らんさぶ

徒然なる感じで書いています。クリエーターを名乗るほどの発信はできませんが、日々発見があ…

らんさぶ

徒然なる感じで書いています。クリエーターを名乗るほどの発信はできませんが、日々発見があるといいな。

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  • ハイラル旅行日記

    徒然にハイラル王国を旅した日記を書き残しておく

  • DrawThingsApp

    DrawThingsAppについて見つけたものをまとめています

最近の記事

着ればわかる

酒井順子さんのエッセイ。色々な制服に興味があると言う著者が様々な服を着る体験を綴っているもの。 春は扮装  セーラー服/タカラジェンヌ/茶摘娘/スチュワーデス/カウガール 夏は偽装  ディスコファッション/陸上自衛隊/青森ねぶた祭り/ビーチバレー 秋は変装  キャッツ/バスガイド/キャバクラ嬢/養蜂家/ゴスロリ 冬は仮装  合唱団/巫女/永ちゃんファン/十二単 と、挑戦している。 昔から制服に興味があった、とあるが、セーラー服、スチュワーデス、バスガイド、巫女は王道(?)だ

    • 枕草子

      枕草子を読もうと思った最初の頃に手に取った本。児童書のコーナーにある本で、どうすればこの世界観・このジャンルに興味を持ってもらえるかが工夫されている。当然だが、段章を全て載せられないし、まして古文の文法説明も仮名文字についても難し過ぎる。 児童書はその文字の大きさから、なんとなくターゲットしている学年がわかると思う。この本は小学校高学年から中学生あたりと推測する。表紙も昔の少女漫画のタッチ(あさきゆめみしの影響?)を感じる。が、その年齢の人たちが、手を伸ばすかは運次第な気が

      • 枕草子

        普段、ドラマはおろか、動画も見ないのに今期は大河ドラマ「光る君へ」を見ている。「ひらがな」がきっかけだが、毎回それどころではない展開。 演じられている役者さんは、主役以外全然知らないに近い状態だったので、違和感もなにもなかったが、一条帝の凛としたところなどピッタリだし、清少納言の意見をはっきり言う所などどなたもすごいと思う。 大河ドラマは戦国もので合戦が多いイメージだが、今回はほぼそれはなく、宮中での人間模様がメインなのだが、もう見ていて思う所だらけ。史実はどうか知らない

        • 光る君へ いや、色々言いたいことはあるけれど。 この展開からの予告で「春はあけぼの・・」とは! これは思わず目頭が熱くなる

        着ればわかる

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        記事

          プロイセン王家

          今でいうドイツの元となる国を舞台に、絵画を軸に王家を綴っていく本。シリーズの第5弾。今回の王家は ホーエンツォレルン家。名前はどこかで聞いたことがあるが・・と言うレベルの認識。絵画の方はというと、デューラーぐらいしか思い浮かばない、レベルの絵画知識なので今作の絵画で見たことがあるものがなかった。しかも、ホーエンツォレルン家はデューラーの時代から200年ほど後。 歴史から言うと、まずビスマルク。彼が築いた一時代はヨーロッパ王政時代最終期に当たってバランスを取ったことで有名。そ

          プロイセン王家

          本は様々な事情があって図書館から借りる派 なので話題の本は予約が一杯ですぐに読むことが出来ない。気にはなるが3桁の順番待ちだと早くても半年は先になる。それまでは投稿を開くのも油断ならない。先に読まれていたらその感想を読むかもしれないから。 これはもう神経衰弱ゲームに近いかも。

          本は様々な事情があって図書館から借りる派 なので話題の本は予約が一杯ですぐに読むことが出来ない。気にはなるが3桁の順番待ちだと早くても半年は先になる。それまでは投稿を開くのも油断ならない。先に読まれていたらその感想を読むかもしれないから。 これはもう神経衰弱ゲームに近いかも。

          健康診断

          毎年健康診断がある。1年単位で色々な数値が並ぶ。生活様式が大きく変わらない限り、数値が激変することはないと思う。激変はしないが去年と比べて数値が少しだけ動く。大概悪い方に。が、去年と比べると少しだけなので、そこはスルーする。(多分意図的に)そしてある年、A判定だったのがB判定に変わっている。こうした推移は年単位ではなくもっと大きな時間をかけて進んでゆく。 意図的にスルーできなくなった頃に言われても、長い期間かけてその数値になったのであって、改善するには最低でも同じ時間がかか

          健康診断

          食べるたのしみ 田辺聖子さんのエッセイ。23年1月に出た本で、昔の食生活が描かれている。 献立メモと買物の記録に驚いた。 関西弁で綴られる日々の中から食に関する話は読みやすく、オチをつけなくても文章として整えられるのがプロなんだなと改めて思う。

          食べるたのしみ 田辺聖子さんのエッセイ。23年1月に出た本で、昔の食生活が描かれている。 献立メモと買物の記録に驚いた。 関西弁で綴られる日々の中から食に関する話は読みやすく、オチをつけなくても文章として整えられるのがプロなんだなと改めて思う。

