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分からないのならば

ライブハウスに行ってぎゃあぎゃあ、カレー屋さんに行ってぎゃあぎゃあ。何かと忙しなかった一週間でした。noteの更新頻度が落ちてしまってすみません。
違う場所で文章を書いていたりもするのですが、なんせ全編英語にチャレンジしているので試行錯誤・実験の要素が強くなっています。いずれここでも紹介するかもしれませんが、今のところはこちらのnoteで日本語書いていきます。

今日は、「最近長い文章を書きにくくなっている」状態にある私がなぜそうなったのか。それをまとめていきたいと思います。結論に達している訳ではないので、とっ散らかるかもしれませんがぜひ読んでいってください。


理由①:断片になっている

これは分かりやすく影響している気がします。
私は「noteのネタ帳」のようなノートを作っているのですが、そこには短い文章や考えを最近もしばしば記入しています。ただし、いつものnoteの記事のように一つの道筋が明らかになっている言葉ではないので、つぶやき程度の内容しか盛り込めないというわけです。

ライブや展覧会、映画を見にいってその都度良いと思ったことはたくさんあるのですが、「〇〇がよかった」「〇〇が印象的だった」というラインに留まってしまいそこから先に進めない、という状態です。このnoteが「日記」的要素を全面に出しているのであればそれらを書けば良いと思うのですが、私の中ではそれとは少し異なる位置付けになっています。
(私のnoteをずっと読んでくださっている方は薄々気づいているかもしれないです。こんな場所であれですが、いつもありがとうございます。スキやフォローの通知が来るたびに幸福度が1上がります。)

↓私がどのように記事まで持っていっているか、ということは以下の記事に書いてあります。

「断片があるならばそれを膨らませればいいじゃない」と思われる方もいると思います。(私もそう思います。)
そう試みたものの、どうしても一つの結論に収斂してしまう節があるのです。「あれ、結局ずっと考えていること変わんないな」といった感じで。
確かに、次々と新しい考え方や毛色の違うアイデアが浮かべば面白いと思うのですが、所詮は一人の人間なのでカバーできる領域はどうしても限られてしまいます。(その領域を広げる努力は諦めないでいようとは思いますが。)


理由②:同時並行で何冊も本を読んでいる

「何冊も」ってところが重要です!これはもう物理的な問題です。
読書記録のようになってしまいますが、今私が読んでいる本は

・武田砂鉄『紋切型社会』
・多和田葉子『雪の練習生』
・岡野八代『ケアの倫理』
・著者多数『本をつくる』
・小西公大『そして私も音楽になった』

これらに加えてインタビュー記事や気になるブログ類を読んでいるので、マルチ活字リーディングの極みみたいになっています。
一冊二冊であれば「本を読んでいるから自分の文章を書けない」ということはないのですが、これ程の量を並行させているとやっぱり理解する方に頭を使ってしまっているのでしょう。
これはなんとかせなあかんです。ちゃんと読み終わってから次の本に手を出しましょう、ってことなんです。(でも、「読みたい!」と思った本がすぐに地域の図書館や大学図書館で借りられるという恵まれた環境にいさせてもろているので、読みたい本をついつい取り寄せてしまうんですよね。欲。)

ここいらの本をしっかりと読み終わって、頭がスッキリすればアウトプットへのエネルギーを割ける気がしています。


理由③:『よく分からんことこそがおもしろい』ムーブメント

これは最近私が行っているキャンペーン(参加者私のみ)に関係しています。特に音楽に関してなのですが、今まで全く触れてこなかったジャンルの曲を意図的に探して聴いてみるということをしています。
具体的には、テクノ・洋楽(90年代ポップやカントリーなど)です。洋楽はまだ普段聴いている音楽と通ずる部分があるので、良さを言語化したり頭で理解することができるのですが、テクノは何段階も違う、、、。
物理的な楽器(ギター・ドラム・サックスなど)と人の声に慣れていた私の耳には、電子音というのは極めて新鮮です。新鮮すぎるので、誤解を恐れずに言えば、「これとあれの違いは何なのか分からん」「あの人はこの曲が良いと言っているけれど、どういうポイントで良いのか分からん」という状態なのです。

だがしかし、です。私はテクノ音楽をとても面白いと思うのです。夢中になって聴いてしまいます。「全然分かんないけど、めっちゃおもしろい!!」という気持ちでいっぱいになって、楽しいです。幸せです。

要するに何が言いたいかというと、

別に理解できなくても、おもしろいものはおもしろいよね。

ということなのです。

本題に戻れば、このように私は只今『よく分からんことこそがおもしろい』ムーブメントにいるので、以前のように音楽紹介記事を書こうと思っても「よく分からんけどおもしろいんよ!!!」みたいなテンションになってしまう訳です。
いつか「ここの!こういうところがいいんよね〜」と言語化できるようになったら嬉しいな、と思いながら今も再生ボタンを押しています。


お気づきでしょうかみなさん。私は今回長い文章を書けています!!(今現在の文字数2,222字)
改めて、気負わずとりあえずnoteを開いてみてキーボードを叩いてみる、ということも「長い文章書けない期」の突破口になりうるのかもしれないと思いました。

自己分析のような記事になってしまいましたが、こうすることで私自身の現在地を知ることができるという意味がありまして、、。お付き合い頂けたら嬉しいです。

P.S.
こちらが今私を夢中にさせているテクノ・DTMミュージシャンの一つです。手元見ても何しているか分からなくて好きです。(←こういうところ)


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