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【読書メモ】『汽車通学』(著:矢野直美)

春、雪解けの風と穏やかな菜の花の色彩。
夏、透き通る青空と往く夏を惜しむかのような夕焼け。
秋、秋晴れに映える穂と凛とした音が響きそうな宵闇。
冬、雪の冷たさと雪明りの暖かさが導く道筋。

そんな北海道の四季を背景に、汽車で通学する学生たちの日常を追いかけた一冊。自分は自転車通学でしたが、放課後のどこか甘い空気は共通なのでしょうか、、なんて、少し前に高校時代の部活の友人たちと会ったからか、久々に思い出しました。

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