          あ、明日健康診断!? ってことは今夜から何も食べられない。 あぶないあぶない、油断して食べるところだった・・・ 今回バリウムはない。昔は無味だったが微妙に味がついたいつからだったか。で、バリウムが飲みにくいのではなく、その前の炭酸を出さないように飲むのが難しいのだけれど

          あ、明日健康診断!? ってことは今夜から何も食べられない。 あぶないあぶない、油断して食べるところだった・・・ 今回バリウムはない。昔は無味だったが微妙に味がついたいつからだったか。で、バリウムが飲みにくいのではなく、その前の炭酸を出さないように飲むのが難しいのだけれど

          スリープモニター

          イビキがうるさいと言われても、自分がいびきをかいているかはわかるはずもない。で、自分の睡眠状態をチェックできるアプリを試してみる。使い方は簡単。寝る前にアプリを起動して近くに置いておくだけ。バッテリーが持たない可能性もあるので、電源ケーブルを差しておくことが推奨だが、そこは残り具合でご随に。 朝、振り返ってみると物音がした時にその音が自動で記録されている。(もしかしたらずっと録っているけど、無音のタイミングを削除しているのかも)確かに、いびきが記録されている。されているのは

          スリープモニター

          イザベラ・バード

          明治11年に日本の東北から北海道にかけて探検したイザベラ・バードさんの「日本奥地紀行」を題材にしたコミック。 この時代に、この地を歩くのは日本人でも少なかった。維新があり東北でも戦争があった激動の時代に、ヨーロッパから冒険者として、列強の植民地政策の調査という側面も描かれている。 異文化だけでなく、貧困、混乱、天変地異などさまざまな出来事が描かれているが、目を引いたのが 「人々の考え方なのよ。自分の街が廃墟になっても泣き叫ぶものもなく、誰もが平然と笑っている。こんな不思

          イザベラ・バード

          日本を、信じる

          瀬戸内寂照さんとドナルド・キーンさんの対談。 2012年3月11日発行。お二方とも戦争も経験し焼け野原になった中を生きてこられた世代。あの時は復興するのに何年かかるかと思ったが、それからの立ち直りを見てきたからこそ今度も信じているという言葉にされている。 お二方とも日本の古典文学に造詣が深く、研究者として、現代語者として源氏物語にゆかりが深い方。 源氏物語の現代語訳はさまざまなものがある、与謝野晶子さん、角田光子さん、田辺聖子さん、谷崎潤一郎氏、訳者が違うのでそれぞれに特

          日本を、信じる

          ブルボン王朝12の物語

          パプスブルク家、イギリス王家の次はフランス、ブルボン王朝。太陽王と呼ばれたルイ14世、ポンパドール夫人で有名な15世、断頭台に登った16世。この頃は各国で戦争と婚姻で支配権がさまざまに変わったので、スペインもブルボン家の傘下となった。 この本のシリーズは、絵画を通じてその歴史と人物が語られるのが特徴。オーストリア、イギリスとフランスがこちらの国の思惑と、相手側の国の事情を並べてみるとそれぞれに事情があっての振る舞いがわかる。 宮中においても陰謀、計略、裏切りなど魑魅魍魎が

          ブルボン王朝12の物語

          え?なにこの寒さ。と思ったのは昨日のこと。5月だよね? 室内にいても空調が追いついていない。 これで一枚増やして行くと今度は汗だくになるパターン 昔からある「三寒四温」という言葉も、暖かくて快適な期間がどんどん短くなって、三寒四暑に変わるかも(意味が違う・・)

          え?なにこの寒さ。と思ったのは昨日のこと。5月だよね? 室内にいても空調が追いついていない。 これで一枚増やして行くと今度は汗だくになるパターン 昔からある「三寒四温」という言葉も、暖かくて快適な期間がどんどん短くなって、三寒四暑に変わるかも(意味が違う・・)

          紫式部と清少納言

          同じ時代を生きているが、直接の交流はなかったと言われているこのお二人。ただ、交流したという記録がないというだけで、本当のところはわからない。政治の表舞台や、宮中での出来事であれば、誰かの日記に書かれていたり、大鑑に書かれたかもしれないが、女房同士の交流だけだと記述がなくても仕方かないかも。 清少納言と紫式部が女房としては6年のずれがあるので流石に宮中で出会うことは難しい。が、女房勤めを終えた清少納言の屋敷もどんな風に暮らしているかは皆知っていたらしい。庶民はともかく貴族階級

          紫式部と清少納言

          イギリス王家

          ヨーロッパ王家を取り上げて絵画を軸に紹介する。今回はイギリス王家。去年エリザベス2世が身罷られたが、ウインザー家ひとつとっても、実はドイツの家系で、大戦後の国民感情を考慮して変更した、とのこと。こういったこと自体全然知らなかった。 同じ島国でありながら、大陸と近いがゆえにフランスとの長きにわたる戦争、様々な民族を統治するために宗教に頼り、利用され分裂したイギリス。 特権階級であるがゆえに、それを維持するための争い、その反動による贅沢三昧などその時代を生きた庶民からするとろ

          イギリス王家