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LUUPというサービス形態、社会インフラに定着していくのでしょうか。

LUUPでは、電動キックボードの利用前には年齢確認書類の提出と警察庁監修の交通ルールテストの連続満点合格を義務付けており、LUUPユーザーの大半は正しくご利用いただいています。ところが一部の違反者がクローズアップされるがために、正しく利用している方が肩身の狭い思いをされているのではないか。社会からの厳しい目があるということを知っていただくことで、違反は減っていくのではないかと思います

出典:「「ルール守れない人は乗らないで」電動キックボードLUUPへの“厳しい目”強化の意図は? 事業者の苦渋と専門家の見解は」
(『産経新聞』2024年4月30日)

昨年の11月から今の職場(新宿区)に異動となり、最寄駅から15分弱ほど歩いているのですが、日頃運動不足気味な身としてはそれなりに助かっています。また仕事の延長で近隣の図書館などの各種公共施設を訪問する用事もそこそこにあり、それらの道すがら、こちらの「LUUP」を利用されている方もちらほらと見かけます。

電動キックボードの検挙で最も多いのが、歩道乗り上げをはじめとする“通行区分違反”です。

出典:「「ルール守れない人は乗らないで」電動キックボードLUUPへの“厳しい目”強化の意図は? 事業者の苦渋と専門家の見解は」
(『産経新聞』2024年4月30日)

比率的には若い方が多いですが、年齢層は老若男女幅広くに活用されている様子で、また大学が根付いている街でもあることからか、何度かは数名の学生達が連なって楽しそうにワチャコチャと話しながら乗っているのを見かけたりも(ちゃんと一列でした)。

私個人としては、LUUPを歩道に乗り上げさせての通行といった類を見かけたことは無く、どちらかというと怖く感じるのは、私自身も車を運転するのでなおさらかも知れませんが、(キックボードに慣れないこともあるからか)車道をフラフラしながら走っている様子の方です。といっても、それは無茶な運転をする(特に中高生男子の)自転車あたりと危険度はそんなに変わらないよなぁ、とも思いますが。

地域の特性上、各駅間(高田馬場~西早稲田~早稲田~都電早稲田)が距離的には徒歩でも移動できるくらいで点在しているのですが、実際には坂の上り下りが多くそれなりの運動量になりますし、使いたくなる気持ちは分かります、バスより利便性も高いですし。

また自分が学生のときにこの(電動)タイプの乗り物があったら使っていただろうなぁ、とも、、大学1‐2年の時のキャンパスは下手すると駅から20分以上歩かないといけない距離に校舎があったしなぁ、とか思い出しながら。

自転車の軽微な交通違反はほとんど検挙されていません。たとえばあまり知られていませんが、自転車が歩行者に対してベルを鳴らす行為は道路交通法第54条違反です。自転車が歩道を走行していても重大な事故が起きない限り、歩行者も自転車もなんとなくの“緩やかな相互理解”のもとやり過ごしてきたのが実情だと思われます

出典:「「ルール守れない人は乗らないで」電動キックボードLUUPへの“厳しい目”強化の意図は? 事業者の苦渋と専門家の見解は」
(『産経新聞』2024年4月30日)

私個人としてはLUUPよりも危険だなぁと感じるのは、朝の保育園への送り等と思いますが、歩道を結構な速度で逆走してくる子連れの電動アシスト自転車や、通常の自転車の3倍くらいの太さがあるタイヤで歩道を逆走してくる電動自転車 with Uber の方ですかね、、結構な頻度で歩道を爆走・逆走してくるのと行きあいます。ベルまで鳴らす人は中々いませんが、、大半がスマホ片手に運転してますし。

2023年7月1日(土)に改正道路交通法が施行されると、電動キックボードを含むマイクロモビリティ群の交通ルールが変更となります。LUUPの電動キックボードを引き続きご利用いただくためには、新しい交通ルールのテストに合格いただく必要があります

出典「7月1日の新ルール適用に向けて、LUUPの交通ルールテストの事前受験が可能になりました」
(「LUUPホームページ」2023年5月16日)

個人的には、交通ルールをきちんと守る環境が整備できるのであれば面白い社会インフラになるのではないかなと見ていますが、、むしろ「既存の自転車ユーザー」にもこの交通ルールテストを義務付けたほうがいいんじゃないかなぁ、電動の有無にかかわらず(原付や車の免許持ちは免除してほしいですが)。

近年は自転車の危険走行も問題視されており、2026年には自転車の交通違反に対する反則金制度(青切符)が導入される。以降は取り締まりが強化され、電動キックボード同様に検挙者数も増加することも予想される。

出典:「「ルール守れない人は乗らないで」電動キックボードLUUPへの“厳しい目”強化の意図は? 事業者の苦渋と専門家の見解は」
(『産経新聞』2024年4月30日)

と思ったら、準備はされてるのですね。これで少しは落ち着くとよいのですが、、何にせよ選択肢が増えるのはいいことですし、面白いと思います。需要が無ければ自然と淘汰されていくでしょうし、、なんて、こちらの警察庁さんのポストを見ながら。

個人的には、ジャンルは全く異なりますが、アイカサのように静かにしっかりと定着していくとよいなとは思っています。

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