[実体験]ニートの客観性と復活の道筋
毎日早起きする必要がなくても毎日休みでも、今まで別に楽しくなかった。
だからこのことに、何も違和感なかった。
日々悶々とした苦痛の中にいたから。
でもこの6月、たまたまやってきた『人と関わる幸運』に恵まれて、気分が上がって毎日が楽しくなってくると、改めて週7日休みの違和感に気が付き始める。
これでいいのか?って気持ちが出てくる。
ここで初めて!
人に理解してもらえるように、バイトしなきゃなという気持ち余裕も出てくる。
苦痛だと何も感じなかった。
苦痛があるとそれでもう完結している。
頭の中は十分すぎるくらいいっぱいなんだ。
人は、苦痛がありながら自由時間があっても別に心は生き生きしないし、
今人生に余裕のある“暇”が手元にあることすら感じることがないんだ、って思う。
本人の中には空白感なんて全く無くて。
本人の頭の中は苦しみや悩みや不安でいっぱいだから、すでにストレスと毎日戦いまくってて。
余裕がない。
だからニートしてても全然大丈夫でイケちゃう。
むしろこれで、いっぱいいっぱいの毎日。
はじめから、ニートしてて楽しい!最高!って思えたら、
人は徐々に違和感を覚えて、社会に戻りだすのだろうなと。
はじめて自分の生活の“実感”が湧く。
客観性が芽生えてくる。
ニートの人はまずいきなり社会復帰を目指すのではなくて、毎日楽しい!って心が弾む状況を作り出すことでやっと、余裕が生まれて自分の生活が見直せそうだな。
社会性とそこから生まれる喜び楽しさ
人間を地球にいさせようとする
その引力は計り知れないなと。
無理やりハローワークに行かなきゃとか、めちゃくちゃ高いハードルを設定するより
地域や趣味のコミュニティに入ってみるとか(職は嘘をついてもいいしすぐ抜けてもいい)、友達の友達を新しく紹介してもらうとか。
労働契約関係なしに、社会とのつながりが手に入って
生活に新鮮な風が吹いてきたら
ハローワークだってひょいひょい行ける気がするんだ。
ニートは社会を信じることができないから
なかなか動き出せない。
働くとか面接とか一切関係ない人間関係を
新しく作ると一気に心の風向きが自然に変化した。
いくらこれが正しいからと頭では理解していても、ハローワークに行くのはめちゃくちゃむずかしい。
もうべらぼうに怖い。
心が自然に変わっていくと動くのが
めちゃくちゃ楽になる。
踏ん張らなくてよくなる。
風が自然に吹いてくる。
人と関わったことで
社会復帰できるんじゃないかってきもち。
今のままでいることへの違和感を感じるきもち。
こういう状態になってからの方が動きやすいんじゃないかな。
ドロップアウトしてから
今までこういう機会なかったから。
新しい人との出会いなんて2年くらいなかったんじゃないかな。
ということを思った2019/06/13。
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