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3月11日確定申告の方法を税務署に教わった話

こんにちは。つつみです。

↑この記事の続きを書きたいと思います。

↑記事のまとめ
・3月3日に税務署に電話して質問してみた
・経費レシート、売上を算出するように言われる
・会計ソフト(クラウド)を手に入れる

個人の体験談です。

このような方に
・これから個人事業主なろうかな?
・確定申告って何するんだろう?
・税務署に電話していいのかな?
・開業届の出し方がわからない
・個人事業主なったものの帳簿の付け方がわからない
・確定申告の本とかあれば読んでおきたい
お役に立てれば幸いです。



経費レシートは夫が出してくれた

前回のnote更新から数日後、
山ほどのレシートの中から
わたしの経費になりそうなレシートを
夫が出してくれた。

(わたしが探そうと思ったけど
 夫の管理下にあったので
 夫婦といえど
 下手に触るのはちょっと怖かった。)


売り上げの計算は会計ソフトでOK

売り上げの計算は簡単だった。
前回登録していた
マネーフォワードクラウド確定申告
が役に立った。

銀行とカードの取引を連携させる。
これだけでOK。

取引が全部取り込まれて
しかも、科目が予測されて出てくる。
わたしはこの科目の修正をすればいい。

失敗メモ1
銀行の残高が12月末で合わないといけないことを
知らずに勝手に「対象外」として
仕分けを消したり数字をいじってしまった。
あとで全て修正した。
失敗メモ2
個人事業主ならではの科目として
「事業主貸」「事業主借」がある。
プライベートと事業の口座が同一の場合には
この科目を使ってお金の出し入れの
仕分けをする。


3月11日、税務署に再電話

前回電話のおばちゃんに言われた
・経費のレシート集め
・売り上げの計算
この2つの宿題ができたわたしはすでに達成感があった。

次の作業について確認するために税務署へ電話した。

電話に出た税務署の担当者はおじちゃんだった。
(おじいちゃん、かも)

税『あなたは【収支内訳書】が作りたい、と?
 そういうことでいいですね?』

今なら、わかる。収支内訳書が何かって。
この電話の時点で、
わたしは『?????』だった。

つ『すみません、それすらもどうかわかりません、、、』

税『え〜〜〜そしたらですね』

小学校の校長先生のような優しい語り口調。

税『9月以降に収入があるんですね。
 では、事業にかかった
 自宅や事務所の費用、光熱費や固定資産税、
 通信費、自分で使う分と仕事の割合がどれくらいか。
 いくらかかったかを計算して、
 支払った領収書を整理しておくといいでしょうね。
 そして燃料費なんかもかかってたら出してください。
 4ヶ月分なので12分の4という割合でいいでしょう』
 ※今回つつみは9月開業として開業届を出します。

つ『はい・・・(ひぃぃぃ〜。やることいっぱい…)』

税『収入ー経費が、所得ですから。
 収支内訳書を用意します。
 収支内訳書は、国税庁のH Pにある
 作成コーナーで入力します。
 作成コーナーは
 国税庁HP開いて右側の『確定申告特集』を押して
 『確定申告書等の作成はこちら』を押して
 『作成開始』を押す。『同意して次へ』、
 『令和3年分の申告書等の作成』、
 左から2番目の『決算書・収支内訳書』
 開業届もあるので『印刷して提出』を押して
 『次へ進む』、、、、(中略。うんたらかんたら)。
 日頃から出納簿をつけておくと
 収支内訳書ができますから』

おじいちゃんは、止まらない。(失礼)

税『利益から、利益引く、
 保険、社会保険、自分で払っている保険を引いて
 そこから税金を支払うことになります』

なんか、、、難しいことだけは、わかった。。。

つ『質問なんですが、
 今回の確定申告で一緒に
 開業届と次回青色申告しますよの書式を
 出そうと思うんですが、どこにありますか?』

税『国税庁のHPにありますから、
 印刷、プリントして、郵送してください。
 郵送は15日消印有効ですから
 15日までに出してください』

このあと、答えになっとらんやんけ(失礼)と
思ったわたしは書式の場所を再度聞く。
おじいちゃんは電話越しに国税庁のHPを開いて
電話口にもかかわらず一緒に探してくれた。

書式の場所探しに結構な時間をかけた。
本当にどこにあるかざっくりした場所しか
ご存知なかったらしく。
多少イラつきながらも探してくれたおじいちゃん。。。

やはり、税務署の人は優しい。(違う、そうじゃない)

そして、書式の場所は無事わかった。

つ『わかりました、ありがとうございます』
というとおじいちゃんは
税『はい〜、御免ください』と間髪入れず電話を切った。


開業届他の書類は簡単にできた

おじいちゃんに丁寧に教わったので
さっそく作成しよう。
まずは開業届から。

書式の場所は分かったので
書き方とか見たいし、ちょっくらググってみよう。

開業届 🔍 ↖️

Google【マネーフォワードクラウド開業届】

・・・!!!

無料で、開業手続きができる、だと・・・?

しかも検索の一発目に出てきた。
最初にぐぐれ、わたし。
こういうとこ!

