中堅教員になって

9年目。数字だけで言えば中堅といえる年数だと思う。

最近仕事をしていて苦しいと思うことがたくさんある。
一言で言うと、

授業と校務分掌のバランスがとれなくなってきている。
初任の頃と比べ、学級経営だけ、授業のことだけを考えればいいわけではない。
当然、学校運営という視点で仕事が割り振られ、どの校務分掌でどのポジションなら力を伸ばせるのか考えながら動かないといけない。

また組む先生、学年、組織的役割の全てはその人に求められるものである。
例えば一癖も二癖もある先生と組んだのであればそれは上手く人と関わる力がある人で、学年のサポートをしてほしいということだし、
情報推進の長になったのであれば情報教育の発信を中心にやってほしいという願いが込められている。

その意図を汲んで自分の役割は何か。定められたポジションでどのように力を発揮するのか、子どもたちを成長させるのかが求められる。

いまわたしが苦しいのは、授業力(学級経営力)と、分掌遂行のバランスがとれないことだ。

どちらかをやってもいけない。でもどちらもダメになってもいけない。
これが難しい。
時間が足りない。知識が足りない。

経験を積んでるからこそ、授業を流すことはできる。しかし、本質に迫る授業を実践することは難しい。授業力も鍛えていかねば。スピード感がある仕事をしなければ。

苦しいがこの経験は必ず今後も活かせるし、成長する気がする。

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