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祝SASUKEがオリンピック競技に。山田勝己まさかの五輪種目第一人者となる。

SASUKEがオリンピック種目になった

2028年開催のロサンゼルスオリンピック・近代5種競技で番組を基にした障害物レース案が採用されたのだ。史上初TV番組からの競技採用。斜陽とされるテレビ業界を大いに元気づける吉報となった。

SASUKEはこの男無くして語れない。ミスターサスケ山田勝己
ボンベ配送の仕事をリストラされ嫁の実家にある鉄工所アルバイト(現社長)に。その逸話は挙げるとキリがない。

当時観ていた筆者の親を「働け」、「プー太郎」と呆れさせた彼だったが、今やオリンピック競技のパイオニア。前回のロス五輪(1984年)は野球が初採用。その礎を築いた先駆者が長嶋茂雄なら、彼は名実とジンクス共にミスターになったのだ。ちなみに山田自身もミスターサスケと呼ばれる事を意識してるようで、呑みの席で自分が話してる傍でけん玉遊びしてた後輩を「お前は長嶋が喋ってる横でけん玉をするのか」と叱責した話がある。

去年さんまとマツコの番組でリストラの理由が初めて明らかになった。
ある日の配送中。公園を見つけた山田はトレーニングに最適だとトラックを停め特訓に熱中。その日は夏の炎天下直射日光を浴び続けた積載ボンベが爆発したそうな。

話している山田の目は潤んでいて、さんまにツッコまれていた。
思うに50後半まで生きた人が思い出して涙を流すのは相当なトラウマである事の証で、トラック爆発炎上、落下したボンベで無関係の人が即死なんて事もありえた大事故だった訳だ。

当時は「神はどれだけこの男に試練を与えるのか」みたいな紹介だったと記憶しているが「それはクビにもなるわ」としか掛ける言葉が無い。

居場所

しかし、今やNHK含め民放全てのテレビ局に出演する日本一有名な名物キャラ。恐らくは一般人の数倍は稼いでるだろうし、今後は五輪特需が待っている。少なくとも配送業時代の数倍は稼ぐ事になるだろう。

それに後進育成で結成した「黒虎」では厳しい指導に団員想いの一面が見え、集う若者たちが山田を慕ってる様子が見える。自分の居場所や若者との関わりに悩む同世代が多い中で、金以上の財産を得ているのではないだろうか

人生変わったと実感した回答がこれというのが、庶民派を忘れない気心

そして今後、オリンピック種目の第一人者として見られる訳で、人生とは何が起こるか分からない。

本番のロス五輪には61歳になる山田。解説?メダル贈呈?キャスター?
何処かで出番はあるだろうと思われる。長生きして生涯SASUKEでいて欲しいものだ。




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