ページに入って入力していくだけで
簡単に開業届はできた。

余談中の余談
開業日は9月の一粒万倍日を検索した。
物事を始めるのにはいい日らしい。
事業名はなくてもよかったけど
社名占いで調べて事業名を決めた。


同時に他の書類も出てきた。

書類の一覧
・個人事業の開業・廃業等届出書 ★
・所得税の青色申告承認申請書 ★
・給与支払い事務所等の解説・移転・廃止届出書
・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
・青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書 ★
+ それぞれの(控)

今回確定申告に同封したのは★マークの3点と
3点それぞれの(控)だった。
提出の際には押印とマイナンバー記入が必要

簡単すぎたし、
今更だけど本当におじいちゃんに謝りに行きたい。


ここからがちょっとだけ大変だった

帰宅して夫に説明。
開業届が簡単にできたことでわたしは興奮していた。

子供の寝かしつけをして、本格的に確定申告準備が始まる。

まずは、連携していた口座とカードの科目をポチポチした。

次に、事務所として借りている物件の引き落とし口座を
取り込んでポチポチ。
家事按分の設定が必要。

失敗3
会計ソフトの決算処理の中に『家事按分』がある。
最後に科目ごとの按分割合を設定して実行したら
一気に反映される。

「個人と事業の割合で分けることを『家事按分』って
 いうんだよねー。大河内先生の本で読んだやつーふふふん♪」
と思って仕分け段階当初、
割合を電卓で計算して金額を手入力して修正してしまった。
あとで機能に気づいて修正して『家事按分』を反映した。

光熱費(電気、ガス、水道)、携帯代も同様にポチポチ。
こちらも、家事按分の設定もする。

支払いが遅れまくって
督促がきて支払ったものなどは
当然だけど口座に反映されないので
領収証をもとに手入力した。

失敗1〜3に書いてることについて
ぐぐったり、YouTube見たりして調べた。
次回はここが改善されて
もう少し早く終わるかな。


口座の12月末の残高などがあっているか、
最後にチェックした。


ここまで終わったら
マネーフォワードクラウド確定申告から
確定申告書を作成、印刷する。

ちなみに、
マネーフォワードクラウド開業届で入力した情報は
MF確定申告に反映されることはない。(!)
なので、再度入力する必要がある。

確認・提出のところからダウンロードして印刷。

あとは郵送すればOK。

郵送の際、開業届一式に封筒に貼る宛名シートがあったので
封筒にはそれを貼った。

封筒に入れたもの
・開業届他書類
・収支内訳書
・確定申告書
・マイナンバーカードのコピー
・保険等の控除証明の原本
・返信用封筒(宛名と切手貼付)

マイナンバーカードのコピーや
控除証明の原本を貼り付ける添付用紙も
一緒に印刷されて出てくる。

何度も宛名を確認して、
切手も念のため余分に貼って、恐る恐るポストに投函した。

・・・カタンとポストの乾いた音。

終わったぁぁぁぁぁ ・:*+.\(( °ω° ))/.:+

※ちなみに、こんな大袈裟に書いとるけど
 白色申告。年間の4ヶ月分の申請だということ。
※ちなみにちなみに、
 夫は1月開業で今回が初めての青色申告。
 今まで帳簿などつけたことがなく、
 一緒にマネーフォワードクラウド確定申告を登録する
 ところから始まったので
 確定申告が終了したのが3月15日昼。
 14日に発生したWEBのエラーに頭を抱え
 15日23:35に無事提出完了した。


次回こそは

まずはマネーフォワードクラウド確定申告に課金することが
家庭内で決まった。夫とわたしとそれぞれ。
(最初の1ヶ月は無料だった)

そして、夫は
『次回こそは毎月帳簿やっとく(泣)』と100回くらい
一人で唱えていた。
わたしもそうしたい。

そして、たいていの情報はググったらわかる。
こまめにぐぐる癖はもっと習慣化したい。


大河内先生へありがとうの気持ちを込めて…


個人的にスーパーお礼を言いたいです。
本当にありがとうございます!!!!!
この場を借りて。。。

以前から確定申告のピンクの本の表紙をSNSで見て
気になっていていよいよ確定申告だ…って思って
2月に図書館で借りました。
めちゃ有益だ…!と思ってすぐに2冊書いました。
1冊は実家に送りました。

この本がなかったら夫婦とも確定申告終わりませんでした。

そして、何より実家!
実家が本当に助けていただきました。

実家は農家なんですが、
働いても働いても税金でひかれて
頑張れば頑張るほど意味がなくなって
貯金もできずに万年貧乏で泣いていました

今回申告の件で話をしたら、
実家はずっと白色申告していたことがわかりました。
母『青色にしたら税理士を雇ったり領収書を全部出したり
 しないといけないんでしょう?』
つ『違うよ!!!大丈夫だよ!!
 青色申告承認申請書を一緒に出そう!』
本を読んだから、自信を持って言えました。

半信半疑だった親に最後はお願いして
15日までに青色申告承認申請書を出すことにしてもらいました。

申請書が出せたか確認の電話で
『白色申告を出したときの窓口の人から
 「これで白色で払ってたら、相当きついでしょう?
 って言われた。
 青色申告については勉強しないといけないけど
 青色申告承認申請書を出すことにしてよかった

と言われました。。。涙

勉強は大河内先生のYouTubeを見たらいいよって言いました。笑

本当に有益な情報をありがとうございます。
次回の確定申告、青色申告を
実家の母と一緒に頑張りたいと思います。

感謝を込めて…


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