています。

睡眠時間は7~8時間の間で安定しています。人間に必要な睡眠は1日当たり7~9時間といわれています。

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参考)

・「寝だめ」はできない

平日に短い睡眠時間で過ごし、休日に昼までなど長時間寝ることで、つじつまを合わせようという行動を「寝だめ」といいますが、これは科学的には効果がないといわれています。平日は短い睡眠時間のせいでパフォーマンスが下がり、休日は長すぎる睡眠時間によりだるさを感じたり、自由な時間を減らすだけです。

・ショートスリーパーは先天的(遺伝)

ショートスリーパーは先天的(遺伝によって決まる)ものであり、後天的に身につくものではない。これが、科学の現段階での結論です。

ショートスリーパーがいるのは事実です。ナポレオンは先天的なショートスリーパーだったそうですし、武井壮さんもショートスリーパーで(実際に研究者が調査したところ)1時間弱の睡眠で十分に回復していたそうです。勿論、先天的ショートスリーパーで4時間しか寝る必要がない人が、7時間無理に寝る必要はありません。(遺伝的ショートスリーパーは人類の0.2%未満だといわれています。)

しかし、「自分はショートスリーパーだ」と思っていらっしゃる方の中には、後天的にショートスリーパーになった(と思っている)人が世の中に一定数いらっしゃるでしょう。高々3時間ほどのために24時間のパフォーマンスを低下させたり、老化が進んだり、肥満になりやすくなったり、6年以内の死亡リスクを1.3倍にしたりすることは僕は選びません。けれども、最後はその方それぞれの生き方の問題だと考えます。

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ここ3か月、例の感染症はおろか、風邪一つ引いていません。朝は清々しく活動を始められます。僕の心身の健康状態は、以前より良いものとなっていると考えられます。

自粛期間で睡眠時間を確保しやすくなった方は僕以外にも多くいらっしゃると思います。

物事に絶対的な悪も、絶対的な善も、なかなかないものですね。

ではでは。

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