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フリーランス向け、ワードプレス第四弾【サイトの多言語化、レンタルサーバー失敗編】

今回の記事内容は「レンタルサーバー」。当方が失敗した経験談お話します。これからレンタルサーバーを選ぼうと思っている方、乗り換えてみようと思っている方に有益な情報になればと思います。

ここで言うレンタルサーバーとは「共有サーバー」を指しています。

1.凍結(遮断)
2.レンタルサーバーで見るべきポイント

1.凍結(遮断)は容量超過

凍結(遮断)とは、アカウントが凍結され「サイトが閲覧不可」になることを指します。凍結(遮断)されると「403 Forbidden」エラーになります。

原因はレンタルサーバー側かサイト管理者側の設定ミスや違反かのいずれかになると思います。

当方が失敗した!と思ったことは容量超過が違反であることです。違反の認識が甘かったことだけでなく、サーバー側の容量がリアルタイムに反映されていないことを知らなかったのです。

そのため、普段通りサイトの更新を行ってから、ブラウザ上問題ないと確認しても、数時間後に容量が反映されるシステムのため、容量超過だ!と気づいた時には凍結(遮断)されています。この流れをまったく意識していませんでした。

403エラー間略図

すぐさま、お客様とサポートの方に連絡し復旧依頼をしました。ここでまた問題にぶつかります。

サポートの方曰く、容量超過したデータを自分で削除し契約容量100%以下になった後に「問合せから凍結解除の申請をすれば復旧」されるということでした。

納得とお詫びして、すぐFTPで接続し、バックアップやログ、画像などを削除していきましたが、コンパネ上ではどれだけ減ったかすぐには正確な容量がわかりませんでした。

ここでも、一つ勉強になったことがあります。ここのレンタルサーバーでは不要なフォルダが存在しており、上書きでなく、新たに同じフォルダが作られることです。これが容量を圧迫していました。

また、バックアップ用に作成し、ローカルに落としたファイルも自動で複製されていました。それだけ1GBありました。

私はバックアップをローカルのファイルサーバーに落としており、まさか複製が作られているとは思っていませんでした。

どんぶり勘定でどんどん削除していき、待つこと数時間。ようやく契約容量内に収めることができたかなと思い、問合せにて凍結解除依頼をしました。

それから数日間、レンタルサーバーから返事がなくサイトは変わらず403エラーでした。

ダメもとでhtaccessでリダイレクトを実施しましたが駄目でした。レンタルサーバー側がすぐに対応してくれて復旧するだろうと甘く見ていましたが、次の日も403エラー、明々後日もエラーと復旧せず時間だけが過ぎていきました。

2.レンタルサーバーを見るべきポイント

今回、お客様に大変申し訳ないことをしました。この経験から

  1. 問い合わせのレスポンス

  2. ルールをしっかりとみること

  3. リアルタイムで容量がわかるコンパネ

  4. レンタルサーバーによって、不要なファイルが作られていないか確認

1の問い合わせのレスポンスは一番のポイントと言えます。週末起業の場合、週末にいろいろと作業する際、土日祝日は対応していないレンタルサーバーはやめたほうが良いと思います。

次に、メール対応。多くのレンタルサーバーは問合せメールを24時間受け付けてますが、そのレスポンスは様々です。特に、土日祝日は対応せず、平日のみの対応するレンタルサーバーも避けたほうが良いと思います。

当方の失敗は、土日祝日対応不可で、障害発覚日が金曜日で土日を挟んだため、数日間サイトが閲覧できませんでした。

2のルールは各レンタルサーバーは言葉を曖昧にしている場合があります。転送量の制限、容量の制限、CGIなどによる過負荷などです。これらは契約する前に聞いたほうがいいと思います。

多くの軽い違反の場合、前もってアナウンスをしてくれます。異常転送などはサーバー側都合でアクセス遮断するようです。

大規模サイトを運営される方、クローリングやスクレイピングなどを用いたプラットフォーム構築の場合は、前もって質問されたほうが良いと思います。

3のリアルタイムで契約容量がわかるコンパネは必要かなと思います。リアルタイムでないと、容量が少なくなってくると、毎回容量を気にするようになると、ストレスが溜まります。

4.容量のある動画や画像がすくないのに使用容量が多い場合、レンタルサーバー側で不要なファイルが存在していることがあります。これに関しては前もって問合せしても具体的には教えてもらえないかもしれません。

以上となります。凍結や遮断はもちろん容量超過もこれまでで、この回のみでした。

これまでに前回のドメイン失敗に続く「レンタルサーバー」の失敗談でした。

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