「この〇〇」を求めて講談本を読んだ
始まりはやはり、『聖闘士星矢』だった。
「微力ながらこのアンドロメダも手伝いましょう」(文庫版①p.301)
「このアルデバランにはまるで亀の動きのようにのろく見えるわ」(⑤p.56)
「この乙女座のシャカ最大の奥義を今からきみにみせてやるぞ!!」(⑥p.65)
「わたし」「ぼく」「オレ」のかわりに、自らを指して言う「この〇〇」。
『聖闘士星矢』で頻出のこのかっちょいい表現は、いったいいつから日本語に存在したのか。
できることなら初出が知りたい。
そうだ、講談本を読