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苦手だった上司に感謝していること

こんにちは。
会社員つつおです。

GW後半も始まりましたね。
私は特に遠出の予定もなく、いつも通りの休みを過ごしています。

実は最近転職しました。
そのことに関してはまた追々書こうと思いますが、GW中に「ネガティブフィードバック」に関する本を読みました。その際、改めて前職の上司に感謝の気持ちが湧いたので、忘れないうちに書き留めておこうと思いキーボードをカタカタ打っています。

その上司は、私にとっては苦手でした。
表裏なくストレートにコミュニケーションを取ってくれる人だったので、良いことはもちろん、目を背けたくなるような事実もビシッと指摘されることも多々ありました。というか、指摘されることの方が多かったです。


そんな上司から指摘されて印象に残っていることをいくつか。

・「出来ませんでした」ではなく「やってませんでした」
よく会議でtodoを「出来ませんでした」と報告すると、「出来ませんでしたではなく、"やってませんでした"では?」と指摘を受けました。「やらなかった」ことに対して「出来ませんでした」と誤魔化そうとする自分の甘さにハッとさせられました。潔く「やってませんでした」と伝えるほうが受け入れくれました。

・「出来る方法を考えて」
面倒なタスクや、手間がかかりそうなタスクをついつい「難しいと思います」とか、業者の意見を盾にして「~なので出来ないそうです」と伝えると「出来る方法を考えて」と常に言われてました。
「言われたから出来ません、なら皆の仕事の価値は何なの?」と問われたことで「じゃあどうやったら出来るかな?」と考える姿勢が少しは持てるようになった気がします。

・「仕方ない」で終わらせない
上手く結果が出なかったとき、つい「仕方なかったよね」と現実に向き合うことから逃げてしまう場面もありました。そんなときに言われたのが「仕方ないで終わらせないで。仕方ないという言葉が一番嫌い」と。何が足りなかったのか、次に繋げることが出来る事は何なのかを考えるきっかけになりました。また逆に結果が出たときも「何が良かったのか」を考えることで成功の再生産を考えるきっかけにもなりました。

・「気持ちじゃなくて仕組みで解決して」
これも何かエラーが起きたときに、ついつい気合で何とかしようとする場面があったときに言われたこと。人間なんだから気持ちには波があるし、再発予防を気持ちややる気に任せても、同じことを繰り返すだけですからね。当たり前なんだけど、意外と出来ていなかったことに気がつきました。

上記は本当に一部ですが、「言いにくい」ことを顔色や空気を読まずにストレートに伝えてくれたことで、たくさんのことに気がつきました。言われた瞬間は「いやそんな事言われても」とムッとする気持ちも当然ありました。が、少し時間が経って内省すると「本当に言われた通りだ」と腹落ちすることが多かったです。

何より今、新しい環境に入って自分の力になっていることも実感しています。「時間がないから出来ない」「今までやったことが無いから難しいかも」と返答が来た時に自然と「例えばこの時間枠ではどうですか?」「どうやったら出来そうですか?」と伝えられる自分に気が付きました。その結果、「じゃあやってみようか」と目の前の相手が変化することでチャンスを掴むことも出来ています。

自分を成長させてくれた上司に感謝します。
そして、今度は自分がそういう立場になれるように、頑張りたいと思います。


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