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世界一、雑なスマッシュケーキの作り方


テン様(息子のあだ名)が1歳の誕生日を迎えた。

レストランや撮影の予約はしたが、家でも何かやりたいな〜と思っていたところ、
ママ友から「スマッシュケーキつくるんだ〜」という話を聞いた。

スマッシュケーキとは?
アメリカ発祥のケーキ。赤ちゃんの前にケーキを置き、手づかみ食べで自由に食べさせてあげる。スマッシュとは「壊す」の意味。

赤ちゃんが食べられるようにヨーグルトや食パンで作る人が多いらしい。

インスタで調べると、映え映えのケーキたちがずらりと並んでいる。

しかしガサツを具現化したような私は、そんな丁寧に作ることはできない。「とりあえず勘とノリで何とかするか」と食材を買うことにした。


食パン・ヨーグルト・いちご


買いました。


汚れてるシンクは気にしないでください

・食パン「超熟」
離乳食でも大変お世話になっている。オーガニックなんて毎回買ってたらエンゲル係数がとんでもないことになるので、市販の食パンで原材料を見比べたことがある。
するとPASCOの「超熟」が1番、添加物が入っていなかった(気がする)ので、毎回買っている。大人が食べてもおいしい。


・ヨーグルト「ダノン」
他のヨーグルトだと水切りが必要だが、ダノンだと必要がないらしい。
ガサツ代表としては工程が1つ減らせるのは嬉しいため、決定。


・いちご「とちおとめ」
1パック490円。せっかくのお祝いなのでちょっといいものにした。くだものって高いよね…。



食パンの成形


食パンはまず耳を切り落とす。
そのあと、丸いお皿でくりぬけばOK。

ただ皿のサイズが合わず、完全な丸にならなかった。
食パンの端が角ばっており、このままではキレイなケーキにはならないだろう。



「ヨーグルトでごまかせばいけるな……?」


ごまかすことにしました。


ピンチ!ダノンが使えない!!


イチゴを薄切りにして、食パンとイチゴを交互に載せていく。



なかなか映えてるな〜!と上機嫌の私。食パンの切り落とし感がハンパないけど。

8枚切りの食パンの4枚目を載せたところで、ダノンヨーグルトを開け、絶望した。



ヨーグルトが 赤い

まさかのイチゴ味。ガサツな私は味などちゃんと見ずに買ってしまった。
このままだと血塗れたスマッシュケーキになってしまう…と慌てて冷蔵庫を漁る。

主人のヨーグルトを発見した。

若干、水っぽいがまぁヨシとする。重力に負けてどんどん下に垂れていくヨーグルト。胃に入ったら全て一緒だと言い聞かせる。

最後にケーキの上にイチゴを載せて完成!!!



「う、う〜ん?」

大変ビミョウな出来である。

食パンを適当に切ったせいで今にも崩れそうだし、水分量が多いヨーグルトのせいで均一に塗れていない。全て自業自得やないか。


そうだ!こんな時こそ加工や!!と思いつき、Photoshopを開いた。

明るさや角度を調整し、色味を鮮やかにする。元が悪くても、加工すればいいんや!と承認欲求強めのインスタグラマーみたいなことを呟きながら編集していく。

できたのがこちら。

背景の色ムラなど私には見えません


肉食う感じで、ケーキを食べる


テーブルやエプロンを用意し、テン様を座らせる。

ケーキを置く前にハッピーバースデーを歌い、お祝い。「腹減ったんだぁああ」と言わんばかりに泣くテン様。すみません。

そしてケーキを置いた瞬間、「?????」と時が止まった。「なんだ、これは?」となり、テン様の体が固まる。どうやら見慣れないケーキに理解の処理が追いついていないらしい。

ようやく表面のヨーグルトを手ですくって、ペロリと舐めた。そこで「あ、これ美味いわ」と気づいたらしい。バクバク食べ始めた。

食パンを両手で持ち、口の中に頬張るテン様。それゴブリンが生肉を食べる時の食べ方よ……

他にも、食パンを指先で器用にめくって、イチゴだけを食べることもあった。最終的には、ヨーグルトが塗られた食パン2枚+イチゴ3個を食べた。残りはラップして夜ご飯であげた。いっぱい食べてくれて嬉しい〜!!


雑なスマッシュケーキだったが、作るのも楽しかったし、食べているテン様を見るのも楽しかった。いい経験になった。想像よりもずっと簡単に作れるので、ぜひ参考にしてみてください。



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