ある晴れた春の昼下がりに
市川駅で下車し、歩くこと5分ほど。
江戸川の河川敷に到着した。
時あたかも春爛漫、桜は満開。
昼下がりの陽射しのもと、人々は思い思いに過ごしていた。
桜並木にはござやミニテント。ランチ、あるいは昼寝を楽しむ花見客。
赤ん坊や小犬を掲げて桜と写真撮影。
ランドセルを背負った新一年生の晴れ姿。
河川敷の道をそぞろ歩くカップル。
ランニング、ウォーキング、サイクリングの皆さんとともに私も一人歩く。自由と平和を感じる。
川沿いの運動場では野球、サッカー、バスケットボール、ダンス。
凧も上がる。そうだ、凧あげを正月にしかしてはならないという法はない。
ジャグリングの練習をする人も。相当うまい。
釣り竿をいくつもしかけて談笑する人々。
川向うからトランペットか何か、楽器の音が聞こえてくる。
河川敷を3時間弱、歩いた。
桜が満開で、天気もよくて、のんびり散歩する時間がある
そんなチャンスは一生にあと何回あるかわからない。
時機を逃さないようにしよう
そう思うようになった。年齢的にはまだ早いのかもしれないけれど。
この前日には家の近所の工場地帯を2時間ほど散歩。
やや風邪気味だったのに2日連続の長時間ウォーキングを敢行してしまった私はその後数日間の体調不良に陥った。時機を逃さずお出かけするのはよいのだが、回復力の衰えも考慮せねばならん、と40過ぎの運動不足な体を自覚させられたのだった。
(去年の春のお散歩↓)
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