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Leicaしか知らない。#1

はじめてのカメラ体験がLeicaであったというのは今思えば、まるで運命的な出会いのようです。

それは2023年11月、ボクが所属する「カズチャンネル」のYouTuberのカズさんの誘いで始まりました。

お仕事としてカズさんと東京に向かう機会があったのですが、カズさんの友人でもあるサンフランシスコ在住のドリキンさんが日本に帰ってきているということで一緒に行こうと誘われました。

最初は一旦丁重にお断りしました。その理由は確実に豪華な面々がその先にいて自分がいることでご迷惑になってしまうのではないかという不安からです。
「そんなことはないから」とカズさんに誘われ向かった先には、予想どおり豪華な顔ぶれが揃うLeicaの愛好家たちが集まる場所「ライカ大丸東京店」。

そこには散財家として知られるYouTuberドリキンさん、腕利きの写真家西田航さん、そして映画プロデューサーの石井朋彦さんといった、豪華な顔ぶれでLeicaをご覧になっていました。

「Leica」はさすがにカメラをそんなに知らない自分でも知っています。

「超高額なカメラ」。

その時はどこか遠い向こう側でのようなお話ぐらいに聞いてました。

そんなLeicaカメラをみなさん所有し、それぞれが独自の視点でLeicaを語る姿に、ボクはただ圧倒されるばかりでした。

カメラというものをこれまで持ったことがなかったボクにとって、みなさんの話は刺激的な音楽のように新鮮で、なによりそこで語られていたみなさん、ボクとほぼ同じぐらいの年齢のおじさんですが、少年のようにキラキラしていました。

「こんなふうに何かにワクワクして年をとりたい」。

この時、ちょうど生涯歳を重ねてもずっとできる「なにか」をずっと探していたとこでもあったので、フツフツとボクの中で何かを呼び覚まされました。
↓その時の映像

それから1ヶ月後、、気づくとLeica銀座店で初めてのカメラ、Leica M11とSummilux 35mm f/1.4レンズを購入しました。

もちろん、躊躇がないというとウソになります。決済の時にも真剣に悩みました(笑)

決済中に金額に悩むボク

このカメラを手に入れたことで、私の写真に対する旅が始まりました。

Leicaの魅力は、その歴史と技術の深さにあります。

マニュアルフォーカスによるシャープで繊細なコントロール、それに伴う写真のクオリティは、撮影する度に新しい発見があります。
確かに、起動が遅かったり、フリーズすることもありますが、これはまるで機械と対話しているようで、そのプロセス自体が今のボクにとっては魅力的です。

ボクのLeica M11

Leicaのカメラは撮影者が意識的に画を作り上げることを要求します。
その過程で、ボクは写真を通じて自己表現の深さを知ることができ、それがまた次の創造へと繋がります。そしてLeicaで撮った写真は、その強いコントラストとシックな色合いが特徴的で、見る人に深い印象を与えます。ボクの撮る写真は、日常の一コマを切り取ったものから、旅行中に見つけた風景や人々の表情まで多岐にわたりますが、どの写真もLeicaならではの重みを持っています。

ボクはこれからもLeica一筋で行くのかはわかりません。
他のカメラの知識はほとんどないのでそれを深める意欲もないことはありません。
でもLeicaがボクにとって今のところ完璧な相棒であり、これ以上のものは必要ないと感じています。

写真は、見る人の心に残るものでなければならないとボクは信じています。そして、Leicaはその理想を実現するための最高のツールなのです。

このブログを通じて、私は自分なりのLeicaを綴っていくつもりです。

それが、同じように写真を愛する人々にとって何かの参考になれば幸いです。

ボクのLeicaとの日々、その一コマ一コマを大切に、これからも撮り続けていきます。

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